朝の定番番組、あさイチで以前紹介された大根の保存方法はご存じでしょうか?
番組では、大根を漬け汁ごと凍らせる事で通常より味をしみ込ませる方法を紹介していましたが、その他にも大根農家の方が、「皮を剥いてビニール袋に入れて冷蔵庫に入れるだけで4か月もつ」という驚きの証言をされていました。
本当に4か月も鮮度を保ったまま保存できるの!?と驚いた方も多かったのではないでしょうか?
そこで今回は、あさイチで紹介された大根の保存方法を2種類ご紹介!
大根を冷凍保存で味をしみ込ませる方法と、冷蔵庫で長期保存する方法を一緒にご紹介します。
番組を見たけどやり方を忘れてしまった…!というかたも、大根の長期保存方法を知りたい!という方も是非参考にしてみてください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
あさイチで紹介された大根の保存方法
あさイチで紹介された大根の保存方法は2種類あります。ひとつずつご紹介していきます。
大根にしっかり味をしみ込ませたまま保存する方法
煮物や鍋物などに大根を使う際、味をしみ込ませるのには思った以上に時間がかかりますよね。こちらの方法では下茹でなしで、大根に味をしっかりつけてさらに長期保存できる方法をご紹介します。
大根は皮を厚めに剥き、輪切りにしていきます。
保存容器に水300mlとめんつゆ小さじ2を加え、その中に輪切りにした大根を漬けていきます。
※こちらは輪切り大根4個分の分量なので、大根の量によって水・めんつゆの量は調整してください
保存容器に大根を入れたら、蓋をしっかりしめてそのまま冷凍庫で保存します。
大根は冷凍保存を行う事で細胞が破壊され、味がしみ込みやすくなりますがそのかわり解凍後に食感が変化します。
ですが漬け汁に浸す事で食感の変化を最小限に抑える事ができ、更に味のしみ込みやすさはそのままというまさに一石二鳥の結果に!
また下茹でを行わずに味をしみ込ませることができるのは嬉しいですよね。
大根を冷蔵庫で長期保存する方法
余った大根や、まだ使う予定がない大根など出来れば長く鮮度を保ったまま保存したいですよね。こちらの方法は大根を冷蔵庫で長期保存するやり方をご紹介します。
大根の皮を厚めに剥いていきます。普段剥く時よりも倍くらいの厚さで剥いていくといいです。
皮を剥いた大根をジップロックなどの密閉できる袋に入れて、中の空気を出来るだけ抜いてから口を閉めます。
ジップロックに入る大きさに大根をカットしても大丈夫です。
ジップロックに大根を入れたらそのまま冷蔵庫で保存をします。
あさイチで紹介された大根の保存方法はどれくらい持つ?
漬け汁に大根を漬けた場合は、漬け汁ごと煮る事もできるため料理をする際に格段に時短をすることができます!
またジップロックに入れて冷蔵保存をした場合も最大4か月という長期保存が可能です。
あさイチで紹介された大根の保存方法で気をつけること
大根を保存する際に、ジップロックに入れるときも中の空気は出来るだけ抜いて、真空状態にした方が鮮度を長く持たせることができます。
こちらはなぜこれほどまでに長く水分を維持しながら保存できるのか、科学的にはまだ証明されていませんが、一説によると大根の皮を剥くことによって大根の代謝や成長が止まるため、変化を感じにくくなっているのでは?と言われています。
使う用途が煮物や鍋物などに限定されてしまいますが、下茹でをして味をしみ込ませるために更に煮込んで…という工程が省けるのは忙しい時などにはとても助かりますよね。
まとめ
今回は、大人気番組「あさイチ」で以前紹介された大根の保存方法を、以下の2種類ご紹介させて頂きました。
どちらもこれまでの保存方法とは一風変わった保存方法となっていますが、大根の特性を活かした保存方法とも言えますよね。
これまで丸々1本買っても使い切れない…と敬遠していた方や、大根の煮物は時間がかかるから忙しい日にはなかなか作る事が出来ない…といった場合でも、今回ご紹介した方法を使えば簡単に時短で作る事ができ、さらに長期保存を行うことも可能です。
是非今回ご紹介したやり方を参考にして頂き、美味しく無駄なく大根を保存してみてくださいね!