色々な料理に使用することができる上に、メイン料理にも副菜としてもレシピが豊富な人参。
栄養価も高いことから、積極的に摂取していきたい代表的な野菜の1つですよね。
ただ、袋で購入した場合そのまま冷蔵庫で保存を行うとあっという間に傷んでしまった…という経験はありませんか?
スーパーの特売や詰め合わせし放題などでも、沢山欲しいけど保存があまりきかないからな…とやめてしまっている方もいると思います。
そこで今回は人参を茹でて保存する方法をご紹介します!
ちょっとした工夫をすることで長期保存ができるようになりますので、是非最後までごらんください。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
茹でた人参の保存方法
茹でた人参を保存する方法を、冷蔵・冷凍保存それぞれご紹介します。
冷蔵
人参は皮を剥いたら調理しやすい形にカットし、水を入れた鍋に入れ茹でます。
沸騰してから人参を入れるのではなく、水から茹でていきます。
芯が残る程度のかたさにゆでていきます。
茹で上がったらザルにとり、粗熱を取ったら人参の水分をしっかりとふき取っていきます。
人参は水気に弱い食材のため、拭き残しがないようキッチンペーパーなどを使ってしっかりと水分とっていきます。
水分をしっかりとふき取ったら、ジップロックやタッパーなどの密閉できる袋や容器に入れて冷蔵庫で保存します。
冷凍
冷凍で保存を行う場合も、冷蔵保存のステップ①~③までは同じです。
粗熱をとり、水分をしっかりとふき取ったら冷凍用のフリーザーバックなどに、出来るだけ人参が重ならないように入れていきます。
フリーザーバックに入れた人参は、アルミトレーなどに載せてそのまま冷凍庫で保存します。
アルミトレーに載せることで急速冷凍することができ、より鮮度を保ったまま冷凍保存することが可能です。
茹でた人参の保存期間
通常茹で上がった人参などはそのままだとあまり長持ちさせることはできませんが、しっかり水分をふき取ってから保存することで冷蔵でも1週間程度保存することができます。
冷凍で保存する場合も、アルミトレーに載せて急速冷凍と同じ状態にすることで、より鮮度をキープすることができます。
茹でた人参の保存方法で気をつけること
人参は水分に弱い野菜のため、茹でたあと軽めに水分をとった状態で保存してしまうと、あまり長く保存することは出来ません。
そのため、茹で終わった粗熱がとれたあとは、しっかりと水分をふき取ってから冷蔵・冷凍保存を行うようにしましょう。
また保存を行う際にはしっかりと蓋や封を密閉させることも長持ちさせるポイントです。
水分にも弱い人参ですが、同じくらい乾燥にも弱いです。
冷蔵庫や冷凍庫などは空気が出入りしたり冷気が循環するため、どうしても乾燥しやすくなります。
密閉が上手く出来ていないと、乾燥から冷凍焼けや萎びたりといった状態になりやすいため、保存を行う際はしっかりと密閉させ空気や冷気に触れさせないようにしましょう。
一度冷凍をおこなった人参は、その後調理に使う際、解凍してしまうとブヨブヨになってしまうため、凍ったまま調理に使った方が美味しく食べる事ができます。
まとめ
今回は茹でた人参を保存する方法を、冷蔵・冷凍それぞれご紹介させて頂きました。
茹でた人参を冷凍・冷蔵で保存する場合のポイントは
となっています。
人参を解凍後などは、凍った状態のまま汁物や鍋物、煮込み系の料理などに使う事で食感の変化などを抑えることができます。
冷蔵庫などでゆっくり時間をかけて解凍してしまうと、水分がでて食感が変化し美味しさも損なわれてしまうので、冷凍保存をおこなった場合は解凍せずに使うようにしてください。
様々な大きさや形に切る事で、保存後色々な料理に使える人参。
保存期間の差なども考えて、すぐに使い切れそうなものは冷蔵庫、それ以外は冷凍庫で保存しておくと、沢山人参があっても効率よく使い切ることができそうですよね!
煮物・漬物・炒め物・鍋・汁物とどんな料理にも対応することができる万能食材の人参。
冷蔵保存でも1週間、冷凍保存なら1か月もの保存が可能となっています。
是非今回ご紹介した方法を試して頂き、最後まで無駄なく使い切ってください。