大量に収穫した(抜いた)後の大根の保存方法

家庭菜園や畑などで大根を育てている場合、大量に収穫できるのはいいものの、その後保存をどうすればいいのか悩んでしまう事もありますよね。

すぐに使う分は冷蔵庫などで保存するにしても、残りもできるだけ新鮮なまま保存したい!

そんなお悩みにピッタリな、大根を大量に収穫した後の保存方法をご紹介します。

また大量保存を行う際に気を付けなければいけない事なども併せてご紹介していますので是非最後までご覧ください。

目次

大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード

大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。

ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。

大量に収穫した(抜いた)後の大根の保存方法

大根を大量に収穫したあと、最も多く・長く保存する方法はもう一度土の中に戻す事です。

使う分だけ冷蔵庫や冷凍庫などに保存をし、残った分は葉の部分を切り落としてから土の中に戻す事で、一度に大量保存する事ができます。

STEP
収穫した大根の葉を切り落とす

収穫した大根は、葉の部分を切り落とします。

土の中以外の保存方法同様、葉の部分はそのままにしておくと根の部分の栄養や水分を吸収してしまうので、収穫後は一旦切り落としてしまいましょう。

STEP
大根を埋めるための穴をほる

大根を土に埋めるための穴を50cm~70cm程掘ります。

元々大根が埋まっていたくらいまでの深さを目安に掘ります。

STEP
大根を重ならないように並べて埋める

葉の部分を切り落とした大根を、穴の中に並べていきます。

この時大根同士が触れるように並べてしまうと、大根の病気や腐敗に繋がってしまうので、少し隙間をあけて並べるようにします。

1段で収まりきらない場合は、一旦大根が埋まる程度まで土を被せ、2段目に再び大根を並べていきます。

全て並べ終わったら、大根がしっかり隠れる程度土を被せていきます。

土の中に戻す事によって鮮度も保たれ、冷蔵庫や冷凍、常温で保存するよりも長く新鮮な状態を保つことが可能となっています。

また丸々1本の大根の場合、カットせずに(葉の部分は切り落とす)そのまま新聞紙などに包み冷暗所で保存する事で、常温でも1か月程度保存する事もできます。

大きめの発泡スチロールなどに入れる事で、こちらも鮮度を維持したまま1か月程度保存する事ができ、また一度に数本から数十本保存する事ができるのでおすすめとなっています。

一か月以内に使い切れる分は、冷蔵庫・冷凍庫・常温とわけて保存し、それ以外の大根は土の中で保存すれば、大量に収穫しても腐らせず鮮度を守ったまま保存できそうですね!

大量に収穫した(抜いた)後の大根の保存方法はどれくらい持つ?

土の中に戻した大根は、冬場であれば最大で半年程度(3月末頃まで)保存する事ができます。

また土の中に戻さなかった分の大根も冷蔵保存で最大で3週間程度。冷凍保存で1か月程度保存する事ができます。

常温保存の場合でも、夏場以外の季節であれば1か月程度保存する事が可能です。

大量に収穫した(抜いた)後の大根の保存方法で気をつけること

大量に収穫した大根を保存する場合、土の中に戻す場合も常温で保存する場合も夏場には適していません。

大根は元々冬場を代表する野菜のため、寒さには強いですが暑さには弱い野菜と言われています。

そのため気温が上がる夏場は、土の中や常温でもあまり日持ちさせることができないため、この場合は冷凍保存や冷蔵保存を行うか、天日干しを行う切干し大根にして保存するなどが適しています。

また冬場であっても、大量に収穫したあと葉の部分は保存の前に全て切り落としておいた方が良いです。

土の中に戻す場合でも、葉の部分をそのままにしてしまうと大根の栄養分や水分を葉の部分が吸収してしまいます。

せっかく長期に大量に保存できるのに、食べられなくなってしまったら勿体ないですよね。

時期としては晩秋~初冬にかけて大根を一旦全て収穫し、葉の部分を切り落としてから再び土の中に戻して保存する方法が、一番大量かつ新鮮な状態のまま長期保存する事が可能となっています。

まとめ

今回は大量に収穫した大根を保存する方法についてご紹介させて頂きました!

家庭で大根を栽培し収穫する際は、大半が本来のシーズンである初冬に行われる事が多いかと思います。

初霜が降りる前に一旦収穫し、葉の部分を切り落とし再び土の中に戻す事で春頃まで保存する事が可能な大根。

大根を埋める穴の深さや広さを調節すれば、一度に大量の大根を保存する事ができますよね!

一旦保存したあとも、必要になった分だけ土の中から取り出し使用する事ができますのでいつでも新鮮な大根を食べる事が可能です。

土の中に保存する方法とよく似た方法として雪の中に埋める方法もあります。

こちらは寒冷地限定の方法となっていますが、その場合は外気に触れて食べられなくなる事を防ぐために、埋める前に大根を厚手の保存袋(肥料袋)などに入れて保存すると雪解けの時期まで保存する事ができます。

土の中で保存する以外にも、冷蔵や冷凍、また常温でもしっかり乾燥対策や水分対策を行う事で1か月近く保存する事が可能となっていますので、是非環境やライフスタイルに併せて保存方法を行ってみてくださいね。

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