常温や冷蔵で長期保存を行う事ができる切り干し大根ですが、実は冷凍保存を行う事もできます!
切り干し大根を冷凍保存?とピンとこない方もいるかもしれませんが、きちんと保存を行えば、水に戻した状態でも保存ができます。
一旦水に戻したものの、多すぎて使い切れなかった…という場合や、間違えて使う予定がないのに戻してしまった場合など、無理に使わなくても保存できるため、冷凍保存方法を知っておけば廃棄をすることも防げますよね!
そこで今回は、切り干し大根の冷凍保存方法を詳しくご紹介します。
保存方法から保存期間、更に保存をおこなう際に気をつけて欲しい点などをまとめていますので、是非参考にしてください。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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切り干し大根の冷凍保存方法
すでに煮物などに使い味がついている状態の切り干し大根と、まだ調理前の水に戻した状態の切り干し大根の冷凍保存方法をご紹介します。
煮物などにして味がついている場合
保存方法はシンプルで、お弁当のおかずなどにする場合は、おかずカップに切り干し大根を入れ、さらに冷凍用の保存容器に入れてしっかり蓋をするだけでOK!
お弁当に詰める際も、自然解凍でも大丈夫ですし心配な場合は電子レンジで温めてから詰めても美味しく食べる事ができます。
切り干し大根とともに煮物にする場合は、冷凍する事も見越して冷凍を行っても味や食感に変化の少ない食材がおすすめです。(にんじんやほうれん草、インゲンや油揚げなどが特におすすめです)
水に戻した場合
急速冷凍の機能がない冷凍庫の場合は、アルミトレーなどに乗せてそのまま冷凍庫に入れる事で同様の効果が得られます。
切り干し大根は調理に使う前に、20分程度水に戻してから使うので、あらかじめ水につけて戻してから冷凍を行う事で、調理の際はその工程がカットできます。
冷凍保存以外の保存方法についてはこちらの記事でもご紹介していますので、是非併せてご覧ください。
切り干し大根の冷凍保存方法の保存期間
しっかりと水気をきり、冷凍庫内の冷気に直接触れないよう密閉した容器・袋に入れて行う事で鮮度を保ったまま保存できます。
また、冷凍から解凍する場合は電子レンジなどで加熱することで使えるようになります。
加熱時間は、解凍する時の量にもよりますが約100g程度で1分半~2分半程度が目安となっています。(500Wで)
切り干し大根の冷凍保存方法で気をつけること
煮た状態のもの、水に戻した状態のもの、どちらもしっかりと水気(汁気)を切る事で美味しく冷凍を行うことができます。
水分が多い状態で冷凍を行ってしまうと、解凍後べちゃべちゃとしたり食感が悪くなったりと、冷凍した事により著しく味や見た目に変化が生まれてしまいます。
そのため切り干し大根を冷凍保存をする際には、キッチンペーパーなどを使いしっかりと水気をギュッと絞りましょう。
また冷凍を行う際に、冷凍庫内の冷気が直接当たる事で冷凍焼けを起こすこともあります。
更に他の食材を取り出す際にも空気が入ってくるので、そうしたものに直接切り干し大根が触れないようにしましょう。
ジップロックなどに入れる際も出来る限り袋内の空気を抜いた方が、より鮮度を保ったまま冷凍保存することが出来ます。
まとめ
今回は切り干し大根を冷凍保存する方法や、保存期間、更に保存を行う際の気を付けるべきポイントなどをご紹介しました。
切り干し大根は乾燥したままの状態であれば、常温や冷蔵でも6か月程度保存することができる長期保存食ですが、一旦調理に使ったり水で戻すことで保存できる期間が短くなります。
ですが、今回ご紹介したように
といった以上の事を守れば、簡単に1か月程度は保存することが可能です。
乾燥した状態の切り干し大根を、料理に使用する時は20分~30分程度水に漬ける工程があるので、これらが省略できるとなると、忙しい時などにはとっても助かりますよね。
また煮物など味付けをしているものであれば、そのままお弁当のおかずとしてもつかえたり、食卓のおかず1品としても活躍してくれます。
切り干し大根にすることで、大根本来のうま味や栄養がギュッと凝縮され、体にもいい食材となっているので積極的に毎日の食事に取り入れていきたいですよね。
冷凍保存以外にも最長6か月もの長期保存をおこなう方法もご紹介させて頂きましたので、是非参考にして頂き美味しく・安全に切り干し大根の保存を試してみてくださいね。