鍋料理の薬味や、赤ちゃんの離乳食としても利用できる人参のすりおろし。
毎回すり下ろすのは手間も掛かりますし、保存が出来たらより料理の幅も広がるのにな…なんて思う方も多いですよね。
鍋物の薬味以外にも、お肉料理の付け合わせや魚料理と、色々な食材に実は合うすりおろした人参ですが、困るのはその保存方法。
水分が多く含まれることから、みるからに長持ちはしなさそうと思いませんか?
実はすりおろした人参も冷凍保存を上手く活用することで1週間以上の保存ができるようになります。
今回はすりおろした人参の保存方法から保存期間、更に保存をする際に気を付けなければいけないことをご紹介します。
是非最後までご覧ください。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
すりおろした人参の保存方法
すりおろした人参は冷凍保存に適しています。今回はすりおろした人参の冷凍保存方法をご紹介していきます。
人参をすりおろしたら水気を切ります。
水気を切ったすりおろし人参はジップロックに入れ、出来る限り平らにしていきます。
平らにしたら、あとから割りやすくなるように菜箸などで跡をつけそのまま冷凍庫で保存します。
これ以外にも一食分ずつラップで包み、ジップロックにいれる方法や、少量ずつ凍らせたい場合は製氷皿を使っても冷凍することができます。
製氷皿で凍らせる時は、蓋つきの物を選ぶなどし、すりおろした人参に直接冷凍庫内の冷気が当らないようにするといいです。
冷凍庫で保存したすりおろし人参を使う時はそのまま温めても使えますし、前日に冷蔵庫にうつして自然解凍をすることもできます。
またすりおろした人参を当日中に使い切る場合は、水気を軽くきりラップに包んで冷蔵庫で保存することも可能です。
当日には使い切れないという場合は、冷凍保存を行うようにしましょう。
すりおろした人参の保存期間
すりおろした人参は水気が多く、雑菌なども繁殖しやすくなっているため、通常の人参よりも傷みやすく冷蔵庫では当日中に使い切るのが目安です。
冷凍保存にした場合は、冷蔵保存よりも長めに保存することが出来ますが、それでも1週間~2週間程度を目安に使い切ったほうが安心して食べる事が出来ます!
人参は元々水気や乾燥に弱い食材のため、すりおろしてから冷凍保存する場合は、しっかりと水気をきっておくと鮮度を保ったまま保存することができます。
すりおろした人参の保存方法で気をつけること
カットした人参や1本丸々の人参と違い、すりおろす事で傷みやすくなる人参。
当日中に食べきれるのであれば、軽く水気をきってからサランラップなどでしっかり包んで冷蔵庫で保存することができます。
ですが、水分が多い事から雑菌も繁殖しやすくなっているため、常温で置いておくことや冷蔵庫で数日保存はしないようにしましょう。
また今回保存方法としてご紹介した冷凍保存をする場合でも、乾燥させないようにジップロックの封や製氷皿の蓋などはしっかりと閉めておくようにしましょう。
冷凍庫で保存した場合、冷蔵保存よりも長く保存することが出来ますが、冷凍庫内の冷気や空気に触れる事で冷凍焼けを起こしたり、すりおろした人参の品質が劣化していきます。
せっかくすりおろしても、食べられなくなってしまったり、すりおろした人参の風味がきえてしまうと勿体ないですよね。
冷凍保存を行う場合は、乾燥対策に気をつけて保存するようにしてください。
小さい子供に食べさせる場合などは、ジップロックよりも1つが小さく作れる製氷皿で保存し冷凍するのが取り出しやすくおススメとなっています。
使う時には他の食材と一緒に温めたり、そのまま電子レンジで加熱する事で安全に食べる事ができます。
まとめ
今回はすりおろした人参の保存方法についてご紹介させて頂きました。
また解凍する際は、冷蔵庫で自然解凍や鍋物などには凍ったまま投入して大丈夫です。
電子レンジで少しずつ加熱をしても構いません。
人参のすりおろしは栄養価も高く、また色々な料理にも使えますし、オレンジの綺麗な色が料理を引き立ててくれますよね!
ですが、すりおろす事によって傷むスピードは早くなるため、保存を行う際は今回ご紹介したように水分をきりしっかりと蓋や封をしてから保存をおこなうようにしてください。
1年を通して比較的安価な値段で購入することができる人参。カットする以外にもすりおろして使えるのも嬉しい食材ですよね!
毎回すりおろすのは大変…という方は、是非今回ご紹介した方法ですりおろし人参を保存して見てください。