保存方法によって、長く保存することができる大根ですが、実はレシピによっても長期保存が可能になります!
これまでご紹介してきた大根の保存方法は、主に調理前の大根がメインでしたが今回は調理のご紹介。
調理方法によってはそのままの大根よりも遥かに長持ちさせることができます。
そこで今回は大根を長期保存できるレシピをご紹介!
作り方から保存期限までご紹介させて頂きますので、是非作り置きとしても参考にしてみてください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
大根を長期保存できるレシピ
大根を長期保存できるレシピを作り方とご一緒にご紹介します。
豚バラ大根
材料
・大根:500g(2分の1本)
・豚バラ肉:200g
・サラダ油:大さじ1
★ショウガ:20g
★砂糖:大さじ1
★酒:大さじ2
★みりん:大さじ2
★醤油:大さじ2
★水:500cc
作り方
豚バラ大根を作るために、大根はいちょう切りにカットしていきます。
大根のカットが終わったら、フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、大根の両面に少し焼き色がつく程度まで炒めていきます。
大根を炒めたら豚バラと千切りにしたショウガを入れて、豚バラ肉に火が通るまで炒めていきます。
豚バラ肉に火が通ったら★印の調味料を全て入れ、落し蓋をしてから大根と豚バラを15分程度、弱火〜中火で煮ていきます。
煮立ったらアクを取り除き大根が柔らかくなるまで目安に煮込んでいきます。
大根が柔らかくなったら強火にし煮汁を煮詰めていき、汁気が減ったら完成です。
大根の佃煮(10人分)※長期保存がきくので多めに作ります
材料
・大根:2㎏
・塩:50g
★ショウガ:3~4かけ
★梅干し:3~4個
★三温糖:250g
★醤油:250cc
★酢:200cc
作り方
大根の皮は厚めに剥くことで柔らかくなるので、厚めに皮を剥いていちょう切りにしていきます。
いちょう切りにした大根に塩を全体に行きわたるようにまぶして、一晩寝かせます。
一晩経ったら大きめの鍋に★印の材料を全て入れて煮立たせます。
一晩寝かせた大根は、水分をしっかりと切り鍋の中に入れ6分程度煮立たせます。
大根と煮汁が煮立ったら、ボウルの上にザルを置き、そこに鍋の中身を注ぎ煮汁と具材をわけます。
具材と煮汁を分けたら汁を再び鍋に戻し、半分程度の量になるまで煮詰めていきます。
煮汁に全体的にとろみがついてきたらOKです。
煮詰めた煮汁の中に具材を入れ全体に煮汁が行きわたるようにかき混ぜ、火を止めて1時間程度なじませていきます。
粗熱がしっかりと取れたら、具材と煮汁は別々の密閉容器にいれ冷蔵庫で保存します。
煮汁は煮魚などの味付けなどにも使う事ができます。
大根を長期保存できるレシピはどれくらい持つ?
豚バラ大根は冷蔵庫では5日程度しか保存できませんが、しっかりと密閉できるジップロックなどに入れて中の空気をしっかり抜いてから冷凍保存することで2週間~3週間程度保存することができます。
大根の佃煮はしっかりと煮詰めて密閉できる容器に入れることで最長では1年物間保存することができます。
ですが1年もの間保存を行っていると出来た当初とは当然味も劣化しますし、何より食べることに少々不安が出てくるとは思うので、半年から1年以内に食べきるようにしましょう。
分けて保存した汁はあまり日持ちがしませんので早めに使い切る事をおすすめします。
まとめ
今回は大根を長期保存できるレシピをご紹介させて頂きました。
大根は冷凍を行う事で調理済の場合でも1か月近く保存ができる食材となっているため、煮物や炒めものといった、食感が柔らかくなっても違和感を感じないものに関しては冷凍保存を行うと長期に渡って保存することができます!
佃煮は大根に限らず長期保存を可能にするレシピですが、1年近く保存できるのは驚異的ですよね!
作った日付を忘れてしまわないよう、保存容器などに作った日付を記入しておけばより安心して食べられると思います。
ただし数か月以上保存する場合は、食べる前に見た目や臭いの変化などが起きていないか必ず確認するようにしてから食べるようにしてください。
大根を沢山貰った、すぐには使い切れない…といった場合にとっても助かる長期保存レシピ。
是非こちらの記事を参考にして頂いてチャレンジしてみてくださいね。