日本では「ラディッシュ」の名称でも親しまれている、はつか大根。
通常の青首大根等とは全く違い、赤い小さなかぶのような見た目が特徴的ですよね。
ラディッシュは、じつは「はつか大根」とも呼ばれているれっきとした大根の一種で、極早生種で夏には25日程度で収穫できる品種でもあります。
今回はそんな「はつか大根」の保存方法や保存期間、また保存の際に気を付けなければいけないことなどをご紹介します!
今まで「はつか大根」をあまり料理に使ったことがなかったという方も、よく購入して食べているというかたも、是非参考にしてみてください。
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はつか大根の特徴
はつか大根は「ラディッシュ」という名前で流通している場合も多く、根の直径は約2センチ程度と、大根の中でも最も小型で、収穫も名前のとおり20日程度で行う事ができます。
一般的には赤色の小さいかぶのようなものが多く流通していますが、赤以外にもピンクや白・黄色や紫といった様々な色のものがあります。
日本では、サラダなど生のまま食べられることの多い「はつか大根」ですが、その他にも煮物や炒め物、漬物といった料理に活用されることが多く、日本以外でも世界中で食べられている大根の一種となります。
はつか大根の保存方法
「はつか大根」の保存方法についてご紹介します。
はつか大根を購入後は、葉の部分とひげ根を全て切り落とします。
青首大根などと同じく、葉やひげ根の部分をそのままにしておくと根の部分の栄養分などを吸収してしまうため、購入後はすぐに切り落とします。
葉の部分にも豊富な栄養が含まれているので、切り落とした葉は一旦水で洗い、そのまま水気を切らずにキッチンペーパーなどに包みその上からラップで包み冷蔵庫で保存します。
根の部分は、しっかり洗ったあとキッチンペーパーなどで水気をふき取り一つずつラップで包んでいきます。
ラップで包んだあとはそのまま冷蔵庫で保存します。
またジップロックなどの密閉できる袋に入れて、中の空気をできる限り抜いてから冷蔵庫で保存することもできます。
はつか大根の保存方法はどれくらい持つ?
水分をしっかりふき取り乾燥から守る事で鮮度を保つことができますが、通常の大根よりも小さいため購入時と同じような鮮度を味わうなら、1週間程度で使い切った方が美味しく食べる事ができます。
また葉の部分は冷蔵保存をした場合でも3日程度で食べきったほうが新鮮なまま食べる事ができます。
はつか大根の保存方法で気をつけること
はつか大根はとても乾燥に弱く、また根の部分に多くの水分を含んでいるため、この水分量を維持することが鮮度を保つことに直結します。
根の部分は水分量が多いため、冷凍保存にはあまり向いていません。
保存を行う際には乾燥対策として直接冷蔵庫内の冷気に触れさせないよう、密閉できる袋に入れたり、ラップでしっかりと包むようにしてください。
葉の部分は、切り落としたあとは一度塩ゆでを行ってから冷まして、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷凍保存を行う事ができます。
冷凍保存をおこなう事で1か月程度保存することができます。
冷凍した葉の部分を使う場合には、凍ったまま汁物に入れたり炒め物に投入することが可能です。
まとめ
今回は「はつか大根」について、その特徴や保存方法、更に保存期間や保存の際の気を付けなければならない事などをご紹介させて頂きました。
ラディッシュとも呼ばれるはつか大根は、その名の通り20日程度で収穫できる極早生種の大根で、見た目は鮮やかな赤い小さな身が特徴的で、食卓に並ぶと一気に料理がオシャレになったり映えたりしますよね!
保存の際は
をしっかり行えば、2週間程度は美味しく頂くことができます!
よくスーパーなどで見かける一般的な青首大根と違い、冷凍保存にはあまり適していませんが冷蔵でも2週間程度保存することができるため、葉の部分と併せてしっかり使い切っていきたい食材ですよね。
根の部分も通常の大根と比べてとても小さい「はつか大根」ですが、葉の部分にはビタミンやミネラル、そして根の部分にはβカロテンが沢山含まれている健康食材でもあります。
葉の部分も新鮮な柔らかい状態なら生のまま食べる事ができるので、色々な料理に使えそうですよね!
美味しいはつか大根を選ぶ際には
を選ぶといいです。
是非これまではつか大根をあまり使った事がなかったという方も、よく料理で使っているというかたも今回ご紹介した内容を参考にして頂き、食卓を彩ってくれるはつか大根を食べてみてください。