ついつい沢山作ってしまいがちな煮物料理。
特に元々大きいサイズの大根ともなると、数日分はある量を作って一度に食べきれないことも多いですよね。
冬の寒い時期であれば、そのままの状態でも1日~数日保存することができますが、それ以外だとなかなか日持ちがしないのが難点。
結局食べきれずに泣く泣く廃棄をしたという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大根の煮物を長期保存できる冷凍保存方法についてご紹介します!
煮物を冷凍?できるの?とまだ冷凍保存をチャレンジしたことない方でも分かりやすく冷凍保存のメリットや注意点などご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
大根の煮物の冷凍保存方法
通常冷蔵庫などで保存を行う大根の煮物ですが、汁ごと冷凍保存を行う事で美味しさを保ちながら長期的に保存することができます。
方法は簡単で、煮物にした大根の粗熱をしっかりとってから冷凍用の保存容器に汁ごと大根を入れます。
そのまましっかりと蓋を閉めて冷凍庫へ入れるだけとなっています。
この時、しっかりと冷ましておかないと冷凍庫内の温度があがり他の食材が溶けてしまったり凍らせるのに時間がかかるので、冷凍庫に入れるときはしっかりと冷ましてから入れるようにしましょう。
大根の煮物を冷凍保存する方法はこちらの記事で詳しくご紹介していますので是非併せてご覧ください。
また、冷凍保存以外に冷蔵庫でも保存することができます。
冷蔵庫で保存する場合には、蓋つきの密閉容器に汁ごと大根の煮物を移すか、お皿などに盛ってからしっかりとラップで密閉させてから冷蔵庫に入れます。
煮物は乾燥してしまうと味も風味も落ちてしまいますよね。
冷蔵庫内は最適な温度を守るために乾燥していることが多いため、しっかりと蓋やラップをして大根の煮物が乾燥しない様に保存を行うようにしてください。
大根の煮物の冷凍保存の保存期間
冷凍保存を行う事で、大根の繊維が破壊され煮物の味がしみ込みやすくなるという嬉しいメリットもあるのですが、冷蔵庫で保存した場合は3日~4日程度しか保存することができないので、大幅に保存期間が延びるのは嬉しいですよね。
野菜には冷凍保存に向かない食材も多くありますが、大根は解凍後に多少食感が変わる程度で、生で食べる以外だったら冷凍向きの食材と言えます。
煮物として保存しても、元々柔らかく煮る事によってそこまで食感の変化を感じることなく解凍後も美味しく食べる事ができます。
冷凍した大根の煮物を解凍する際には、電子レンジや鍋に移すなどして加熱することで食べる事ができますが、おすすめは鍋で加熱する方法です。
凍らせた大根の煮物と煮汁をそのまま鍋に入れてゆっくりと加熱していくことで、冷凍前よりも味がしみ込むこととなります。
解凍することによって、多少柔らかくなるのですが、冷凍するまえに少し硬めに煮込んでおくこともできますし、元々柔らかい大根の煮物が好きという方には丁度いい柔らかさにもなります。
大根の煮物の冷凍保存方法で気をつけること
大根の煮物に限らずですが、一度冷凍し解凍したものは品質が低下し、また解凍する事によって雑菌が繁殖していきます。
そのため、大根の煮物も一食分ずつ小分けにしてから冷凍し、食べる分だけ解凍していくほうが衛生面でも安心できます。
小分けにする場合は、一食分ずつジップロックなどの密閉容器などに入れたり保存容器に入れて冷凍保存をするのがおすすめです。
まとめ
今回は大根の煮物の冷凍保存方法について、保存方法や保存期間、また冷凍保存を行う際に気を付けなければいけないことなどをご紹介致しました。
特に冷凍した煮物を解凍後、再冷凍するのは絶対にしないように注意が必要です。
せっかく長期保存を行うために冷凍したのに、体調を崩してしまったら元も子もありませんよね。
また冷凍保存をする際には、ジップロックなら空気をしっかりぬいてから密閉・保存容器ならしっかりと蓋をしめて保存を行うようにしてください。
これは冷凍に限らず、冷蔵保存でも同じですが空気に触れる事で腐食が進みやすくなったり、冷凍焼けの原因ともなります。
大根の煮物を出来る限り煮込んだ時の状態でその後も食べるためにも、しっかりと封を閉める・蓋をしめるようにしましょう。
これまで冷蔵保存で数日しか保存できなかった大根の煮物ですが今回ご紹介した方法で2週間~3週間程度の長期に渡って保存ができます。
是非こちらの記事を大根の煮物の保存に役立ててみてください。