寒い時期などに食べると一層美味しいおでんですが、中でも大根は長年不動の人気を誇る定番の具材でもありますよね。
家族みんなで食べても、1人暮らしで食べても美味しく食べれるおでんですが、一度に沢山作って余ってしまったという場合や、多めに作って保存したいということもありますよね。
そこで今回は、おでんの大根を保存する方法をご紹介します。
おでんの大根を冷蔵・冷凍で保存するにはどんなことに気を付ければいいのかや、保存期間などもご紹介致しますので、是非参考にしてください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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おでん大根の冷蔵と冷凍の保存方法
おでん大根の冷蔵保存方法と冷凍保存方法法をそれぞれご紹介します。
冷蔵の保存方法
まずはおでんの汁を密閉できる容器などにいれて蓋をしてから冷蔵庫で保存します。
大根はジップロックやタッパーなど密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存します。
大根以外の具材も、汁とは別々に保存することで日持ちさせることが出来ます。
冷凍の保存方法
それでもどうしても保存を行いたい場合は、冷蔵保存と同じく汁と大根を別々に保存を行います。
大根は冷凍用のジップロックなどに重ならないようにいれ、出来る限り中の空気を抜いて、粗熱がしっかりと取れてから冷凍庫に入れます。
おでんの汁も密閉できる容器などに入れ、冷凍庫で保存を行います。
おでん大根の冷蔵と冷凍の保存期間
おでん大根を冷蔵・冷凍保存した場合の保存期間をご紹介します。
冷蔵の保存期間
一度調理したおでんは、実は冷蔵庫に入れてもあまり長持ちさせることができません。
ですが、1日に1度火入れを行うことで更に数日間は保存できるようになるので、2日~3日以内で食べきれない場合は火入れを行ってから保存を行うようにしましょう。
冷凍の保存期間
おでんの大根は冷凍を行えば行う程食感が崩れ、おでん特有の味が沁みて柔らかい食感が失われていきます。
そのため、どうしても冷凍庫で保存したい場合は1週間程度を目安に食べきった方が良いです。
保存方法は、輪切りにした大根の皮を剥いて、下茹でを行い粗熱が取れたらジップロックなどの密閉出来る袋に入れて冷凍保存を行うだけです。
おでんとして一度煮込んでしまう事で、冷凍を行うと繊維感が増して食感が悪くなり美味しく食べる事が出来なくなってしまいますが、煮込む前の状態であれば、むしろ解凍後には繊維が破壊され味がしみ込みやすくなるというメリットがあります。
おでん大根の冷蔵と冷凍の保存方法で気をつけること
おでんを汁ごと冷蔵保存する場合は、2日程度しか保存することができない上に、味が濃くなりすぎて保存前の味とは変わってしまいます。
そのため、冷蔵・冷凍に限らずおでんを保存する前には必ず汁と具材を分けて保存するようにしましょう。
また一度調理を行ったおでんの大根は、その後冷凍には不向きとなっていますが、おでんとして煮込む前の状態の大根であれば1か月程度冷凍保存を行うことができます。
おでんとして大根を使用する場合は、まず下準備の段階で食べきれる量の大根をおでんに使い、残った大根は冷凍保存しておけば無駄なく使い切ることができます。
冷凍を行ったおでんは解凍する際、汁と一緒に鍋に入れ弱火でじっくり解凍を行うと美味しくたべることができます。
その他にも電子レンジで汁と一緒に加熱を行い、その後鍋に移し入れて弱火で煮込んで食べても美味しく食べる事ができます。
まとめ
今回は冬の定番料理でもある、おでんの大根の保存方法についてご紹介させて頂きました。
おでんとして煮込む前の大根は、冷凍を行う事で繊維が壊れ、解凍後は味沁みがよくなったり食感が柔らかくなります。
そのため、おでんを作る際には、冷凍保存用と食べきれる分だけの大根に分けて保存を行うと、次回作った際にも無駄なく使用することができますよね。
大根以外の具材も汁と分けて、密閉できる袋や容器に入れる事で数日間保存を行う事が可能です。
おでんの大根は冷凍保存には不向きな食材と言えますが、少しの工夫で大根を長持ちさせることが出来ますので、是非今回ご紹介した方法を参考に美味しいおでんを作ってください。