栄養素もギュッと濃縮され、昔から長期保存され重宝されてきた切り干し大根。
最近では自宅で作るという方も少なくなってしまっていますが、近年の保存食・常備菜ブームなどから再び注目を集めています。
作ってみたいけど素人でも簡単に作れるの?といった疑問や、実際どれくらいの期間保存できるの?と作る前に知っておきたいですよね。
そこで今回は切り干し大根の保存方法や保存期間、更に保存を行う際の気を付けなければならない事をご紹介します!
これさえ読めば、切り干し大根を自宅で長期保存することも可能となっていますので
是非最後までご覧ください。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
切り干し大根の保存方法
切り干し大根を長期間に渡って保存する方法をご紹介します。
切り干し大根は未開封のもの・開封済みのもの・水で戻したものでそれぞれ適した保存方法が変わってくるので、一つずつご紹介していきます。
未開封の切り干し大根
また梅雨の時期や夏の暑い時期などを除けば、袋のまま常温でも保存することができます。
ただし、安全に確実に保存を行いたい場合は冷蔵庫で保存をするのが最も確実です。
開封済みの切り干し大根
袋を2重にすることで、切り干し大根を過度な乾燥から守る事ができます。
切り干し大根は湿気や高温の環境に弱いため、冷蔵庫で保存するさいも2重に袋にいれるとカビや変色などを防ぐことができるようになります。
水で戻した切り干し大根
未開封のものや・開封済みの切り干し大根と比較しても、一度水に戻してしまっている分傷むスピードも早まるので冷凍庫で保存をします。
切り干し大根は元々大根を乾燥させてつくる保存食ですが、だからといって乾燥対策を行わないまま冷蔵庫や冷凍庫で保存はしないように、必ず密閉できる袋などに入れてから保存をおこなうようにしてください。
切り干し大根の作り方はこちらの記事でご紹介していますので、家庭で一から作ってみたい!という方は是非併せてご覧ください。
切り干し大根の保存期間
切り干し大根は乾燥させてつくる長期保存食ですが、気温が高い場合や湿度が高い場合などは、切り干し大根が変色し場合によってはカビが発生することもあります。
そのため、湿度が高い時期や気温が高い時期などに保存を行う時には、必ず密閉袋などに入れてから冷蔵庫で保存するようにしましょう。
冬の寒い時期などは、風通しのいい室内などで保存を行っても大丈夫ですが、その場合も密閉袋や密閉できる容器などに入れて保存をおこなった方が長持ちさせることができます。
切り干し大根の保存方法で気をつけること
切り干し大根は大根を乾燥させることで長期保存を可能にする保存食ですが、その性質から高温多湿の環境に弱い食材でもあります。
湿気や高温にさらされると、保存期間も短くなりカビや変色を起こし食べられなくなってしまうことも考えられます。
そのため、切り干し大根完成後は風通しのいい冷暗所で保存を行うか、しっかりと密閉袋などに入れて冷蔵保存をおこなうようにしましょう。
冷蔵庫内で保存を行うことから、そのまま器にラップなどでも大丈夫なのでは?とも思うかもしれませんが、冷蔵庫内は冷気があたったり他の食材も一緒に保存されているため、雑菌なども繁殖しやすい環境でもあります。
また冷凍庫も直接冷気が当たる事で、冷凍焼けなどを起こしせっかくの切り干し大根に霜が付いたり、変色の原因ともなるので冷蔵・冷凍保存をする際には、しっかりと保存袋・密閉袋に入れてから保存を行うようにしてください。
まとめ
今回は長期保存食として昔から伝わる切り干し大根について、保存方法や保存期間・また保存を行う際の気を付けなければならない点などをご紹介させて頂きました。
切り干し大根はしっかりと保存を行えば、最長6か月もの間保存できる超長期保存食です。
切り干し大根を安全に長期的に保存するポイントは
となっています。
切り干し大根を水に戻して使う際には、煮物や和え物などが一般的ですが、近年の保存食・常備菜ブームで色々なレシピも考案されています。
これからはじめて切り干し大根作りに挑戦されるという方も、購入を検討しているかたも是非今回ご紹介した保存方法を試してみてくださいね。