冷蔵庫に入りきらない程の大根を保存する場合、自宅に畑や家庭菜園がない場合でもベランダや屋外で保存する事ができます。
真夏の暑い時期にはベランダなどで保存する事は危険ですが、要点さえ覚えてしまえば晩秋から春頃のいつの季節でも保存する事が可能となっています。
そこで今回は、ベランダでもできる大根の保存方法をご紹介します!
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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大根をベランダで保存する方法
大根をベランダや屋外で保存する方法をご紹介します。大根をベランダや屋外で保存する場合は丸々1本で保存する事が基本となります。
冷凍や冷蔵保存をする場合と同じく、ベランダで保存する場合も大根の葉は全て切り落とします。
大根の葉はそのままにしておくと、大根の栄養分や水分を葉がどんどん吸収してしまい傷むのが早くなってしまうため、すぐに切り落とすようにしましょう。
切り落とした葉は捨てずに、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で保存を行うか、湯がいてお好みのサイズにカットして水気をしっかり切ったら、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷凍保存を行います。
大根の葉は栄養分が沢山つまっているため、積極的に使い切りたい部分でもあります。
冷蔵なら2日~3日、冷凍なら1か月程度保存することができます。
葉の部分を切り落とした大根は、新聞紙で2重・3重にしっかり包んでいきます。
葉の部分を切り落とした後も、少しずつ水分が抜けていく大根。
水分量を保持する事と乾燥を防ぐことが鮮度を保つ秘訣となっていますので、しっかりと包むようにしてください。
またそれ以外の方法として、2重にした黒いポリ袋に大根を入れる方法もあります。
黒いポリ袋に入れるのは乾燥を防ぐ目的以外にも、光を遮断する目的があります。
ポリ袋に入れたあとは、しっかりと袋の口を結んでおきます。
ベランダで保存を行う大根が土付き大根の場合は、土を洗い流さずそのまま新聞紙に包む・黒いポリ袋にいれるようにしてください。
新聞紙やポリ袋に入れたあとは、日の当たらない風通しの良い場所で保存を行います。
この時大根を立てて置いておくと、横に寝かせた時よりも新鮮さを保てるようになるため、大根を立てて保存できるようポリバケツや段ボールなど用意できるといいかもしれません。
直射日光に当たったり外気に触れてしまうと乾燥や水分が抜けて行くのが速まるため、ポリバケツや段ボールなどに入れる際も雨や太陽の光が直接当たらない日陰で風通しの場所を選んでください。
大根をベランダで保存する方法はどれくらい持つ?
1日ごと様子を確認し水分が減ってきたり、しなびてきているようであれば、冷蔵庫や冷凍庫への保存に切り替えてもいいかもしれません。
大根をベランダで保存する時に気をつけること
雨に濡れたり太陽光などに当たってしまうとその部分から傷んでいきせっかく保存した大根が食べれなくなっていってしまいます。
そのため、ベランダなどの屋外で保存する場合には風通しの良い日陰で、尚且つ雨や太陽光などが直に当たらない場所を選ぶようにしましょう。
また寒い時期などは2週間程度ベランダで保存する事が可能となっていますが、気温や湿度の変化なども考えると2日~3日に一度は大根の様子を見た方が良さそうです。
もしもベランダで保存するのが土つきの大根なら土は洗い流さず、そのまま新聞紙で包んだ方がより長持ちをさせる事ができます!
さらに土付きの場合は、黒いポリ袋に入れる際に袋の中に土を入れてあげると畑と似たような環境を作り出せるため、自宅に家庭菜園や畑がなくても簡単に保存を行う事ができます。
まとめ
今回は、大根をベランダで保存する方法をご紹介させて頂きました。
夏の気温が高い時期などは、ベランダや屋外では保存せず冷蔵庫や冷凍庫での保存をした方が結果的に長持ちとなる大根ですが、それ以外の季節ではしっかりポイントを抑える事でベランダでも2週間程度、鮮度を保ったまま美味しい大根を保存する事が可能です。
丸々一本の大根をベランダや屋外で保存する時には、できるだけ畑での状態に近づけてあげる事が長持ちの秘訣!
土付きの場合は、土が大根の温度調節を担ってくれる役割ももっているので是非そのまま保存を行ってください。
ベランダでの保存では寒い時期の場合2週間程度保存できる大根ですが、冷凍庫では1か月程度保存する事が可能となっており、また発砲スチロールで1か月程度常温で保存する方法もあります。
保存方法によって、解凍後の大根の味や使い道にも変化が生まれてきますので、是非ご家庭にあった保存方法を試してみてくださいね。