人参の保存方法に適した温度

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一年を通して手に入れることができ、栄養も豊富に含まれている人参。

和食から洋食まで調理のレパートリーも多い事から購入する機会も多い食材のひとつですよね。

人参は秋から冬にかけて最盛期を迎える野菜ですが、適切な温度で保存を行うことでそのまま保存を行うよりも圧倒的に長持ちをさせることが出来ます。

そこで今回は人参の保存方法に適した温度をまとめてご紹介します。

常温・冷蔵・冷凍保存それぞれの適した温度や保存期間などまとめてご紹介しますので、是非参考にされてみてくださいね。

目次

人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード

人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。

ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。

人参の保存方法に適した温度

人参は常温でも冷蔵・冷凍でも保存ができる食材のため、それぞれ適した保存方法や保存の適正温度をご紹介します。

常温保存

人参を常温で保存する場合に適した温度は0度~5度です。

冬場など寒い時期などには、常温でもしっかり適切に処理を行えば鮮度を保ったまま保存することができます。

人参を常温で保存する場合には、葉の部分を切り落としてから全体を乾燥させないために新聞紙などで包み冷暗所で立てて保存を行います。

人参を常温で保存するための詳しい方法はこちらの記事でご紹介していますので、併せてご覧ください。

冷蔵庫保存

冷蔵庫の野菜室の温度は約3度~8度に設定されているため、人参を保存する場合は冷蔵庫の野菜室が最も適しています。

人参の最適な保存温度は先ほどご紹介したように0度~5度。

そのため、冬場であれば常温でも保存が効きますが一年を通して鮮度を保ちながら最適な保存を行えるのが冷蔵庫の野菜室での保存です。

野菜室は冷蔵庫の中でも温度が少し高めに保たれており、冷蔵室よりも湿度もやや高く設定されているため野菜の保存に特化しています。

人参を冷蔵庫の野菜室で保存する場合は、人参の葉元を切り落としたあと、しっかりと水分を拭きとってからキッチンペーパーや新聞紙などで包み、更にジップロックなどに入れて保存をすることで長持ちさせることができます。

またカットした人参や千切りにした人参などは、丸々一本の人参と比較しても傷みやすくなるため、水分をしっかりと切ったあと直接空気や冷気に触れないようにジップロックなどに入れて保存を行います。

人参を冷蔵庫で保存する方法はこちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてくださいね。

冷凍保存

人参を冷凍庫で保存する場合、理想は業務用冷凍庫など-30度程度で急速冷凍を行うことです。

ですが、一般用の冷凍庫ではそこまで温度は低くありませんよね。

そこで、人参を冷凍庫で保存する場合は出来る限り急速冷凍を行えるように、人参を細かくカットし極力重ならないように冷凍用フリーザーバックなどに入れて、アルミトレーに乗せてから冷凍庫へいれてみましょう。

熱伝導率がいいアルミトレーに乗せることで、通常よりも早く冷凍を行うことができます。

急速冷凍を行うことで、解凍した際に食感の変化も最小限に抑えることができます。

アルミトレーがない場合は、アルミホイルの上に乗せても大丈夫です。

人参以外の食材を冷凍する場合にも、同じくアルミトレーに乗せることで急速冷凍と同様の効果を得られることができますので、一枚冷凍用に購入しておくのも便利ですね。

人参の冷凍保存に関してはこちらの記事でもご紹介しています。

それぞれの保存方法はどれくらい持つ?

人参の画像

常温・冷蔵・冷凍で人参を保存した場合、常温では約1か月程度、冷蔵庫では丸々1本の場合は3週間程度、カットした人参は3日~4日程度、冷凍保存では約1か月程度保存することができます。

人参は冬場など気温が低い季節に限り、適切な状態で管理を行えば常温でも1か月程度保存することができます。

また丸々1本の状態で冷蔵保存する場合は、最大で3週間程度保存することができますが、一度カットした人参や千切りなどにした人参は3日~4日程度しか保存がききません。

人参は、カットすることにより断面から傷みやすくなってくるため、カットしたものや千切りなどで余ったものは、すぐに使わない場合は冷凍保存を行うと便利です。

冷凍保存の場合、カットした状態の人参でも約1か月程度保存することができます。

出来る限り解凍後の食感の変化を抑えるためにも、冷凍をする場合は細かく切った状態の人参で保存を行うといいです。

まとめ

今回は人参の保存方法別の適切な温度についてご紹介させて頂きました。

人参を最も美味しく保てる温度は0度~5度程度で、通年を通して冷蔵庫の野菜室で保存を行うと美味しさをキープすることができます。

ただし、野菜室で保存を行う場合でも人参の水分をしっかりふき取り乾燥をさせないようにするなど、一手間はかけた方が長持ちします。

冬場など気温が低い時期などでは、常温でも保存が効く食材ですが、その場合もしっかり新聞紙などで包み冷暗所で保存するなどしたほうが鮮度を保つことができます。

冷凍保存では、細かくカットした人参でも1か月程度保存を行えますが、解凍後は若干の食感の変化などがどうしてもおこるため、変化を感じにくい炒め物や煮物など加熱処理を行うレシピで使うと、無駄なく使い切ることができます。

色々な保存方法で保存できる人参。これまで使い切れずに捨ててしまっていた…!という場合でも

今回ご紹介した保存方法を参考にすれば美味しさ・鮮度を保ったまま沢山保存を行うこともできますので、是非実践してみてください。

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