小さい子供から大人まで大好きで、家庭によって色々なバリエーションがある大根の煮物。
ツナやしめじなどと甘辛く煮たり、出汁をしみ込ませてふろふき大根などにしてもとっても美味しいですよね。
ですが大量に作ってしまった時など一回では食べきれず、余ってしまったけれど捨てるのはもったいない…と連日煮物料理を食卓に並べた経験がある方も多いのではないでしょうか。
せめて一週間でも保存出来たら助かるのにな…何かいい保存方法はないかな?
と疑問に思われる方も多いかと思います。
そこで今回は大根の煮物を保存する方法をご紹介します!
美味しさを保ったまま保存することができれば、その後のおかずとしても使いまわしができるのでとっても助かりますよね。
更に大根の煮物の保存方法に加えて、保存期間や保存を行う際に気をつけて欲しいことなどをご紹介しますので、是非参考にされてみてください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
大根の煮物の保存方法
大根を煮物にした状態で長く保存するには、冷凍保存がおすすめです!
冷凍保存で大根の煮物を保存する方法を以下にご紹介していきます。
大根の煮物を作ったら、保存をする分の粗熱をしっかりとっていきます。
温かい状態のまま冷凍庫に入れてしまうと、冷凍庫内の温度があがり、他の食材にまで影響が出る恐れがあるので、しっかりと粗熱はとっていきましょう。
粗熱が取れたら、煮汁ごと保存容器に入れます。
あとあと解凍する際に煮汁があった方が解凍しやすくもなり、また味もしみ込みやすくなるのでしっかりと大根と一緒に保存するようにしてください。
粗熱がしっかりととれ、煮物が冷めた事が確認出来たら保存容器の蓋をしっかりと閉めて冷凍庫で保存します。
大根は冷凍することで繊維が破壊され、その後味がしみ込みやすくなります。
そのため、実は「煮物」と「冷凍保存」は相性抜群!
更に煮汁ごと保存することで、解凍した際にはより味がしみこむこととなります。
解凍することで冷凍前よりも食感が柔らかくなるので、それを見越して気持ちかために煮物を作ってもいいかもしれませんね。
大根の煮物の保存期間
煮汁ごと冷凍保存をおこなった大根ですが少しずつ劣化していくのは避けられないため、出来るだけ早めに食べる方が望ましいのですが、それでも2週間程度は鮮度を保ったまま保存することができます。
また沢山冷凍を行いたい場合などは、一食分ずつ小分けにしてジップロックなどに入れて保存を行う事もできます。
ジップロックで煮物を保存する場合は、煮汁は煮汁だけでジップロックに入れ、煮物は一食分ずつラップに小分けにしてジップロックに入れるのがおススメです。
また冷凍した大根の煮物を食べるときは、鍋で加熱をするか電子レンジで加熱を行う事で食べる事ができます。
電子レンジのほうが早く解凍をおこなうことができますが、食感や風味などを考えると鍋で加熱をした方が美味しく食べる事ができます。
煮汁と煮物を別々に冷凍保存をした場合は、凍った煮汁を一食分ずつに割り、小分けにした煮物と一緒に温めることで食べれます。
大根の煮物の保存方法で気をつけること
汁ごと冷凍なんてできるの?と思う方もいるかもしれませんが、煮汁ごと冷凍をすることで大根を緩やかに冷凍してくれるというメリットもあります。
また解凍を行う際も、煮汁を溶かすことを考えながらお鍋に凍った大根と煮汁をそのまま入れる事で食感も大きく変化することなく食べることができます。
電子レンジでも加熱を行う事で食べれますが、一気に加熱を行う事で解凍後は少し風味が落ちてしまいます。
美味しさをキープしたまま大根の煮物を食べたいという場合には、お鍋で解凍する方が美味しく食べる事ができます。
また、冷凍を行う際にまだ大根の煮物が温かい場合は、冷凍庫内の温度があがってしまい冷凍されるのに時間が掛かってしまいます。
また既に冷凍されているその他の食材も温まってしまうこととなるので、冷凍保存をおこなう際にはしっかりと冷ましてから冷凍庫へいれるようにしましょう。
まとめ
今回は、大根の煮物の冷凍保存方法をご紹介させて頂きました。
これまで煮物を作って残った物は冷蔵庫へいれ、2日~3日間同じ煮物を食べ続けてきた…という方も、冷凍保存を行う事で2週間から3週間程度も保存を行う事ができます!
また一旦冷凍を行う事で、更に味がしみ込み煮物の味もはっきりさせることができます。
ついつい多く作り過ぎてしまう煮物ですが、これだけ保存することが出来れば、捨てる心配もなく食べきることができそうですよね。
忙しい時など、サッととりだして温めるだけで立派なおかずの一品ともなるのも嬉しい所ですよね。