金時人参の保存方法

金時人参の保存方法記事のタイトル画像

柔らかくて甘みが強く、よく見かける人参よりも赤い色が特徴の金時人参。

なかなか見かけることは少ないですが、見かけたら食べてみたいという方もきっといますよね。

特にお正月の時期などは見かけることも多いので、長く楽しむために保存方法は他の人参と同じなのか気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では

・金時人参の保存方法

・金時人参の保存期間

・金時人参の保存方法で気をつけること

について紹介していきます。

目次

人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード

人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。

ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。

金時人参の保存方法

金時人参の画像

まずは、そもそも金時人参を知らない方もいると思うので金時人参の特徴を紹介します。

・形が細め

・芯の部分まで赤い

・柔らかくて甘い

・旬は12月〜1月の冬

・日本では香川県が主の生産地

・収穫の際に根が折れたりしてしまう栽培が難しいため市場になかなか出回らない

・カロテンよりリコピンが豊富で抗酸化作用や生活習慣病の予防に期待ができる

このように金時人参は珍しいですが栄養豊富で美味しく食べられるため、ここからは保存方法を説明していきます。

冷蔵保存の場合

STEP
葉を落として水気をとる

葉がついたまま冷蔵はできないので、まずは葉を落としましょう。

次に水滴などがついている場合はキッチンペーパーなどでしっかりと水気をとらないと傷んでしまいます。

STEP
キッチンペーパーなどで1本ずつ包む

乾燥防止にキッチンペーパーなどで人参を1本ずつ包みます。

また、包むことで吸水効果があるため湿気防止にもなりますよ!

STEP
ジップロックやポリ袋など密閉できるものへ入れる

その後はまとめてジップロックやポリ袋など空気にさらされないように密閉できるものへ入れます。

STEP
冷蔵庫の野菜室で保存する

冷蔵庫の野菜室に入れて保存するのですが、何が入っているか分かるように保存した日付けと金時人参と記載しておくことをおすすめします。

冷凍保存の場合

STEP
葉を落として洗い、食べやすい大きさに切る

葉を落として、解凍後に調理する予定の料理で使う大きさに切ります。

グラッセなら輪切り、お煮しめなら飾り切りなど用途に分けて切ってください。

STEP
水気をとる

切った後は水気をキッチンペーパーなどで拭きとります。

STEP
ラップなどで1回分ずつ分ける

1回分ずつラップなどに分けておきます。(必ず分けなくても良いです)

STEP
ジップロックなどに平らになるように入れる

分けない場合はそのまま、分けた場合は包んだものを1つにまとめて平らになるようにジップロックなど密閉できるものへ入れます。

STEP
冷凍庫で保存する

冷凍庫で保存するのですが、この時にアルミトレーなどを使うと急速冷凍ができるので味が落ちないと言われていますよ!

常温保存の場合

STEP
葉を落とす

まずは葉を落とします。葉の部分も調理できるので捨てないようにしましょう。

STEP
水分がついていたらキッチンペーパーなどで拭き取る

傷まないように、水分はキッチンペーパーで拭き取っておきましょう。

STEP
新聞紙やキッチンペーパーで1本ずつ包む

新聞紙があれば新聞紙、なければキッチンペーパーなどで人参を1本ずつ包みましょう。

この際折れないように丁寧に包んでくださいね!

STEP
冷暗所で保存する

常温とはいえ冷暗所での保存をおすすめします。

床下収納が良いですが、なければ玄関の日陰になっているところでも良いですし涼しい時期はベランダの日当たりが悪い場所でも大丈夫です。

金時人参の保存期間

冷暗所などの常温保存の場合は3日程度で食べた方が良いとされている金時人参ですが、

冷蔵保存の場合は適切であれば1〜2週間は保存することができます。

冷凍保存にすれば1ヶ月程度は持ちますよ!

どの保存方法にしても葉の部分は保存には向いていません。

葉を切り落として冷蔵や冷凍をすることになりますが、葉の部分はなるべく早めに食べるようにしましょう。

根の部分はそれぞれ適切な保存方法であれば日持ちがするので色々な料理にしてみてくださいね!

金時人参の保存方法で気をつけること

湿度と乾燥に気を付ける

人参は金時人参に限らず湿気と乾燥が苦手です。

冷蔵保存の場合は特にですが冷蔵庫の冷気で乾燥が進み劣化が早くなってしまうため、しっかりとラップやキッチンペーパーで人参を守りましょう。

また、冷蔵保存と常温保存の場合は水分が保存中に出てきてしまう場合もあります。

水滴がついている場合はその都度しっかりととることをおすすめしているので、チェックしてみてくださいね!

湿気や乾燥があると人参自体の劣化も進んでしまいますし、味も落ちてしまうので注意しましょう。

常温の場合は折れないように丁寧に扱う

常温保存の場合は切らずに保存することになりますが金時人参はとても細く、なれている人が扱っても折れやすいと言われています。

折れてしまうとその部分から劣化が進んでしまうので、丁寧に扱うことを心がけましょう。

葉は必ず落とす

金時人参に限らず人参は葉がついたまま保存すると葉の部分が栄養を吸収してしまいます。

どの保存方法でも葉は必ず落として保存し、葉の部分はすぐに調理して食べましょう。

葉は保存向きではないので、ふりかけなどにする方が多いようですよ!

まとめ

甘みが強いため、生食も向いている金時人参。

しかし金時人参に含まれるカロテンという栄養素は油と相性が良く、栄養を吸収しやすいとも言われているので冷凍や冷蔵保存をしてさまざまな調理をしてみても良いかもしれませんね!

保存期間も紹介しましたが、美味しく食べるにはなるべく早めに食べたほうが食感や味が落ちません。

おすすめは3日程度なので珍しい金時人参を手に入れたら鬼閉めやグラッセなどにして楽しんでみてはいかがでしょうか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次