大根を保存する場所

一年を通して食卓を彩る大根ですが、保存方法や保存場所などが多岐に渡ります。

それだけ使い勝手がいい野菜なのですが、今回はそんな大根の保存方法や保存する場所を一挙まとめてご紹介します!

これさえ読めば、自身のライフスタイルにあった保存方法と保存場所がきっと見つかるはず!

是非関連記事と併せて最後までご覧ください。

目次

大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード

大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。

ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。

大根を野菜室で保存する方法

多くの人が実践している冷蔵庫の野菜室で保存する方法をまとめてみました。

STEP
大根の葉の部分を切り落とす
大根の根元を切り落とした画像

大根の葉は、そのままにしておくと大根の根の部分の水分や栄養を吸収してしまうので購入後はすぐに切り落とすようにします。

STEP
葉の部分はキッチンペーパーで包み冷蔵庫で保存
葉元をポリ袋に入れる画像

切り落とした葉の部分はキッチンペーパーなどに包み、冷蔵庫で保存します。

冷蔵庫では2日~3日程保存できますが、葉の部分が大きいく量が多い場合は塩ゆでをしたあと流水にとり、冷ましたあと適切な大きさにカットして密閉袋に入れて冷凍保存をする事も出来ます。

葉の部分は大根の根の部分よりも栄養素が沢山含まれていますので、是非最後まで使い切ってくださいね。

STEP
大根をキッチンペーパーや新聞紙で包む
新聞紙に包んだ大根の画像

葉の部分を切り落とした大根は、新聞紙やキッチンペーパーでしっかり包みます。

大根を長持ちさせる秘訣は、大根を乾燥させない事にあります。

そのため、水分が抜けるのを防ぎ乾燥から守るためにもしっかりと包むようにしてください。

STEP
ポリ袋や保存袋に入れて立てて保存

しっかりと包んだ大根を更に保存用の袋に入れて、野菜室で立てて保存します。丸々一本などで立てて保存できない場合は横にしても大丈夫ですが、立てて保存する事でより鮮度を保つようになります。

野菜室での大根の詳しい保存方法はこちらの記事でも紹介していますので併せてご覧下さい。

大根を屋外に保存する方法

大根を屋外に保存する方法をご紹介します。

STEP
屋外で保存する場合も葉の部分は切り落とす

上記ステップ①~②参照

STEP
土付きの場合はそのままで新聞紙で包む

大根を屋外で保存する場合は、土付きの大根の場合そのまま洗い流さずに新聞紙で包みます。

新聞紙は少し濡らした状態で、しっかりと大根を包むようにしてください。

STEP
日の当たらない風通しの良い場所で立てて保存する

新聞紙で包んだ大根は、日の当たらない風通しの良い場所で立てて保存するようにします。

土がついている事と立てて保存をする事で畑に近い環境を作る事が出来ます。

大根を屋外で保存する方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

大根を土の中に埋めて保存する方法

自宅に畑や家庭菜園などがある場合は、大根をそのまま土の中で長期に渡って保存する事が出来ます。

その方法をまとめてご紹介します。

農家が行っている畑の土の中に保存する方法

農家の方も行っているという大根の土中保存。冬季限定の方法となりますが、まずは初霜が降りる前に一度大根を収穫します。

STEP
葉の部分を切り落とします

自宅で保存する場合と同様、収穫した大根の葉は全て切り落とします。

STEP
大根を埋めるための穴を用意します

大根を土の中に埋めるための深さ50cm~70cm程の穴を掘ります。

STEP
立てて埋めれる場合は立てて、無理な場合は斜めに埋めていきます

穴の中に立てて保存できる場合は縦に、出来ない場合は斜めにし、また大根同士が当たらないように少し隙間をあけて並べていきます。

STEP
しっかり土を被せます

大根を埋め終わったら、しっかりと土を被せていきます。

こうする事で冬の間中、土の中で鮮度を保ったまま保存する事が可能となっています。

土の中で保存する方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

春大根を土の中に保存する方法

冬の時期以外には土の中で保存する事は難しいと言われている大根ですが、実は春に種をまいた春まき大根ならば土の中で保存する事が可能となっています!

STEP
生長点(葉の部分)を切り落とす

春大根が土の中の保存に適していないと言われる理由は、トウ立ちを行う為です。

トウ立ちが進んだ大根はスが入りやすくなり、食用としては適さなくなるため

トウ立ちをさせない為にも葉の部分はバッサリと切り取ってしまいましょう。

STEP
生長点は土の中に戻す

切り取った生長点はそのまま土の中に戻します。

そうする事で生長点はそのままトウ立ちが進み、やがて次の大根を育てるための種を産みます。

冬に育った大根は春になるとトウ立ちをはじめてしまうため、春大根は春に種をまいた大根で行う事となります。

春大根の土中保管についてや、トウ立ちについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

夏大根を土の中に保存する方法

本来であれば暑さに弱く夏に土の中で保存する事は春大根以上に難しい夏大根ですが、ある条件を満たせば夏大根でも畑で保存する事が可能です。

STEP
春頃には生長点を切り落とす

春大根の項目でもご紹介したように、冬以外の季節で土中保存を行うためにはトウ立ちを防ぐことが大事なポイントとなっています。

そのため、暑くなる季節の前には生長点を切り取ってしまいましょう。

STEP
生長点は土の中に戻す

切り取った生長点は土の中に戻しておきます。

通常の大根は夏の時期には土の中で保存する事は大変難しいです。

ですが、夏の暑さに強い品種がありそれらの品種を育てる事でスが入りにくくなり、夏の間でも土の中で保存する事が可能となっています。

夏大根を土の中で保存する方法についてはコチラの記事でも、品種など詳しくご紹介していますので是非参考にしてみてください。

大根をベランダで保存する方法

大根をベランダで保存する場合もまずは葉の部分を切り落とします。

STEP
新聞紙で大根を包むか黒いポリ袋に入れる

葉の部分を切り落とした大根は新聞紙でしっかり包むか、黒いポリ袋に入れます。

乾燥や水分が抜けるのを防ぐために行うのですが、黒いポリ袋には光を遮断する役割もあります。

STEP
風通しの良い日陰で保存する

新聞紙やポリ袋で包んだ大根は、日の当たらない風通しの良い場所で立てて保存を行います。

ベランダで保存する為の詳しいやり方や保存期間などはこちらの記事でもご紹介しています。

雪国(寒冷地)で大根を保存する方法

雪国や寒冷地では昔ながらの保存方法として雪の中に埋めるという方法があります。

まずは雪が積もる前に一旦収穫し、葉の部分を切り落としておきます。

STEP
大根を肥料袋などに入れる

葉の部分を切り落とした大根は、頑丈な肥料袋などに入れていきます。

雪の中に埋める時にはしっかりと袋の口をしばるかして外気に触れないようにします

STEP
雪の中や畑の中に埋める

肥料袋に入れた大根は雪の中に埋めるか、畑の土の中に入れていきます。

雪が積もった場合でも取り出すことが出来るように、自宅のすぐそばや取り出しやすい場所を予め決めて置き、安全に取り出せるようにしておきましょう。

寒い時期を雪や畑の中で保存する事で春先までの約半年間ほど、鮮度を守ったまま保存をする事ができる雪国や寒冷地での保存方法。

詳しい保存方法などはこちらの記事でも紹介していますので是非ご覧ください。

まとめ

今回は様々な保存方法を一挙まとめてご紹介させて頂きました!

どの保存方法でも共通しているのが、大根の葉を切り落とす事・乾燥を防ぐこと=水分がぬけないようにする事、となっていますよね。

ちょっとした工夫で、数週間から長いものでは数か月に渡って新鮮さを保ちながら保存する事が出来る大根。

それだけ保存する事が可能であれば、より家庭の強い味方にもなってくれますよね!

是非、家庭のライフスタイルなどに併せて最適な保存方法を実施してみてください。

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