あまりスーパーなどでも見かける事がない辛味大根ですが、通常の青首大根とは見た目からして違うため、一体どんな大根なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
またその希少性から、保存方法や保存期間などもあまり一般的には知られていませんよね。
そこで今回は、辛味(ねずみ)大根を徹底解剖!
辛味(ねずみ)大根の特徴から保存方法、また保存できる期間や、保存のさい気を付けなければいけないことなどをご紹介していきます。
辛味(ねずみ)大根を購入した際や、頂き物として貰った場合など是非参考にしてください。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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辛味(ねずみ)大根の特徴
辛味(ねずみ)大根は、名前の通り、辛味が強い大根で大きさは20cm程度と小さめでしずくのような形をしています。
通常多く見かける青首大根よりも辛味が強く、また水分も少なめで身は固め。
辛味(ねずみ)大根は大根おろしとして食べられることが多いです。
いい辛味(ねずみ)大根を選ぶポイントは、皮がしっかり張っていて手に持った時にずっしりと重みを感じるものがいいです!
辛味(ねずみ)大根の保存方法
辛味(ねずみ)大根の鮮度を保つ保存方法をご紹介します
購入した辛味(ねずみ)大根は、葉の部分を全て切り落とします。
切り落とした葉の部分はキッチンペーパーなどに包み、冷蔵庫で保存しておきます。
カットされていない収穫時の葉の場合は、切り落とした後塩ゆでをし、お好みのサイズにカットしてからジップロックなどの密閉袋に入れて冷凍保存を行うこともできます。
葉の部分を切り落とした辛味(ねずみ)大根は、新聞紙で全体をしっかりと包んでいきます。
新聞紙でしっかりと包んだあとは、冷暗所で保存します。
夏場など気温が高い場合は、新聞紙で包んだあとにポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存することも可能です。
カットしたものや使いかけの辛味(ねずみ)大根は、切り口をラップでしっかり包んでから全体を新聞紙などで包み、野菜室で保存することもできます。
辛味(ねずみ)大根に限らず、大根はカットをし切り口が増える程傷むスピードも早まっていきます。
水分の少ない辛味(ねずみ)大根ですが、それでも水分が抜けていくとしなびる原因ともなっていきますので、切り口から乾燥させないようにしっかりとラップや新聞紙などで包むようにしてください。
辛味(ねずみ)大根の保存方法はどれくらい持つ?
しっかりと新聞紙やポリ袋で乾燥・水分対策を行った場合は、2週間程度保存することができます。
葉の部分は冷蔵庫で2日〜3日程度保存することができます。
こちらの期間はあくまでも目安となっているので、できる限り早めに食べきるようにしてください。
辛味(ねずみ)大根の保存方法で気をつけること
元々辛味(ねずみ)大根は水分が少なめな大根ですが、それでも他の野菜と比べると水分量は多いです。
大根は水分が多すぎても少なすぎても傷み、保存が上手く出来ていないと大根が変色したりカビがはえたり、内部に「ス」が入り食べられなくなっていきます。
そうした事態を防ぐためにも
といった注意が必要です。
辛味(ねずみ)大根は大根おろしとして使用する機会が多いと思いますので、長く保存を行いたい場合は、一旦全て大根おろしにし、水気を切ってから一食分ずつラップで包み、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷凍保存をすることもできます。
まとめ
今回は辛さが特徴的な辛味(ねずみ)大根について、保存方法や特徴、更に保存期間や保存を行う際の注意点などをご紹介しました。
大根おろしとして、焼き魚やそばなどの薬味としても人気のある辛味(ねずみ)大根。
流通する量が少ない事から、手に入れた際には最後まで美味しさを保ったまま食べきりたいですよね。
辛味(ねずみ)大根の保存方法は、通常の青首大根の保存方法とほぼ同じで
が重要となってきます。
また大根おろしとして使われることの多い辛味(ねずみ)大根なので、大根おろしにした後に冷凍保存を行う事で冷蔵保存よりも長い期間保存することもできます。
小さいお子さんなどには、その辛味の強さから少し食べにくい辛味(ねずみ)大根ですが、焼き魚に乗せて醤油をかけたりすると、とっても美味しく食べれますよね!
その他にも鍋の薬味としてもピリッとした味を加えてくれる貴重な辛味(ねずみ)大根。
是非今回ご紹介した方法で、鮮度を保ちながら美味しく料理に使用してみてください。