葉の部分も根の部分も栄養価が高い大根ですが、実は皮の部分にも高い栄養価があるのはご存じでしょうか?
大根の皮は、大根の中心部分と比較しても約2倍のビタミンCが含まれていると言われており、そのまま捨てるのはとっても勿体ないんです。
ですが
・大根の皮って一体なんの料理に使えるの?
・どうやって保存するの?
・どれくらいの期間保存できるの?
と思う方も多いですよね。
そこで今回は、大根の皮の保存方法から保存期間、更に大根の皮を使った料理などをご紹介します!
葉から皮まで全て食べ尽くせる大根、是非参考にしてみてください。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
大根の皮の保存方法
普段大根の料理を使う時、皮をむいてそのまま捨てているという方も多いとは思いますが、実は大根の皮は冷凍保存を行う事ができます。
その保存方法はとっても簡単!
大根の皮を冷凍保存する方法を詳しくご紹介しますので是非実践してみてくださいね。
葉の部分を切り落とした皮つき大根をしっかりと水で洗います。
特に皮の部分を冷凍保存する場合には、皮の部分に汚れなどが残らない様にしっかりめに洗っていきます。
大根の皮をむいたら、その皮を千切りや短冊切りといったお好みの太さ・長さに切っていきます。
大根の皮を切り終わったら、キッチンペーパーなどでしっかり水気を切るようにしてください。
しっかり水気を切りスライスした大根の皮の部分は、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷凍保存を行います。
大根の皮が大量にある場合は、1食分ずつラップに包んだ上でジップロックに入れると料理に使う時も使いやすくなります。
大根の根の部分同様、冷凍保存を行う事で繊維が破壊され、煮物など味がしみ込みやすくなる大根の皮。
冷凍保存を行っておくことで、いざという時の時短料理にも使う事ができます。
大根の皮の保存方法はどれくらい持つ?
大根の根の部分と同じく、冷凍保存を行う事で1か月程度保存する事ができる大根の皮の部分。
冷凍保存を行う事で繊維が壊れ、調理をした際味がしみ込みやすくなります。
また元々硬い皮の部分なので、冷凍保存を行う時は少し薄めにスライスしておくと食べる際にあまり硬さを感じることなく食べる事ができます。
大根の皮を冷凍保存し、その後料理に使う時は解凍せずそのまま使用OK!
大根の根の部分と同じく、そのままお味噌汁や煮物や炒め物に使う事ができます。
また千切りや短冊切りなど、細目にきっておくと加熱を行ったさいにすぐに解凍されるのでとっても便利で時短にもなります。
1カ月もの長期保存ができる大根の皮。少しずつ貯めていき、ある程度量が確保できてきてから使う事もできます。
大根の皮は何に使える?
大根の皮は栄養豊富でもともと硬さもしっかりあるため、冷凍後は特にきんぴらなどの煮物がおすすめとなっています。
千切りや細切りにして冷凍保存を行った場合、凍ったまま調理に使う事ができますし冷凍を行う事によって通常よりも味が早くしみ込むため、時短にもなります。
時間がないけどあと一品欲しい…!という時にとても助かりますよね。
また大根の皮のお味噌汁なども、根の部分とはまた違った食感でとても美味しく頂くことができます。
大根を保存する際に切り落とした葉の部分と共にお味噌汁に入れれば、それだけでいつもとは違う大根のお味噌汁になりますよね!
しかも栄養価も抜群です。
更に一味変わった大根の皮活用レシピとして、大根の皮を使ったドレッシングなどもあります。
大根の皮を細かく刻み、お好みのドレッシングと混ぜれば食感も楽しいドレッシングが完成します。
大根1つで様々な料理に使え、しかもどの部分もしっかり栄養がありまさに万能食材といっても過言ではありませんよね。
炒め物に使う際も、そのままフライパンに投入する事ができるので簡単に調理に使う事ができます。
まとめ
今回は大根の皮の保存方法や、保存期間、またどういった料理に使う事が出来るのかをご紹介させて頂きました。
大根の皮も、ほぼ冷凍大根と同じように使う事ができ、困った時のお助け食材となる事間違いなしとなっています。
冷凍保存を行うことで、長期で保存できる・味がしみ込みやすくなる・時短で一品作れるといったメリットも多い大根の皮。
サラダなど生で食べる料理にはあまり使えませんが、味を付けたり炒めたりといった料理にはむしろおすすめ出来る食材となっています。
これまで大根の皮は捨てていたというかたも、調理方法に悩んでいたというかたも、是非今回ご紹介した方法で大根の皮を活用してくださいね。