大根の根の部分よりも栄養が豊富と言われている葉の部分。
葉付き大根を購入した場合には、絶対に捨ててしまうのは勿体ないです!
ですが冷蔵庫で保存しようにも意外と保存できる期間が短く、使い切れずになくなく処分してしまった…という方も多いですよね。
そこで今回は、そんな栄養満点の大根の葉を無駄なくしっかり保存できるよう、大根の葉の冷凍保存方法をご紹介します。
簡単に長期に渡って保存できるようになりますので、是非実践してみてくださいね。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
大根の葉の冷凍保存方法
葉付き大根を貰った・購入した場合の冷凍保存方法をご紹介します。
葉付き大根は保存する前に全て葉の部分を切り落としてしまいましょう。
葉の部分はそのままにしておくと、根の部分の栄養や水分を吸ってしまうため根の部分の傷みが早まります。そのため購入後は直ぐに葉の部分を切り落とし、切り取った葉の部分は土や虫がついている事もあるので、しっかりと水で洗っておきます。
たっぷりと沸騰させたお湯に、塩を適量入れ水で洗った葉の部分を硬い茎の側から入れていきます。
葉先までお湯に浸かったらさっと1分程度湯がいていきます。
茹ですぎると食感が変わりせっかくの栄養素も溶けだしてしまうので、さっと茹でる程度で大丈夫です。
湯がいた葉の部分は、その後流水にとりこちらでもしっかり水で洗い冷まします。
沸騰したお湯で湯がいた事で細かく残っていた土や虫などは取り除けていると思いますが、更に流水洗う事でより確実に取り除くことができます。
流水に晒したあとは、しっかりと水気をきっておきます。
大根の葉の部分をお好みの大きさに刻み、最後に固く水気を切ったらジップロックなどの密閉できる袋に入れて袋内の空気をしっかりと抜きます。
ジップロックに平らになるように葉の部分を入れたらそのまま冷凍庫で保存をします。
使う際にはジップロックから必要な分だけ取り出しそのままお味噌汁や炒め物などに投入するだけ。
しっかり水気を切った事で、冷凍後も水っぽくならずにすみ綺麗な緑も残すことができます。
また軽く湯がくことで、大根の葉特有の苦みなども軽減する事ができるので苦みや辛味が苦手という方は気持ち長めに湯がいても大丈夫です。
大根の葉の冷凍保存方法はどれくらい持つ?
大根の葉はそのまま冷蔵保存などをした場合2日~3日程度しか保存する事ができませんが、冷凍保存をした場合は1か月程度の長期間保存する事ができます。
また湯がいて細かくカットすることで、大きく大量にあった葉も沢山保存する事ができます。
大根の根の部分(白い部分)は冷凍を行う事で繊維が壊れ、食感などが変化をしますが葉の部分はそこまでの食感の変化はなく、またしっかり水気を切って保存する事で緑の鮮やかな色味も残す事ができます。
大根の葉の冷凍保存方法で気をつけること
新鮮な採れたての大根などは特に土や小さな虫などが付着しています。
それらを確実に取り除くためにも水洗いや加熱は行ったほうがいいのですが、もう一つ大根の葉は、加熱をしてから冷凍保存を行う事で味や鮮度の持ちがよくなるという効果もあります。
これは大根の葉に含まれる酵素が影響をしているのですが、加熱を行うことで酵素の働きを抑え、鮮度が堕ちていくのをゆっくりとペースダウンさせる事ができます。
酵素は腐食の原因となるもので、酵素が活発に働いているとそれだけ食品は腐りやすくなっていきます。
冷凍保存を行う事でもこの酵素の働きをある程度抑える事はできるのですが、より長く鮮度を保ったまま大根の葉を保存したい場合は、冷凍保存の前に加熱処理を行うようにしてください。
まとめ
今回は大根の葉を冷凍保存する方法をご紹介させて頂きました。
大根の葉は、そのまま冷蔵保存をおこなってしまうと意外と傷むのが早く大量にある場合などはその保存方法に悩むことも多かったと思いますが、冷凍保存を行う事で1か月程度の長期間保存する事ができます!
また冷凍保存を行う事で味や鮮度などもあまり変わらず保存する事ができるのが嬉しいですよね。
ジップロックなどを使えば、保存を開始した日なども袋に書き込めるので、保存袋が複数個になったとしても無駄なく使い切る事が出来ます。
大根の根の部分よりも多くの栄養素を含んでいる大根の葉。
根の部分同様、汎用性が高く料理の彩りや常備菜、ふりかけやお味噌汁の具としても楽しめますよね!
加熱を行う事で小さいお子さんなどが苦手とする、葉の部分特有の辛味や苦みなども抑える事が出来るようになりますので、これまで葉の部分は捨てていたという方も、多くて使い切れなかったという方も是非、今回ご紹介した冷凍保存の方法を参考にしてみてください。