冷蔵庫に常備しておくと、忙しい日でも立派なおかずとして食卓を彩ってくれる大根の塩漬け。
塩漬けにする事で、大根を日持ちさせることが出来る塩漬けですが、その大根の塩漬けを保存するにはどんな方法がいいのか気になる所ですよね。
そこで今回は大根の塩漬けの保存方法や保存期間、また保存する際に気を付けなければいけないことなどをご紹介させて頂きます。
是非最後までご覧ください。
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大根塩漬けの保存方法
大根は塩漬けをすることで、適切な保存を行えば1年近く保存ができると言われています。
古来より、野菜や食物を長期保存するために塩漬けが行われてきたことは有名ですよね。
大根も、通常の漬物とは違いしっかりと塩でつける事で長期に渡って保存することが可能です。
ここでは、すでに大根を塩漬けした状態の保存方法をご紹介していきます。
常温保存の場合
大根の塩漬けは真夏の暑い時期や、高温多湿となる梅雨の時期以外の季節であれば常温でも保存することができます。
塩漬けにした大根を直射日光の当たらない風通しの良い冷暗所にて保存します。
常温で保存する場合は出来る限り空気に触れさせないように、また温度が高く風通しの悪い場所は避けるようにしましょう。
食べる分だけ取り出し、塩抜きをして料理に使ってください。
冷蔵保存の場合
大根の塩漬けで塩を抜いたものは冷蔵庫で保存します。
塩漬けは通常の浅漬けなどのように、そのまま食べる事はできず食べる前には塩抜きをする必要があります。
塩抜きを行った大根は、それまでとは違い傷みやすくなるため、常温ではなく冷蔵庫で保存するようにします。
冷凍保存の場合
大根は塩漬けを行うことで本来大根に含まれる水分が抜け、冷凍保存を行いやすくなります。
冷凍保存を行う際には、しっかりと大根の水分を絞ってから一食分ずつラップで包んでから、ジップロックなどの密閉出来る袋に入れて冷凍保存をおこないます。
すでに塩抜きをしてしまっている場合などは、再度冷凍する大根の量の1%程を目安に塩を揉みこんでから冷凍を行うようにしてください。
大根塩漬けの保存期間
大根の塩漬けは適切な状態で保存を行えば、常温で1年程度もの保存ができると言われていますが、一般家庭で1年もの間保存するのは温度や塩分・水分の管理などの問題から少々難易度が高いです。
そのため、大根の塩漬けを常温で行う場合は気温や塩分濃度、水分管理や乾燥対策を行った上で数か月~半年程度と考えておくといいです。
塩抜きを行った場合は、冷蔵庫内であっても菌が付着しやすくなるため1週間程度で食べきるようにします。
常温・冷蔵・冷凍保存どの保存を行うにしても、大根の状態をよく観察し
に注意を払って、出来るだけ早めに食べきるようにしましょう。
大根塩漬けの保存方法で気をつけること
塩漬けを行う事によって通常よりも水分が抜けている状態になっている塩漬け大根ですが、その後冷蔵保存や冷凍保存を行う際には、再度しっかり水分を抜くようにした方が長持ちをさせることができます。
また冷凍保存を行うさいなどは、一食分ずつラップに包んでからジップロックなどの密閉出来る袋にいれることで冷凍庫内の冷気による乾燥や、空気に触れる事を抑えることができます。
冷凍保存を行う際に、空気や冷気に触れると塩漬け大根が冷凍焼けを起こす可能性も高くなり、冷凍焼けを起こしてしまうと食感や見た目・味にも変化が起きるため、食べる事が難しくなります。
冷蔵庫で保存をする時も、密閉できる容器やラップ、ジップロックなどに入れて空気を遮断するように保存を行ってください。
まとめ
今回は、大根の塩漬けの保存方法について保存期間や保存を行う際に気を付けなければならない事などをご紹介させて頂きました。
大根の塩漬けを長期で保存するには、塩漬けにしたまま保存を行います。
塩を抜いてしまうと傷むスピードが早まってしまうため、塩抜きをした大根は冷蔵保存や冷凍保存を行ってください。
また、塩漬けにした状態の大根は長期で保存ができますが1年程度もたせるにはしっかりとした塩分濃度で漬ける事や、水分の管理・乾燥対策・温度の管理などが必要となってきます。
そのため、常温で塩漬けを行ったまま保存をしている場合は、適度に大根の保存状態を観察し出来るだけ早めに食べきる事をおすすめします!
一度塩漬けを行う事で、その後様々な料理に使う事ができる大根の塩漬け。
是非、今回ご紹介した保存方法を参考にして頂き挑戦してみてください。