大根の長期保存食の一つとして漬物がありますが、長期保存できる漬物をどうやって作ればいいのか、また実際どれくらい持つのか知りたいですよね。
そこで今回は、長期保存できる大根の漬物の作り方・保存方法・保存期間、更に大根の漬物を長期保存する際に気を付ける事をまとめてみました!
これから大根の漬物を作ってみたい!と思っていたかたも、大量に大根を貰いどうしたらいいのか迷っていたかたも、長期保存できる方法をしっかりご紹介していますので、是非参考にされてみてくださいね。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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大根の漬物で長期的に保存する方法
大根は「味噌漬け」や「酢漬け」の漬物にすることで、長期保存をすることができます。
以下に「酢漬け」と「味噌漬け」の方法をご紹介します。
大根の酢漬け
材料
大根…3㎏
塩…200g
砂糖…300g
酢…300g
漬物にする大根の葉の部分を全て切り落とします。
葉の部分はキッチンペーパーなどで包んで冷蔵庫で保存し、大根の根の部分は皮を剥いていきます。
大根を漬物容器に入れられるようにお好きな大きさにカットします。
たくあんのような形で漬物を作る場合は、縦に4等分などにしていきます。
カットした大根を漬物容器にいれ、その上から塩を振りかけます。
塩を振り入れた容器の蓋をしっかりしめ、その上から重石を乗せておきます。
1週間程すると水がでてきます。
1週間程そのままにして、水が上がってきたらその水を一旦捨て砂糖と酢を入れていきます。
その状態で1か月程おいておけば、大根の酢漬け(甘酢漬け)の出来上がりです!
大根の味噌漬け
材料
大根…500g(だいだい2分の1本)
味噌…大さじ2.5
醤油…大さじ2
大根の葉は全て切り落とします。
切り落とした葉の部分はキッチンペーパーで包み冷蔵庫で保存したり、塩で茹でて冷凍保存をすることもできます。
根の部分は皮を剥いていきます。
皮を剥いた大根はいちょう切りなどお好きな形にカットしていきます。
このあと揉みこむので、あまり厚すぎない方が味がしっかりしみ込みます。
味噌と醤油を混ぜて保存袋や容器にいれ、その中にカットした大根を入れていきます。
大根全体に調味液が行き渡るようにしっかりと混ぜこみ、そのまま一晩おいておきます。
翌日、出てきた汁を捨てたら大根の味噌漬けの出来上がりとなります。
大根の酢漬けは塩の多さなどに驚くかもしれませんが、大根を漬物で長期保存を行う場合塩分濃度は10%~20%ほど必要と言われています。
かなり大量の塩を用意しないといけませんね。
漬ける大根の量によって、塩や砂糖や酢などの量も調節してください。
大根の漬物で長期的に保存する方法はどれくらい持つ?
作る際に少し時間がかかる酢漬けは、その後3か月程度の長期保存を行うことができ、簡単にできる味噌漬けは冷蔵庫で1週間程度保存することができます。
ただし塩の量がすくなかったり保存しておく場所が暑かったりした場合は、この期間よりも短くなる可能性が高いので、異様に酸っぱい臭いがしている場合や、糸を引いているなどの異常が見られる場合は、食べない様にしてください。
大根の漬物で長期的に保存する方法で気をつけること
大根の漬物を長期的に保存する場合は以下のことにきをつけてください。
大根に限らず、漬物は長期保存を行う際には塩を多く使用します。
塩分を控えたい場合など、ついつい既定の量より塩を少なくしてしまいたくなりますが、長期保存の漬物を作るためには塩はかかせません。
また大根はもともと風通しの良い冷暗所で保存をする野菜のため、漬物にした後も直射日光のあたる場所や、気温が高くなりすぎる場所は避けるようにしてください。
漬物にする事で1週間〜3か月程度の長期保存ができるようになりますが、こまめに状態などを観察し、異変があれば口に入れないようにしましょう。
まとめ
今回は大根の漬物の長期保存方法として、大根の酢漬け・味噌漬けの作り方から保存方法、保存期間や長期的に保存する際の注意点などをご紹介させて頂きました。
大根は漬物にする事で1週間~数か月にわたり保存することができますが、手作りの漬物ということで上手く発酵が進まなかったという事も想定されます。
漬物を自作したあとはしっかり様子を確認し、安心して安全に食べれるようにしておきましょう!
また長期保存の保存食としてこちらのブログでは切干し大根の作り方などもご紹介していますので、大根を長期的に保存したい場合は是非そちらもチェックしてみてくださいね!