購入したままの状態で冷蔵庫や常温で置いておくと、あっという間に傷んでしまう人参。
良く使う食材だからこそ、出来れば一度に沢山購入して保存出来たらコスパの面でも助かりますよね!
傷みやすい人参のため、一袋以上まとめて買えない…と諦めていた方も多いと思うのですが、実はちょっとした手間をかけるだけで、そのまま保存するよりも遥かに長い期間保存することができるようになります!
今回は、袋を使った人参の保存方法や保存期間、更に保存の際に気を付けなければいけないことをまとめました。
いつも人参の保存方法で迷っていたという方は是非参考にされてみてください。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
袋を使った人参の保存方法
袋を使って人参を長持ちさせる保存方法をご紹介します。
葉付きの人参を購入した場合や、葉が既に処理をされている場合でも人参の上部5mm程度を切り落とします。
人参は葉がついている状態のまま保存をしてしまうと、葉が根の部分の栄養などを吸収し、人参の傷むスピードが早まります。
全体が萎びたり、ぶよぶよとするので、購入後はすぐに切り落とすようにしましょう。
切り落とした葉の部分はキッチンペーパーなどに包み冷蔵庫で保存しておくことでこちらも調理に使うことができます。
葉の部分を切りおとした人参は、しっかりと水洗いをし、水気を良く切ります。
水気を切った人参は、さらにキッチンペーパーなどで水分を十分にふき取るようにしましょう。
人参は水分にさらされる事に弱く、購入後袋のまま保存しておくと袋内の湿気により人参が傷みます。
それを防ぐためにも、購入後はすぐに袋から出し、水洗いをしたあとしっかりと水分をふき取ってください。
水分をしっかりふき取った人参はキッチンペーパーや新聞紙などで1本ずつ包んでいきます。
キッチンペーパーや新聞紙で包んだ人参は袋に入れ、袋の口をしっかり縛り、冷蔵庫で立てて保存します。
袋を使った人参の保存期間
通常何も手を加えず冷蔵保存を行った場合は1週間程度で見た目にも変化がでてくるので、一手間加えるだけでかなり長持ちすることがわかると思います。
人参を鮮度を保って保存するコツは、畑の中と同じような環境で保存すること。
冷蔵庫の中に立てて保存を推奨するのも、元々人参が畑の中で縦に育つ野菜だからです。
横に寝かせて保存するよりも、人参へストレスがかかりにくくなるため、より鮮度を保ちたい場合は、ケースやカットした牛乳パックなどに入れて立てて冷蔵庫にいれるといいです。
袋を使った人参の保存方法で気をつけること
購入時袋に入っている状態の人参でも、そのまま冷蔵庫にいれると長持ちしませんよね?
その原因は人参から出る水分によって湿気てしまい傷んでしまうからです。
人参は湿気にも乾燥にも弱い食材のため、袋に入れて保存する場合でも必ずキッチンペーパーや新聞紙などでしっかり1本ずつ包んでから袋に入れて保存しましょう。
また袋に入れたあとも、冷蔵庫内の冷気があたることによって乾燥してしまうため、袋の口はしっかりと縛って冷気や空気が直接当らないようにしたほうが長持ちさせることができます。
数日冷蔵庫にて保存をしていると、人参からでた水分でキッチンペーパーや新聞紙が濡れてきます。
その場合は新しいものに取り替えるなどして、人参を濡らしたまま保存しないようにしていきましょう!
まとめ
今回は人参を袋を使って保存する方法をご紹介しました。
しっかりと袋に入れておけばわざわざキッチンペーパーなどに包まなくてもいけるのでは?と思うかもしれませんが、保存をしていると人参からは想像以上に水分が出てきます。
人参自体から出た水分により傷んでしまうことを防ぐためにも、必ず袋に入れるまえに
という行程を行ってください。
ちょっとした工夫をするだけで、これまでよりも遥かに長い間新鮮さを保ちながら保存することができる人参。
3週間も保存が出来たら、一度にまとめて買うこともできますよね!
様々なアレンジレシピにも応用がきき、栄養豊富な人参は積極的に摂取していきたい食材ですよね。
少しでも節約したい、コスパ良く食材を使い切りたいという方は、是非今回ご紹介した方法で人参の保存を行ってみてください。