夏の暑い季節になると、それまでは普通に保存出来ていた野菜でもすぐにダメになってしまったり、食品の痛みが早まるのが辛い季節ですよね。
一年を通して購入できる大根も、そのままにしておくと、あっという間にしなびてしまったりカビが生えてしまったり、しわしわになって内部に「ス」が入ったりと、食べられなくなってしまった…というご家庭も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、夏の季節に是非実践して欲しい大根の保存方法をご紹介します。
家族旅行などで、数日家をあけても安心の保存方法をご紹介させて頂きますので、夏の間大根を長持ちさせたい!という方は是非参考にしてみてくださいね。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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夏の季節に大根を保存する方法
夏の季節に大根を保存する場合は、冷蔵庫の野菜室で保存するのが最もおすすめの方法となっています。
保存方法は以下の通りです。
大根に葉の部分がついている場合は、購入後すぐに切り落としていきます。
葉の部分はそのままにしておくと水分や栄養を葉の部分が吸収してしまうので出来るだけ早く切り落とした方が長持ちさせることができます。
切り落とした大根の葉の部分は、料理にも使う事が出来るのでキッチンペーパーなどに包んでから、冷蔵庫で保存します。
葉の部分は根の部分とはまた違った栄養が豊富に含まれているため、積極的に使っていきたい部分ですよね。
大根の根の部分は、キッチンペーパーや新聞紙で全体をしっかりと包んでいきます。
また、更にポリ袋などに入れて大根を乾燥させないようにしていきます。
ポリ袋などに入れた大根は、そのまま冷蔵庫の野菜室で出来るだけ立てて保存をします。
立てて保存をすることで、大根が畑で収穫される前と似た環境を作る事ができ、横に寝かせて保存するよりも鮮度を長持ちさせることができます。
立てて保存するのが難しい場合は、大根を2分の1や3分の1にカットし、切り口をしっかりラップやキッチンペーパーで包んでから全体を包むことで水分が抜けるのを最小限に抑える事ができます。
それ以外の保存方法
それ以外の保存方法として、大根の葉の部分を切り落としたあと、大根の皮を厚めに剥いてから適切な大きさにカットし、ジップロックに入れて袋内の空気をしっかり抜いて冷蔵庫で保存することでも保存することができます。
夏の季節に大根を保存する方法はどれくらい持つ?
大根の全体を乾燥対策・水分対策のために包んだあと、冷蔵庫で保存する事で最大3週間程度美味しさを保ったまま保存することができます。
しっかりと新聞紙などで包むことによって、購入時とさほど変わらない水分量を保持することができ、新鮮なまま食べる事ができます。
またジップロックで保存した場合も、長期保存が可能となりますが、空気に触れると傷みやすくなるため、変色している部分などははやめに切り捨てるようにしてください。
夏の季節に大根を保存する方法で注意すること
夏の季節に大根を保存する場合は、以下の4点に事に注意をするようにしてください。
色々な保存方法がある大根ですが、最適な保存温度は5度前後で冷暗所で保存するのが一番鮮度を保てると言われています。その条件を満たせるのが冷蔵庫になるため、夏の時期は常温や屋外ではなく冷蔵庫で保存するのがベストです。
また葉の部分は保存方法の項目でもご紹介したように、栄養分や水分を吸収してしまうため、こちらは冷蔵保存の場合だけでなく、購入後はすぐに切り落とすようにしてください。
また、大根を長持ちさせる秘訣は大根の水分量を保持すること=乾燥対策をしっかり行う事となります。
大根は切り口以外からも徐々に水分が抜けていきます。
元々水分量が多い野菜の為、水分が減る事によって大根が次第に傷んでいきます。
そのため、全体を新聞紙などで包む・更に袋に入れてしっかり乾燥対策をおこなうことが冷蔵庫で保存を行う際の注意点となっています。
まとめ
今回は、夏の季節に大根を保存する方法をご紹介しました。
夏の暑い時期はどうしても食べ物の痛みが早くなってしまいますが、今回ご紹介した方法では3週間程度保存を行う事ができます。
調理に使い余った分はカットして冷凍庫などに入れれば、更に数週間保存期間を延ばす事も可能となっています。
夏でも様々な料理に大活躍の大根、是非新鮮な状態で美味しく食べきりたいですよね!
今回ご紹介した方法は、ご家庭ですぐに出来る保存方法となっていますので是非夏の間の保存方法として参考にしてくださいね!