一年を通してスーパーで売られていることもあり、また栄養価も高いため離乳食などにも積極的に使われることの多い食材の人参ですが、最も保存に適しているのは冷蔵庫での保存と言われています。
常温や冷凍庫でも保存のきく人参ですが冷凍の場合は解凍後食感が変わったり、常温の場合は保存できる環境に制限があったりと、普通に使いたいという時に少し不便な時もありますよね。
そのてん冷蔵庫での保存なら、購入した時同様の状態で保存できます!
そこで今回は人参を冷蔵庫で保存できる期間や保存する方法を詳しくご紹介します。
関連記事と併せてご紹介しますので、是非参考にされてみてくださいね。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
人参を冷蔵庫で保存する期間
人参はカットを行い断面が増えることで傷みやすくなる野菜のひとつです。
そのため、出来る限り鮮度を保ちながら長く保存したい場合は、カットをせず丸ごと1本のまま保存することをおススメします!
丸ごと1本の状態であれば、冷蔵庫でも1か月近く保存することができ、また正しく処理を行えば購入時と差がない状態で保存できます。
調理に使いあまった分や、カット済みの人参は傷みやすくなるため保存も3日~4日程度となります。
冷蔵庫に入れていても出来る限り早めに使い切るようにしましょう。
人参を冷蔵庫で保存する方法
人参を鮮度を保ちながら出来るだけ長く保存するにはまずは購入後すぐに葉の部分を切り落とします。
その後、人参を良く水洗いししっかり水気をふき取ってから新聞紙やキッチンペーパーなどで1本ずつ包み、更にジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存を行います。
既にカットした状態の人参の場合は、水気をしっかりふき取ってからラップで包み密閉できる容器や袋などに入れて冷蔵庫で保存します。
人参を一番長持ちさせながら保存できるのは育った土の中です。
土の中にいる状態に出来るだけ近づけてあげる事で鮮度をキープできます。
まるごと1本やカットした人参のそれぞれの冷蔵庫での保存方法はこちらの記事でも詳しくご紹介していますので併せてご覧ください。
人参を冷蔵庫で保存する際に気をつけること
人参を冷蔵庫で保存する際、気を付けなければいけない事は以下のようになっています。
人参は葉の部分が残っていると、葉が栄養分や水分などを吸収し傷みやすくなるため、購入後は直ぐに葉元を切り落とします。
また人参は水気に弱く、腐食しやすくなるため水洗い後はしっかりと水分を拭きとるようにします。
更に人参は乾燥にも弱く、人参自体からも水分がにじみ出てくるため水分を拭きとったあとは一本ずつキッチンペーパーや新聞紙などで包んでいきます。
包んだあとは袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室で立てて保存することで人参にストレスを与えずに長期に渡って保存することができます。
カットした人参の場合、4日以内に使い切れないというときは冷凍庫で急速冷凍を行うと鮮度を保ちながら1か月程度保存することができます。
細かくカットを行えば解凍後の食感の変化なども分かりにくくなりますし、調理方法によっては解凍せずそのまま使うこともできますので冷蔵・冷凍など上手に組み合わせて保存方法を変えるのもいいですね。
まとめ
今回は人参を冷蔵庫で保存できる期間についてご紹介させて頂きました。
人参は水分や乾燥に弱く、また断面から傷みやすくなる食材のため長く保存をしたい場合はカットをせずに冷蔵庫で保存を行いましょう!
調理に使った余りで細かくカットしたものは冷蔵庫の他に冷凍庫でも保存ができます。
2分の1サイズなど大きめにカットしたものは冷凍すると食感の変化が大きくなりますので、その場合は冷蔵庫で保存したほうが使い勝手が良いです。
冷蔵庫で美味しさを保ちながら保存するには、葉の部分を切り落とした断面をしっかりラップなどで包み、人参1本1本をしっかりと新聞紙などで包んで水分を吸収し、乾燥からも守るようにします。
冷蔵庫で保存する際も、出来る限り人参にストレスをかけないよう立てて保存を行うようにしましょう。
購入した時のまま保存をすると、あっという間に傷み変色などしてしまう人参ですが、ちょっとした一手間で驚くほど保存期間を延ばすことができます!
沢山一度に購入しても使い切れない…という場合でも使用用途別に冷蔵保存や冷凍保存を併用して行うことでよりコスパ良く保存できますので、是非今回ご紹介した冷蔵保存方法も試してみてくださいね。