福島県の郷土料理のひとつで、お正月などによく食べられるいかにんじん。
人参とするめを甘辛く漬物にした料理なのですが、子供から大人まで大人気の定番メニューのひとつでもあります。
簡単に作れることから、全国的に普及している郷土料理のひとつですが、そんないかにんじんの保存期間や保存方法など気になる点も多いですよね。
漬物なので長く持つのか、それとも早めに食べきった方がいいのか、判断に迷う方もいると思います。
そこで今回はそんな、いかにんじんの保存方法から保存期間、更に保存する際の気を付けなければいけないことなどをまとめてみました。
ご家庭でこれから作ってみたいと思っているかたも、これまで保存方法が分からなかったという方も是非参考にされてみてください。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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いかにんじんの保存方法
元々人参は細かく切る事によって、切り口から傷みやすくなる食材のためいかにんじんを作ったあとは冷蔵庫で保存します。
いかにんじんの保存適正温度は0度~5度程度。
冷蔵庫の中でも野菜室だと温度が若干高くなるので、保存をする場合は冷蔵庫で保存を行います。
いかにんじんを冷蔵保存する場合は、密閉できるタッパーなどの容器に移し替えるか、器などに入れてからしっかりとラップで密閉させてから保存するようにしましょう。
空気や冷蔵庫内の冷気に触れると、乾燥が進んだりいかにんじんの腐敗が進みやすくなるため、しっかりと密閉しておくことが重要となってきます。
お正月の定番メニューとして有名ないかにんじん、冬に作られることが多いためそれ以外の季節の場合でも必ず冷蔵庫で保存をしましょう。
室内の気温が低くても常温での保存は衛生的な面から考えてもおススメすることは出来ません。
いかにんじんの保存期間
真空パックなどで購入したいかにんじんなどは、開封後冷蔵庫で保存することで1週間~10日程度保存することも出来ますが、自宅で手作りをした場合はそれよりも早めに食べきった方が安心です。
人参は切り口から痛みやすくなる食材のため、いかにんじんのように細切りにした人参は丸ごと1本の人参と比較しても大変傷みやすくなっています。
いかにんじんは漬物の一種のため、通常の細切りよりも若干冷蔵保存でも長持ちさせることが出来ますが、それでも5日以内には食べきるようにしましょう。
また冷蔵庫から取り出す際は、清潔な箸を使って食べきる分だけ取り出す事で雑菌の繁殖を防ぐことが出来ます。
大量に作って一度に食べきれないという場合でも、食べれる分だけ取り分けて残りはすぐに冷蔵庫で保存しておくといいです。
いかにんじんの保存方法で気をつけること
いかにんじんを冷蔵保存する時には以下のポイントを守って保存をしましょう。
常温での保存には向いていない「いかにんじん」ですが、冷蔵庫にただ入れているだけでも雑菌はゆるやかに繁殖していきます。
空気や冷気に触れる事で空気中の雑菌がつき、傷みやすくなるため冷蔵庫で保存を行う場合は必ず密閉できる容器などに移し替えてから保存を行うようにしましょう。
また器に盛った状態でラップをして冷蔵保存を行う場合でも、そのまま食卓に出すのではなく食べる分だけ取り分けるようにすることで雑菌の繁殖を抑えることが出来ます。
人参は細かく切る事でカットする前よりも傷みやすくなる食材のため、以下に雑菌の繁殖を抑えるかが鮮度を保ちながら保存をするポイントとなっています。
冷蔵保存を行った場合、5日程度しか保存することができないいかにんじんですが、実は冷凍保存を行うことで1か月程度保存をすることも可能です。
冷凍保存を行った場合は、解凍後若干食感の変化などが起こるため作りたてに近い状態で食べたい!という場合には冷蔵保存の方が向いています。
まとめ
今回は福島県の郷土料理の1つ、いかにんじんの保存方法や保存期間、更に保存を行う際の気を付けなければいけないことなどをご紹介させて頂きました。
冬やお正月の定番メニューともされるいかにんじんですが、甘辛い漬物という事で小さいお子さんでも食べやすい料理の一つですよね。
また簡単に作れることから冷蔵庫の常備菜としても置いているというご家庭も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介したように、いか人参の保存期間は冷蔵庫では4日~5日程度、冷凍保存なら1か月程度となっています。
作った時と同じような味・食感を味わいたい場合は、やはり冷凍保存よりも冷蔵保存の方が手軽に食べる事ができますので、是非今回ご紹介した「いかにんじん」の保存のポイントなどを参考にされて役立ててみてくださいね。