秋から冬にかけて旬を迎える野菜の1つ人参ですが、沢山もらったり購入した場合、全部冷蔵庫や冷凍庫などで保存するのは大変ですよね。
常温でも長く保存が出来れば、沢山手元にあっても困らないのに…という方も多いと思います。
そこで今回は人参を常温で保存する方法や保存期間、更に保存の際に気を付けなければいけないポイントなどをご紹介します。
普段からよく使う人参だからこそ、コスパも考えるとまとめて買った方がお得になる場合が多いですよね!
まとめ買いをしても廃棄せずに常温でも保存できる方法を関連記事と併せてご紹介しますので、人参を常温で保存する際の参考にされてみてくださいね。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
人参を常温で保存できる期間
人参の保存の最適温度は0度~5度と言われています。
そのため、冬の時期であれば常温でも1か月程度保存することができます。
夏場など気温が高い時期などは冷蔵庫や冷凍庫で保存するほうが長持ちしますが、寒い冬であれば常温でも十分に鮮度を保ったまま保存することが可能です。
常温でも1か月もの間保存が出来るとなると、これまで数本しかまとめ買い出来なかったというご家庭でも、一度に沢山まとめて買う事ができますね。
常温で保存する場合は居住地により保存できる時期などは変わってきますが、気温が低くなる晩秋から冬の間にかけてと覚えておくといいです。
次の項目では、実際に常温で保存する方法を関連記事と併せてご紹介します。
人参を常温で保存する方法
まずは人参の葉の部分を切り落とします。
その後全体を水洗いし、しっかりと水気をふき取ったあと1本ずつ新聞紙で包んでいき、風通しの良い冷暗所で容器などに入れて立てて保存を行います。
人参はそのままにしておくと人参自身から水分がにじみ出てくるため、その水分により傷みやすくなります。
また乾燥にも弱いため、そのまま保存してしまうとあっという間に乾燥し腐食化が進んでいきます。
そのため、常温で保存する前に一度しっかり水気をふき取ってから乾燥を防ぎながら水分を吸収するためにも1本ずつしっかりと新聞紙で包んでいきましょう!
また人参は元々は畑で縦で巣立つ野菜のため、横に寝かして保存を行うよりも立てて保存をおこなった方が新鮮さを守る事ができます。
常温で保存する場所は風通しの良い冷暗所で、ケースなどに新聞紙で包んだ人参を立てて保存するようにしましょう。
常温で保存する場合の詳しい方法はこちらの記事でもご紹介していますので、併せてご覧ください。
人参を常温で保存する際に気をつけること
人参の美味しさを保ちながら保存する最適な温度は0度~5度と言われています。
そのため、冬場以外の気温が高い時期などは常温での保存はおススメ出来ないのですが、晩秋から冬の間であれば常温でも保存が行えます。
その際は、人参自身から排出される水分をしっかり随時吸収しながら、同時に空気に直接触れて乾燥させないように新聞紙などで1本ずつ包んで保存を行いましょう。
また人参の葉の部分は購入後すぐに切り落としておきます。
葉の部分をそのままにしておくと、人参内部の水分や栄養分を葉が吸収してしまい人参の傷むスピードが速まります。
購入後はしっかりと葉の部分を全て切り落とし、水洗いを行ってから水分を拭きとり、1本ずつ新聞紙で包んでから温度が低い冷暗所で保存を行いましょう。
冬場以外の気温が暖かい時期は、冷蔵庫の野菜室・更に長く保存したい場合は冷凍庫なども活用して保存を行うようにすると無駄なく使い切ることができます。
まとめ
今回は人参を常温で保存できる期間や、保存方法、また常温で保存する場合の気を付けなければいけない点などをご紹介させて頂きました。
出来る限り土の中で育った環境と同じ状態を再現する事で、人参にかかるストレスを軽減し鮮度を保ちながら保存することができます。
今回ご紹介した方法は常温での保存方法となりますが、冷蔵庫の野菜室などで保存する場合もほぼ同じ工程を行う事で通常そのまま保存するよりも数週間長く保存することができます!
気温が高くなってきた場合は、そのまま冷蔵庫に移してあげることも出来ますね。
ちょっとした手間をかけることで、見違えるほど見た目にもわかる状態で保存ができます。
様々な料理にも使えてアレンジ自在の食材でもある人参。
まとめて購入することでコスパ的にも家計に助かることが多いですよね。
より賢く無駄なく使い切るためにも、是非今回ご紹介した方法を実践してみてください。