神奈川県の伝統野菜のひとつでもある、三浦大根。
通常スーパーなどでよく見かける青首大根とは、少し形が違う事からどんな大根なのか気になっている方も多いですよね。
そこで今回は三浦大根とはどんな大根なのか、その特徴に加え保存方法や保存期間、保存の際に気を付けなければいけない事をご紹介します!
三浦大根の鮮度を守ったまま、美味しく頂ける方法をご紹介しますので是非最後までご覧ください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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三浦大根の特徴
肉質が柔らかくまた煮崩れしにくい事から漬物や煮物やおでん、そしてお正月に良く食べられるなますなどに最適の大根と言われています。
一般的な青首大根よりも大きく、大きいものでは長さ60cm・重さも7キロ以上になるものもあります。
また三浦大根は、青首大根と比べて甘みも強く瑞々しいのが特徴的。
美味しい三浦大根の見分け方としては、根全体が白くてふっくらしており、また重量感のあるものを選ぶと美味しい三浦大根を手に入れる事ができます。
特に新鮮な状態の三浦大根は、その美味しさから大変人気のある品種となっています。
三浦大根の保存方法
三浦大根を新鮮な状態をキープしたまま保存する方法をご紹介します。
三浦大根の葉の部分を全て切り落とします。
大根の葉の部分は、そのままにしておくと大根の根の部分の水分や栄養分を葉が吸収してしまいます。
これは青首大根も同じで、三浦大根も購入後はすぐに葉の部分は切り落とすようにしてください。
切り落とした葉の部分はキッチンペーパーなどに包み、冷蔵庫で保存します。
また葉の部分は茹でてからお好みのサイズにカットし、ラップに包んだ後ジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷凍保存をすると、1か月程保存する事もできます。
葉の部分を切り落とした三浦大根を、濡らした新聞紙で包んでいきます。大根を包んだあとにその上から新聞紙を濡らしても大丈夫です。
三浦大根も通常の青首大根同様、水分が抜けていくことで乾燥がすすみしなびていきます。
大根は切り口や根の部分全体から水分が抜けていくので、水分を出来る限り失わない様に新聞紙を濡らし三浦大根全体を包んでいくようにします。
濡らした新聞紙で包んだ三浦大根を、ビニール袋に入れてそのまま冷蔵庫で保存します。
新聞紙が乾いてきた場合は、霧吹きなどで適宜濡らすようにしていきます。
三浦大根は青首大根と比べて、大きくふっくらした身が特徴的です。
このふっくらさを保っているのが三浦大根に含まれる水分。
大根はそのまま冷蔵庫に入れてしまうと冷蔵庫内の冷気などによって乾燥し水分が抜けていってしまうので、新聞紙に包んだあともしっかり袋に入れて、冷気が直接大根に当たらないようにします。
三浦大根の保存方法はどれくらい持つ?
三浦大根は青首大根と比べて、甘みも強く瑞々しいのが特徴でもあるため、出来る限り水分量はそのままにしておきたいですよね。
上記でご紹介した方法では、しっかりと水分量を保持したままシャキシャキな状態もキープすることができます。
三浦大根の保存方法で気をつけること
三浦大根の特徴として瑞々しさがありますが、これは三浦大根に水分が多く含まれているためです。
この水分が減る事によって大根がしなびたり、また乾燥によって皮の部分が変色したりと、三浦大根が傷んでしまう原因ともなります。
三浦大根を冷蔵保存する際のポイントをまとめると以下の3つになります。
冷蔵庫で保存する際にも冷蔵庫内の冷気などに当たって乾燥してしまわないように、しっかりと新聞紙・ビニール袋などで全体を包むようにしてください。
まとめ
今回は神奈川県の特産でもある、三浦大根についてその特徴や保存方法、更に保存期間や保存の際の注意点などをご紹介させて頂きました。
三浦大根は根全体が白く、見た目にも美しい大根ですが味も抜群に美味しいですよね。
青首大根と比べて水分が多い三浦大根を保存する際に、最も気を付けなければいけないのが
となっており、そのため濡らした新聞紙やビニール袋に包むなどの一手間が必要となります!
ですがこの一手間を掛けるだけで、保存後の三浦大根は鮮度の持ちが段違いとなります!
1週間先でも、手に入れた時と同じような新鮮でシャキシャキ感のある、瑞々しい三浦大根を食べるためにも、是非今回ご紹介した方法を実践してみてくださいね。