人参を乾燥させることでうま味も甘みも増し、人参が苦手…という方でも美味しく食べれるとして近年注目を集めている乾燥人参。
完全に乾かしたドライ状態の乾燥人参は、作るまでに時間を擁しますが、その分これまで人参が食べられなかったという方でも食べれるようになったり、保存期間が延びたり、また今まで以上に調理の幅が広がったりと使い勝手がいい事からおススメの保存方法のひとつでもあります!
ですが、乾燥人参を作ってみたはいいもののどうやって保存をすればいいのか分からないという方もいますよね。
そこで今回は乾燥人参の保存方法から保存期間、また保存方法で気を付けなければならない事をまとめてご紹介します!
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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乾燥(干し)人参の保存方法
乾燥人参は人参をよく水で洗ったあとしっかり水気をふき取り、乱切り・細切り・輪切りなどその後使いやすい形にカットしてから、日当たりのいい風通しの良い場所で完全に水気を飛ばすため2日~4日ほど乾燥させることで作る事ができます。
こちらではそんな乾燥人参を保存する方法をご紹介します。
常温保存
保存する容器はガラス瓶などがおススメで、使用する前に煮沸消毒しておくと雑菌なども繁殖しにくくなるので、乾燥人参を入れる前に一旦煮沸消毒を行っておきましょう。
常温で保存する場合は、出来れば夏などの暑い季節以外の方が安心して保存することができます。
また保存瓶に入れた状態で冷蔵庫で保存することもできます。
冷蔵保存
乾燥人参を作るさいに、輪切りや乱切り細切りなど色々な切り方で作った場合、それぞれの切り方別に保存袋に入れておくと使う時にも便利なので、切り方別に冷蔵庫で保存することをおススメします。
また常温でご紹介した保存瓶に入れて冷蔵庫で保存することもできます。
冷凍保存
乾燥人参は冷凍保存を行うことも出来ます。
完全にドライ状態にした乾燥人参は、使う際は水で戻してから使うのが一般的ですが、乾燥人参は皮のまま食べれるため皮をむいて使う通常の調理に比べて効果的に栄養を摂取することができます!
また完全に乾かしてから調理に利用するため、皮付きでも違和感なく食べられ甘みも増すので人参嫌いのお子さんなどでもおやつ感覚で食べる事ができます。
冷凍保存を行う場合は、乾燥人参が一か所に集まって厚みをもたないように出来るだけ平らにして保存するようにしましょう。
乾燥(干し)人参の保存期間
長く保存したい場合は、フリーザーバックなどに入れて冷凍庫で保存すると約1カ月物調理保存が可能な乾燥人参。
乾燥人参はそのまま炒め物などにも使う事ができ、また栄養価も甘みも増しているため、より調理の幅が広がりますよね。
これまで砂糖などで味付けをしていたものでも、乾燥人参を使う事でそれまで以上の甘みを引き出すことが出来るので体にも優しい料理が作れます。
乾燥(干し)人参の保存方法で気をつけること
半乾き状態では完全に乾かした状態に比べて保存期間が短くなります。
完全に人参を乾かすには、日当たりがよく風通しの良い場所で2日~4日程度干しておく作業が必要となります。
また万遍なく乾かすために、裏表を返すなどするようにしてください。
1日程度乾かした状態ではセミドライ状態となっているため、冷蔵庫で保存する場合はドライの半分程度の期間しか保存できません。
完全に乾かした乾燥人参であれば、常温・冷蔵・冷凍どの保存方法でも通常の人参に比べて長持ちさせることができますが、常温の場合夏場など気温が高い時はドライ状態でも保存状態が心配な場合があるため、夏場の暑い季節などには冷蔵保存や冷凍保存を行ったほうが安心してその後食べる事ができます。
まとめ
今回は乾燥人参の保存方法についてご紹介させて頂きました。
人参を乾燥させることでうま味も増し、甘さも際立つようになる乾燥人参。
人参は皮と身の間に一番栄養があるため、乾燥させることでそれらも効率よく摂取できるのは嬉しいですよね!
乾燥人参の保存は完全に乾かしたドライと、半乾きにしたセミドライで保存期間が変わりますがどちらも冷蔵・冷凍と保存することができます。
乾燥させることで美味しさも増し、栄養価も高まる乾燥人参。保存食としても日常の料理のレパートリーとしても使う事が出来ますので、是非チャレンジしてみてくださいね。