通常冷蔵庫や冷凍庫などで、数週間~1か月程度保存ができる大根ですが、実は冷蔵庫でも4か月程度保存することができるのはご存じでしょうか?
冷蔵庫で保存した場合、2週間程度しか鮮度を保つことの出来ない大根ですが、なんとこの方法を実践すると4か月もの間、鮮度を保ったまま保存することができます。
今回はその保存方法と、4か月もの間保存できる理由、さらに賛否両論を巻き起こしている内容をご紹介していきたいと思います。
是非、大根を長期で保存したい方は参考にされてみてくださいね。
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大根を4ヶ月保存する方法
大根を4か月保存する方法をご紹介します。
大根に葉の部分がついている場合は、葉の部分は全て切り落としておきます。
葉の部分が残っていると、大根の根の部分の栄養や水分を吸収してしまうため、購入後はすぐに切り落としてしまいましょう。
切り落とした葉の部分は、キッチンペーパーなどに包みそのまま冷蔵庫で保存します。
葉の部分を切り落としたら、大根の根の部分も上と下それぞれ1cm程度切り落とします。
葉の部分・根の部分の上下を切り落とした大根は、皮の部分を「厚めに」剥いていきます。
皮を厚めに剥くのが、大根を長期保存するためのポイントとなるので、しっかりと剥いていきましょう。
皮を剥いた大根はジップロックやスーパーの袋に入れて、空気を出来る限り抜いてから口を軽めに閉じて冷蔵庫に保存します。
たったこれだけの手順で本当に4か月も持つの?と疑問に思う方も多いとは思います。
実際に試した方の口コミでは、1か月後はまだまだしっかりと瑞々しさが残っていたとの事。
通常冷蔵庫で1か月保存した場合は、水分が抜けてしなびてしまうことが多いので、それだけでも随分長持ちしていると言えますね。
保存期間中に固くなってしまった部分や変色した部分があれば、そこを切り落として再び冷蔵庫で保存する事ができます。
なぜ大根を4ヶ月も保存できるのか
科学的な根拠はまだ実証されていませんが、一部の有識者によると、皮を剥くことによって大根の成長や代謝が止まり、変化を感じにくくなっているのではないかと言われています。
また土が付着した皮を全部剥きとることで、雑菌が繁殖しない為カビが発生せず腐敗を遅らせているのでは?とも言われています。
皮をむいた方が長持ちをするとは意外ですよね。
大根を4カ月もの間、冷蔵庫で保存できるポイントは以下のようになっています。
・固くなったり変色した部分は切り落とす
いきなり4か月保存して食べる事は不安があると思いますので、まずは1か月程度から様子を見ながら食べきれるといいですね!
大根を4ヶ月保存する方法は賛否両論ある
これまで皮を剥くことによって水分などが抜けやすくなったり、傷むのが早いと思われていた面もあり、逆説となるこの保存方法に否定的な意見もあります。
ですが、実際にジップロックに皮を剥いた大根を入れ、冷蔵庫で1か月保存した際に、まだしっかりと水分が残っておりシャキシャキ感もあった。
内部にも水分が残っており「ス」も入ることがなかったとの事なので、確かに長持ちをさせることは間違いありません。
ともあれ、早めに食べるに越したことはないので、4か月を待つことなく食べきってしまったほうが衛生面でも良さそうですね!
まとめ
今回は大根を4か月保存する方法をご紹介させて頂きました。
大根農家のかたが行っている保存という事で、通常の保存方法よりも確かに長持ちをする方法となっています。
通常は数週間しか冷蔵庫では保存がきかない大根がなぜ4カ月もの間、鮮度を保ったまま保存できるのか、科学的に立証されていませんが、大根の皮の部分は元々土に触れていた部分のため、目には見えなくても土の微生物や雑菌などが付着していることが考えられます。
その他の食材でも腐敗が進む原因は空気中の雑菌に触れることが原因となっているため、それまで土や空気に触れていた大根の皮の部分をしっかり剥きとることで、腐敗やカビの原因となるものから守られているからとも言えますね。
ですが、やはり4か月という長い間保存をし続ければ当然劣化もしやすくなっているので、調理に使う際はしっかりと大根に異変がないかなど確認を行ってから使うようにしましょう!
もしも一部分が傷んでいる程度ならその部分を切り落とす事で使えますが、内部に「ス」が入っている、匂いがおかしい、ねばつきがある、黒いカビがはえているといった状態の場合は安全のため、食べないようにしてください。