普段スーパーなどで購入するさいには、葉をある程度切り落としたものを購入する場合が多いかと思いますが、直売所などでは新鮮な葉付き大根を購入することもできますよね。
ですが、意外と葉の部分が大きく、どうやって保存したらいいのか迷う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、葉付き大根を葉の部分も根の部分も、鮮度を保ったまま保存できる方法をご紹介します。
新鮮な葉付き大根を手に入れた場合は、是非こちらの記事を参考にしてください。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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葉付き大根の保存方法
葉付き大根を保存する方法を詳しくご紹介します。
大根の葉は、収穫後であってもそのままにしていると、根の部分も水分や栄養分を吸収していきます。
そのため、葉付き大根を購入した際には、葉の部分をすべて切り落とし、根の部分とは別々に保存します。
切り落とした葉の部分は、キッチンペーパーで包んだあと保存袋などに入れて、冷蔵庫で保存します。
葉の部分が大きい場合は、適切な大きさに切ってから包み保存を行ってください。
葉の部分は根の部分よりも、実は栄養が豊富に含まれているため、出来ればあます事なく使い切りたい部分でもあります!
調理に使えば、彩も添えられるので是非積極的に使ってみてください。
葉の部分を切り落とした大根は、水でしっかり洗い、そのあと水気を切ったらキッチンペーパーや新聞紙でしっかりと全体を包んでいきます。
しっかりと包んだあとは更にポリ袋などにいれ、冷蔵庫の野菜室で保存をします。
大根は切り口や全体から徐々に水分が抜けていき、しなびていくことになるため、水分を吸収するためにもしっかりと湿気対策として全体を包んでいきましょう。
また野菜室の中で、立てて保存できるようであれば立てて保存した方がより鮮度を保てるようになります。
葉付き大根の保存方法はどれくらい持つ?
キッチンペーパーや新聞紙が濡れてしまった時は新しいものに交換し保存をおこなって行けば、3週間後でも比較的新鮮な状態をキープしたまま保存する事ができます。
もしも保存中に、大根が変色したり、黒いカビなどが発生したときは速やかに傷んだ部分を切り落とし、他の部分へひろがらないようにしておきます。
また数週間以内に使い切れない場合は、冷凍保存へ切り替えたり、大根の皮を厚めに剥きジップロックなどに入れ替えて冷蔵庫に入れると、保存期間を延ばす事も可能です。
冷凍庫へ保存を切り替えた場合は、その後の食感などが変化するため注意が必要となりますが、最大で1か月程度は保存をおこなえます。
皮を剥き、ジップロックでも保存に切り替える時は、大根をある程度カットしてから袋に入れる事となるので、その後の調理が限定されますが、数か月~4か月程度(大根の個体差によりますが)保存する事ができます。
葉付き大根の保存方法で気をつけること
葉付き大根を保存する際に気を付けなければいけない事は以下の3つのポイントとなります。
大根の葉は、そのままにしておくと大根の根の部分の乾燥を早める原因となってしまいます。
そのため、購入後はすぐに葉の部分を根元から切り落として保存するようにしましょう。
また大根は、水分が抜けやすく湿度や湿気に弱い食材のため、乾燥・湿度対策の為にもしっかりとキッチンペーパーや新聞紙に包み、冷蔵庫内の冷気などに直接触れないように保存を行ってください。
乾燥が進むと、大根の内部に「ス」が入り味も食感も大きく劣化していきます。
大根は冬に生産のピークを迎える食材のため寒さには強いですが暑さには弱い食材です。
保存に適した温度は5度前後、とも言われているため、保存を行う時は冷蔵庫の野菜室などで、乾燥や湿気対策をおこなった上で保存してあげると、鮮度を保ったまま長持ちさせる事ができます。
まとめ
今回は葉付き大根を保存する方法や、保存期間、また葉付き大根を保存するさいの気を付けなければいけないポイントなどをご紹介させて頂きました。
葉付き大根の保存のポイントは
となっています。
また冷蔵で保存できる期限を超えてしまいそうな時は、早めに冷凍やジップロックでの保存に切り替えるのも長期保存のポイント。
手に入れる機会が限定される葉付き大根は、葉の処理などを考えて倦厭される方もいるかもしれませんが、簡単な一手間で葉も根の部分も長期保存が可能で、またどちらも栄養豊富な万能野菜です。
葉の部分も、それだけでおかずの一品となるなど、色々な料理に使えたり冷蔵保存や冷凍保存を行う事で、長期に保存する事が可能です。
是非、新鮮な葉付き大根を手に入れたら今回ご紹介した方法で、鮮度を保ったまま保存を行ってみてくださいね。