スーパーなどでよく見かける青首大根とは違い、全身が丸くなっている丸大根。
元々は京都で栽培されていた聖護院大根を丸大根と呼んでいましたが、現在は日本各地で栽培されていますね!
そんな丸大根、保存方法や保存期間は青首大根と変わらないのでしょうか?
形も大根というよりはカブに近いような形なので、保存方法も変わってくるのか気になる所ですよね。
そこで今回は、丸大根の特徴から保存方法や保存期限、更に丸大根を保存する際に気を付けなければいけない事をご紹介します!
丸大根をこれから購入される予定の方や、青首大根との違いなど気になった方は是非最後までご覧ください。
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丸大根の特徴
更に煮崩れしにくいため、煮物などに最適となっていますが、青首大根よりも更に水分が多いため、大根おろしには向いていません。
元々は京都で発祥した丸大根。
聖護院大根とも呼ばれる大根の一種ですが、最近では全国的に普及し関東などでも手に入れる機会が増えてきました。
丸大根の保存方法
丸大根を保存する方法をご紹介します。
丸大根に葉の部分がついている場合は、葉の部分を根元から切り落とします。
切り落とした葉の部分は茹でて水気を切ってから冷蔵・冷凍保存を行うか、キッチンペーパーなどに包み乾燥させないように野菜室で保存する事もできます。
一度湯がいてから細かく刻み、冷凍保存を行えば色味や鮮度などを残したまま保存することができるのでおススメとなっています。
葉の部分を切り落とした大根は、新聞紙やポリ袋などに入れて、水分が抜け乾燥するのを防ぎます。
青首大根以上に、水分量が多いとされる丸大根は、乾燥することでしなびていくのが早まります。
そのため保存の際には乾燥から身を守るためにも空気や冷気が直接丸大根に当らないように新聞紙などで包み保存するようにしてください。
新聞紙やポリ袋などで包んだあとは、気温の高い時期は冷蔵庫の野菜室で保存し、涼しい時期などでは風通しの良い冷暗所でも保存することができます。
保存を行う時にはしっかりと丸大根全体が新聞紙などで包まれているか確認してから保存をおこなうようにしてください。
丸大根の保存期間
丸大根は大きな丸型のため冷蔵庫などに入りきらずカットした場合は、冷蔵で5日程度にまで保存期間が短くなります。
丸大根に限らず、大根は切り口が増えるとその分水分が抜けやすくなり傷みやすくなります。
そのため、丸々保存する場合は1か月程度保存をすることが出来ますが、カットを行ってしまうと保存期間が短くなってしまいます。
また、葉の部分は必ず切り落とすようにしましょう。
青首大根同様、葉の部分はそのままにしておくと大根の栄養分や水分を葉が吸収してしまいます。
葉付きで丸大根を購入した場合は、購入後すぐに葉の部分を切り落としてから別々に保存を行うようにしてください。
丸大根の保存方法で気をつけること
丸大根は通常の青首大根よりも水分が多く、水分の多さが肉質を柔らかく保っています。
そのため、水分が抜けてしまうと丸大根本来の美味しさを失ってしまう上に、乾燥により傷むスピードがあがったり丸大根全体がしなびていってしまいます。
丸大根を保存する際には、しっかりと新聞紙やポリ袋などで包んでから冷暗所や野菜室で保存を行うようにしましょう。
まとめ
今回は京都発祥の丸大根について、その特徴や保存方法、保存期間や保存の際に気を付けなければいけないことなどをご紹介させて頂きました。
丸大根の保存のポイントは以下の4つです。
秋から冬にかけて出荷の最盛期を迎える丸大根。
煮崩れしにくく、水分も豊富で甘みのある大根のため、煮物・おでん・田楽・ふろふき大根など様々な料理で美味しく食べる事ができます。
元々は京都発祥の京野菜として親しまれていましたが、近年では丸大根・聖護院大根として全国的に流通するようになってきましたね。
普段よく見かける青首大根とは、姿・形だけでなく肉質の硬さや甘みも変わってきますので、食べ比べをしてみても楽しくたべれるかもしれません。
是非今回ご紹介した方法を参考に丸大根の保存を行ってみてください。