料理の度に擦り下ろすのは億劫…ということでまとめて擦り下ろしたり、面倒だから料理にはなるべく使わない!という人も近年増えている大根おろし。
手間と時間が掛かるのに、長持ちさせられないということで手を出しにくいという方も多いのではないでしょうか。
ですが、冷凍保存を行う事で実はかなりの期間保存することができる事はご存じでしょうか?
大根おろしを冷凍したら水っぽくなってしまうんじゃないの?味がかわるんじゃないの?と、まだ冷凍をしたことがないという方も安心してください。
実は、大根おろしは冷凍を行ってもあまり変化をしない食材でもあります。
そこで今回は、大根おろしの冷凍保存方法や保存期間、また保存を行う際の気を付けなければならないポイントなどをまとめてご紹介します。
これさえ読めば、一度大根おろしを作ってしまえばあとは解凍するだけで簡単に食べる事ができるようになりますので、是非最後までご覧ください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
大根おろしの冷凍保存方法
大根おろしを冷凍保存する場合の方法をご紹介します。
ジップロック+ラップで保存
擦り下ろした大根おろしは、水気を軽く絞り一回分ずつラップで包んでいきます。
水気が多く残っていると、ラップからこぼれてしまうこともあるので、軽く切ってから一回分の分量にまとめてラップでしっかりと包みます。
この時出来るだけ平らにした方がしっかりと均一に凍らせることができます。
一回分ずつの分量をラップで包んだあとは、冷凍用のジップロック等にいれて袋内の空気を出来る限り抜いておきます。
空気を抜いたらそのまま冷凍庫で保存します。
製氷皿で保存
擦り下ろした大根おろしは水気を軽く切っていきます。
水気を切った大根おろしを製氷皿に入れていき、蓋をしてそのまま冷凍庫で保存します。
しっかりと凍ったらジップロックなどの密閉できる袋に入れて再度冷凍を行う事で少量を使いたい時などにとっても便利です。
更に製氷皿のサイズを変えれば、大きいものや小さいものも一度に沢山作れるため、小さなお子さんや大人用まで調節することができます。
大根おろしの汁の保存方法は以下に詳しくまとめてあります、ぜひ参考にしてください!
大根おろしの冷凍保存方法はどれくらい持つ?
大根おろしは通常、冷蔵庫で保存した場合などは長くても3日程度しか保存することができません。
ですが、冷凍保存をおこなうことで1か月という長期保存を行う事ができます!
冷凍を行うと味が変わったり、解凍後はべちゃべちゃになってしまうのでは?と思われがちですが実は味はそこまで変化をしません。
元々大根は冷凍を行う事で繊維が壊れ柔らかくなることが多いのですが、大根おろしの場合は元々擦り下ろされているため、そこまで食感や味の変化を感じる事がありません。
また元々水分が多く出る大根おろしのため、解凍後のべちゃべちゃ感もあまり気になる事がないため、大根おろしの冷凍保存はやって損なしの保存方法となっています。
大根おろしの冷凍保存方法で気をつけること
大根おろしを冷凍保存する際に、水気をしっかり切り過ぎてしまうと解凍後に大根が筋張ってしまいせっかく保存したのに美味しさを感じにくくなります。
そのため、保存を行う際には軽く水気をきり解凍後でも瑞々しさが残るようにします。
また空気に触れさせることで冷凍焼けを起こしてしまう可能性もある事から、冷凍保存を行う際はしっかりとジップロックなどに入れて直接冷凍庫内の空気に触れさせない様にしましょう。
冷凍焼けをおこしてしまうと、大根おろしが変色したり食感や味が変化をし食べにくくなってしまいます。
まとめ
今回は、大根おろしの冷凍保存方法について保存方法や保存期間、また保存を行う際の気を付けなければいけない2つのポイントをご紹介させて頂きました。
大根おろしを美味しく冷凍保存するには
この2点が重要ポイントとなっています!
上手に冷凍を行えば、1カ月もの長期保存が可能な大根おろし。
いつでもサッと取り出せて色々な料理に使う事ができるため、ストックしておくととても便利ですよね。
解凍後はザルに移し、汁気を軽く切りそのまま使う事ができます。
夏や梅雨時など高温多湿の時期などは、室内の温度も上昇するため、常温での解凍は衛生面なども考えるとしないようにしてください。
今回ご紹介した、大根おろしの冷凍保存以外に冷蔵庫での保存方法もこちらでご紹介していますので、ご家庭の状況にあわせて保存方法を変えてみるのもいいですね!
是非今回ご紹介した方法を参考にして頂いて、無駄なく大根おろしをストックしてみてください。