浅漬けやぬか漬けなど、食卓の定番としても重宝されている漬物大根ですが、実は冷凍保存を行う事ができるのはご存じでしょうか?
漬物を冷凍したら水っぽくなってしまうのでは?食感が変わってしまうのでは?と色々と疑問が残りますよね。
そこで今回は、漬物大根の冷凍保存方法をご紹介!
冷凍保存を行い、これまで以上に保存を行う事ができれば、より漬物を楽しく行う事もできます。
漬物大根の正しい冷凍保存に加え、保存できる期間、更に漬物大根を冷凍保存する際に気を付けなければならない事、最後には解凍方法も併せてご紹介致しますので、是非参考にされてみてください。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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漬物大根の冷凍保存方法
漬物大根を美味しく長持ちさせるポイントは
の2点となります。
以下に詳しく漬物大根の冷凍保存の手順をご紹介していきます。
漬物大根を冷凍保存する場合は、大根の汁気をしっかりと絞っていきます。
すでにカットをしている場合などはキッチンペーパーなどで挟み上から押すなどして汁気を絞るといいですね。
大根は元々水分量が多い野菜のため、漬物にしても意外と水分が残っています。
この汁気を切る・切らないによってその後の漬物大根の食感に大きな影響を及ぼすので、出来るだけしっかりと切るようにしましょう。
汁気をしっかりと絞ったら、冷凍用のジップロックやその他密閉できる容器などに、漬物大根を平らにいれていきます。
平らにする事で均一に冷凍が行われるので、できる限り重ならないように密閉袋や容器に入れるようにしてください。
密閉できる袋や容器に入れた漬物大根を袋のまま・容器のまま金属トレーに乗せて冷凍保存を行います。
金属トレーに乗せる事で、急速冷凍と同じような効果を得る事ができ、漬物大根の食感を維持したまま冷凍保存を行う事ができます。
通常、大根を冷凍した場合は大根そのものに水分が多い事もあり、解凍後は食感が変化する場合が多いです。
ですが、漬物にして水分(汁気)をしっかり絞る事・急速冷凍を行う事で、漬物特有のシャキシャキとした食感を出来るだけ損なわずに保存することが可能です。
漬物大根の冷凍保存方法はどれくらい持つ?
冷蔵保存を行った場合は1週間程度しか保存することができませんので、約倍程度の期間保存することができますね!
ですが、しっかりと密閉出来ていなかった・冷凍庫内の冷気に触れてしまうと、冷凍焼けなどを起こす場合もあります。
冷凍しながらも漬物大根は徐々に劣化をしていくので、出来るだけ早めに食べきった方が美味しく頂くことができます。
漬物大根の冷凍保存方法で気をつけること
先ほどご紹介したように、大根は元々水分の多い野菜でもあります。
そのため、冷凍保存を行う際には下準備としてしっかりと水分を抜くようにしてください。
また冷凍保存を行う際はきっちりと密閉できる袋や容器を使用することも大切な事となっています。
ジップロックなどの密閉できる袋に入れた場合は、中の空気をできる限り抜いて保存するようにしましょう。
漬物大根を冷凍保存する場合、空気や冷気に触れることで冷凍焼けを起こしてしまう場合もあります。
冷凍焼けを起こしてしまうと、変色や食感の変化、また味や品質も著しく劣化することとなるので、できる限り空気や冷気に触れさせないようしっかりと密閉していってください。
まとめ
今回はおかずの定番とも呼べる漬物大根について、冷凍保存の方法や保存期間、更に冷凍保存を行う際に気を付けなければいけない事などをご紹介させて頂きました。
冷凍した漬物大根を解凍する方法は以下の3つが適しています。
冷蔵庫で自然解凍をするには、前日に冷凍庫から冷蔵庫に袋・容器ごと移すだけ。
時間はかかりますが、その分美味しさをキープしたまま解凍することができます。
急いで解凍を行いたい場合は、袋・容器ごと流水にさらして解凍する方法や、水に漬けて解凍を行う事で冷蔵庫での自然解凍よりも早く解凍することができます。
水で解凍するよりも、お湯でやったほうが早いのでは?と思うかもしれませんが、お湯で一気に解凍してしまうと、漬物大根のシャキシャキ感がなくなり柔らかくなってしまったりする場合があるので、出来るだけ水でおこなうようにしましょう。
一品おかずとしてある事で、その日の食卓を彩ってくれる漬物大根。
冷凍保存を行う事で2週間~3週間者間、美味しさや鮮度を保ったまま保存する事ができるのはとっても助かりますよね!
漬物大根は水分や乾燥対策(しっかり密閉すること)を行うことで、美味しさも段違いとなってきますので、是非今回ご紹介した保存方法を参考に、冷凍保存にチャレンジしてみてください。