大根を酢に漬けるだけで簡単に出来る上に、お酢とあわさることでより体にも良い効果が得られる大根の酢漬け。
特に暑い夏など、食欲が低下しても食べやすいことから近年は年々注目度が集まっていますよね!
ですが、肝心の大根の酢漬けの作り方や、長持ちさせる保存方法などまだまだ広まっていないのが現状です。
そこで今回は、大根の酢漬けを保存する方法から保存期間、更には保存のさいに気を付けなければならない注意点などをご紹介します。
家族みんなでおいしく大根の酢漬けを食べられるよう、是非最後までご覧ください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
大根の酢漬けの保存方法
大根の酢漬けは、生の大根を市販の酢(かんたん酢・甘酢・米酢など)に漬けるだけで出来る簡単な漬物です。
特にかんたん酢には、予め砂糖や塩といったものが加えられているのでお酢特有の酸っぱさが苦手という人でも食べやすいように作られています。
その大根の酢漬けを保存する方法をご紹介します。
大根の酢漬けを作る前に、大根の余分な水分などはしっかりとふき取っておきます。
大根は元々全体の95%近くが水分で出来ていると言われるほど水分が多い野菜です。
そのため、購入から時間が経ってくると大根の根の部分全体から水分が抜けていきます。
水洗いしていない状態でも、意外と濡れているので、酢漬けにする前にはしっかりとふき取るようにしましょう。
水分をふき取る事で、その後の保存をより長持ちさせることができます。
大根をお好みの酢漬けにしたら、しっかりと密閉できる容器に入れていきます。
この時、タッパーなどのプラスチック製の容器よりもガラス製の容器の方が雑菌も繁殖しにくくなるため、ガラス製の容器があればそちらを使用してください。(ない場合はプラスチック製でもOK)
大根の酢漬けを入れた容器をしっかり密閉したら、そのまま冷蔵庫へ保存します。
大根の酢漬けの保存期間
お酢には本来殺菌作用などもあるため、冷蔵保存でも最大3週間程度も保存できます。
生の大根をお酢に漬けるだけという簡単さでこれだけ日持ちをするなら、冷蔵庫の常備菜として大助かりですよね!
かんたん酢ではなく、通常の穀物酢に砂糖や塩を自分で加えて自分好みの味に調節することも出来るので、作れば作るほど口にあっていくのも嬉しいです。
大根の酢漬けの保存方法で気をつけることは?
大根の酢漬けは酢に漬ける事で殺菌作用などがありますが、それでも雑菌がまったくつかない訳ではありません。
そのため、冷蔵庫で保存をする際にはしっかりと密閉し空気に触れさせないことが重要となってきます。
また、大根の水分を事前に拭いておくことで大根が傷んだり、変色したりする事を最小限に抑えることができます。
水分が沢山残っている状態で酢漬けを作ってしまうと、保存期間内にも関わらず
といったトラブルが発生します。
こうした状態になってしまったら、もう食べる事は危険なので破棄することになってしまいますよね。
また、大根の酢漬けを安心して食べれるように取り出す際は清潔なお箸をつかうようにします。
常備菜などで常に冷蔵庫で常備しているときなど、ついつい調理中の箸などを使いまわすこともあるかと思いますが、他の食材に触れた箸を使う事で、大根の酢漬けが傷みやすくなります。
まとめ
今回は、大根の酢漬けの保存方法から保存期間、また保存を行う際の気を付けなければならない注意点などをご紹介させて頂きました。
お酢には抗酸化作用や殺菌作用などがあり、美容や健康にもとてもいい食材の一つですよね。
そんなお酢を使った大根の酢漬けは、手軽に沢山作れて尚且つ長期保存もできる、常備菜・作り置き食材とも言えます。
以上の3点を守るだけで、安心で安全に大根の酢漬けを美味しく食べる事ができます。
近年ではお酢にも沢山の種類があり、また大根も通常の青首大根以外にも、紫大根などを使用する事で薄いピンク色の酢漬けが作れたりと、味や見た目の変化もつけることが可能になっています。
忙しい時や、体調が優れない時でもサッと一品になる万能な大根の酢漬け。
簡単に作れ、ほんの一手間で長く保存が出来るので、是非こちらの記事を参考にチャレンジしてみてくださいね。