古くは江戸時代から風邪を引いて咳やのどの痛みなどの緩和として飲まれてきた大根飴(はちみつ大根)。
はちみつに大根を漬けたものですが、最近ではあまり見かけなくなってしまいましたよね。
ですが、大人になって風邪を引いた時などふと思い出す人も多いのではないでしょうか?
あの大根飴(はちみつ大根)を自分でも作ってみたいけど、どうやって作ればいいのか、また保存はどれくらいできるのかなど気になる事も多いですよね!
そこで今回は家庭でもカンタンに作れる、昔ながらの大根飴(はちみつ大根)の作り方から保存方法、更に保存期間や保存の際に気を付けなければならないことなどをまとめました。
是非参考にしてくださいね。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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大根飴の作り方と保存方法
家庭でカンタンに作れる大根飴(はちみつ大根)の作り方と保存方法をそれぞれご紹介します。
大根飴(はちみつ大根)の作り方
はちみつを入れたら、蓋をしっかりとしめて冷蔵庫で1時間〜2時間寝かせて完成です!
大根から水分がでるため、はちみつの量は大根が浸るほどいれなくても大丈夫です。
また、大根の栄養分などがはちみつに溶けだしやすくするため、できるだけ小さ目・薄めにカットするといいです。
大根飴(はちみつ大根)を飲む・食べる際にははちみつの部分をコップに入れお湯で割ったり、お好みで生姜などを入れると更に体も温まります。
はちみつの部分はヨーグルトなどに混ぜても美味しく食べる事ができます。
大根の部分ももちろん食べられるので、そのまま食べたり煮物に使う事もできます。
保存方法
おススメは、ガラス製の瓶などに入れて保存する方法です。
大根飴(はちみつ大根)を入れる前に、容器の煮沸消毒などを行えばより衛生的に保存を行う事ができます。
タッパーなどのプラスチック製の容器でも保存可能ですが、プラスチック製の容器の場合は容器表面に細かい傷などがつきやすく傷口に雑菌が付着することもあります。
そのため保存の際には、しっかりと密閉できるように蓋をしめ取り出す時は清潔なスプーンやお箸などを使って取り出すようにしてください。
大根飴の保存期間
あまり日持ちさせることの出来ない大根飴(はちみつ大根)なので、大量に作り過ぎると消費することが出来ず廃棄することとなってしまいます。
大根を切ってはちみつに漬けるだけで作る事ができるので、足りなさそうなら作り足すという分量で、始めは作ってみるといいかもしれませんね!
冬などは、毎朝一杯飲んでから仕事や学校などに向かうと体がぽかぽかと温まるのでおすすめです!
大根飴の保存方法で気をつけること
大根飴(はちみつ大根)は、はちみつの作用と大根の栄養分が混ざった体に良い飲み物・食べ物ですが、保存できる期間が短めです。
そのため、保存期間内で食べきれるように分量を考えながら作った方が廃棄の心配もなく食べる事ができます。
また冷蔵保存を行う際には、必ず密閉できる容器に入れて保存を行ってください。
冷蔵庫内で保存を行っていても、蓋が空いている状態だと冷蔵庫内や空気中の雑菌などが原因で腐敗や乾燥が進んでいきます。
風邪の時などに飲むように作っている場合は、いつも以上に衛生面などは気を付けていきたい所ですよね。
大根飴(はちみつ大根)を取り出すさいも、清潔なお箸やスプーンなどを使って雑菌が繁殖しないように注意をしましょう。
まとめ
今回は、江戸時代などから風邪の時の滋養として親しまれてきた大根飴(はちみつ大根)の作り方や保存方法、また保存期間や保存を行う際の注意点などをご紹介させて頂きました。
大根とはちみつだけで作る大根飴(はちみつ大根)は、のどの炎症を抑えたりするなどの効果もありますが、薬ではないので妊婦さんなども安心して飲むことができます。
また生姜などをいれるとより体を温めてくれるので、風邪の予防にもなりますよね。
作り方はとってもカンタンで、大根をお好みの形に細かく切ってからはちみつに漬けるだけ!
手軽に作れるところも嬉しいポイントです。
保存の際には、乾燥や雑菌の繁殖などに注意をしながら、食べきれる分だけつくると無駄なく保存することができます。
大根飴(はちみつ大根)の独特の味が少し苦手…という方でも、色々な食材に混ぜたりヨーグルトにかけたりすると、辛味などを感じずに食べることが出来ますので、是非色々なアレンジレシピに挑戦してくださいね。