食欲が低下した時や、暑い日が続く時などにもさっぱりと食べれて健康にもいい「お酢」。
そのお酢を使って、実は大根を保存する事ができます。
酢には殺菌効果などもあるため、大根をそのまま保存するよりもカビなどが発生しにくく、また長持ちさせることもできます。
そこで今回は、お酢を使った大根の保存方法をご紹介します!
美味しく長期保存が出来る方法を詳しくご紹介するのとともに、お酢を使って保存する際に気を付けなければいけないポイントなどもご紹介しますので、是非参考にしてください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
酢を使った大根の保存方法
酢を使った大根の保存方法をご紹介します!簡単に漬けられる方法として「かんたん酢」を使用することもできますが、今回は通常の「酢」で作る方法をご紹介します。
大根の皮をむいたら、薄いいちょう切りに切っていきます。
いちょう切りに切った大根に、大さじ1程度の塩をふり大根の水分を抜いていきます。
しっかりと水分を抜いたほうが、その後の味沁みもよくなるので塩を振ったあとは15分以上は置くようにしてください。
しっかりと大根から水分が出たら、大根を水で良く洗い水気をギュッと絞っておきます。
ボウルに大さじ4ずつ酢と砂糖を入れ、(お好みで調整可)水気を絞った大根を漬けたらそのまま密閉出来る容器に移し冷蔵庫で保存します。
容器は、プラスチックよりもガラス製の方が雑菌が繁殖しにくく、また使用する前に煮沸消毒などもできるため、ガラス製の容器がおすすめとなっています。
プラスチック製の容器は細かな傷がつきやすく、その傷から保存しているうちに雑菌が繁殖しやすくなります。
早めに食べきるなどできる場合はプラスチック製の容器でも大丈夫ですが、保存期間いっぱいまで保存したい場合は、ガラス製の密閉できる容器の方が安心して保存することができます。
またこちらでご紹介した方法以外にも、切った大根を「かんたん酢」にそのまま漬ける事で簡単にお酢で保存することもできます。
かんたん酢は既に砂糖や塩などが加えられたお酢となっているので、自分で調整する必要がないのは楽ですよね!
かんたん酢で作る場合は、大根に塩を振り水分を抜いた後しっかりと水で洗い水気を切ってそのままかんたん酢に漬け込むだけになっています。
酢を使った大根の保存方法はどれくらい持つ?
お酢には元々殺菌効果もあるため、冷凍保存と同じくらいの期間保存することができます。
冷蔵保存を行った場合、徐々に腐敗が進行していきますがお酢の効果でカビなども発生しにくい状態にできるお酢での保存。
もちろん保存方法がしっかりされていない場合などは腐ってしまうことも十分にあり得るので異常がないかなどはこまめに確認をおこなうようにしてください。
酢を使った大根の保存方法で気をつけること
食品を密閉容器に入れる理由は、空気に触れさせない事が主な理由となっており、大根の酢漬けも空気に触れさせることで空気中の雑菌が付着し腐食の原因となっていきます。
そのため、保存をする際にはしっかりと密閉できる容器に入れるようにしましょう。
また、その際雑菌の繁殖を防ぐためにも、プラスチックよりもガラス製の容器の方がおススメとなっています。
更に大根に余分な水分があることで腐りやすくもなるため、大根を酢漬けにする際にはしっかりと水分を切る事が重要となっています。
塩を振り、十分に水分を抜いたらその後一度水洗いをし、しっかりと絞った上でキッチンペーパーなどで余分な水分をふき取るようにしましょう。
密閉容器に移したあとは、冷蔵庫で保存し取り出す時などは清潔な箸などを使って雑菌を繁殖させないようにすれば、冷蔵保存でも3週間程度美味しさをキープしたまま保存することができます。
まとめ
今回は大根をお酢で保存する方法や、保存期間、更に保存を行う際の気を付けなければいけないポイントなどをご紹介させて頂きました。
大根をお酢で保存した場合冷蔵庫で2週間~3週間程度保存することができ、またお酢の力によって殺菌作用もあるため、通常の方法で保存するよりも長持ちさせる事ができます!
ただし
以上の2点には注意をするようにしてください。
大根の酢漬けは、腐り始めると以下のような変化が現れます。
こうした変化が現れたら、保存期間内でも食べない様にしましょう。
またこうした腐敗を見逃さないためにも、こまめに観察をしたり夏場などの暑い時期は早めに食べる事も重要となってきます。
お酢に漬ける事によって、時間がない時のおかずの一品ともなりますし食欲がない時にもさっぱり食べれる大根の酢漬け。
是非今回ご紹介した記事を参考にご家庭で作ってみて下さい。