NHKの「ためしてガッテン」でも紹介された大根の冷凍保存方法はご存じでしょうか?
大根を冷凍した場合、その後の調理で大根がぶよぶよになってしまって不味い…といった多くの声から、大根を美味しく上手に冷凍する保存方法が紹介されました!
そこで今回はそんな「ためしてガッテン」で紹介された大根の冷凍保存方法と、大根を冷凍保存する際のメリット・デメリット、また大根の食感を残したまま冷凍する方法をご紹介します。
番組を見逃してしまった方でもわかるようにまとめていきますので、是非最後までご覧ください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
ためしてガッテンで紹介された大根の冷凍保存方法
ためしてガッテンで紹介された、大根の冷凍保存方法をご紹介します。
大根の皮は繊維を多く含んでいるため、薄めにカットすると解凍後大根の食感が悪くなってしまいます。
そのため大根の皮をむく場合にはいつもより厚めにカットします。
皮をむいた大根を、お好きなサイズ・形にカットします。
調味液はどんな調味液でも可能で、解凍後に何に使うかで決めると便利です。
大根を冷凍し解凍した後、ぶよぶよになってしまうのは大根の繊維が冷凍する事で壊れて水分が抜け、食感が変化する為です。
大根を調味液に浸すことで、ゆっくりと冷凍され繊維が壊れにくくなり解凍後にも生のような食感を残すことが出来ます。
また調味液につける事で大根に味がしみこみ、その後の調理の時間が短縮するという効果もあります。
醤油ベースの出汁につけるもよし、中華風の鶏ガラスープにつけるもよしとその後のレシピに合わせて調味液を作ってみてください。(そのままの水につける事はしないようにしてください)
調味液に浸した大根は、そのまま調味液ごと冷凍庫で保存します。
冷凍庫で保存する際にも出来るだけ空気に触れさせないようにしっかりとラップで覆うなどした方が、大根の酸化なども防げます。
また冷凍庫で急速冷凍を行う事で、大根の栄養分などの流出を最小限に抑える事もできます。
ご自宅の冷凍庫に急速冷凍の機能がある場合はそちらを、ない場合は金属トレーなどの上に置いて冷凍する事で、急速冷凍と同じような効果を得られますのでそちらで是非実践してみてください。
大根を冷凍保存する際のメリットとデメリット
実際に大根を冷凍保存する場合にどのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。
メリット
また一度冷凍を行うと、大根の繊維が壊れる事によってその後の調理で味がしみ込みやすくなり、煮込み料理などに使う場合は時短にもなります。
デメリット
冷凍保存を行う事によって、解凍後はどうしても大根の味や食感などが変化します。
そのため冷凍を行った大根は生のサラダや刺身のつまとしては使用できず、煮る・焼くといった味を付ける料理に限定されてしまいます。
(大根おろしは、擦った状態で冷凍を行えば解凍後そのまま食べれます)
大根の食感を残したまま冷凍する方法
大根の皮は繊維が多く含まれているため、薄くむいてしまうと冷凍後に解凍した際筋っぽさが残ってしまいます。
そのため、冷凍保存を行う際にはいつもよりも厚めに皮をむいてから輪切りなど大きく切ったものは一つずつラップでしっかりと包み、更にジップロックなどの密閉できる袋に入れて空気を出来るだけ抜いてから冷凍庫で保存します。
大根は元々水分量が多い食材の為、空気に触れる事により酸化や乾燥が進んでいきます。
乾燥や酸化が進むと解凍後には柔らかくなりすぎてぶよぶよとした食感になり美味しさも半減してしまいます。
大根の食感を出来る限りのこしたい場合は、皮を厚めにむきしっかりと密閉させて保存する!という事を行う様にしてみてください。
まとめ
今回はNHK「ためしてガッテン」にて紹介された、大根の冷凍保存方法や冷凍保存を行う事のメリット・デメリット、さらに食感をのこしたまま冷凍保存をおこなうポイントなどをご紹介させて頂きました。
ためしてガッテン内で紹介された大根の冷凍保存方法は「調味液につけて保存」するといったもの。
調味液につけて保存する事で、大根の繊維の破壊を緩やかにしさらにその後の調理の時短を行えるというまさに一石二鳥の方法でした。
上手に冷凍保存を行えば、1か月もの長期保存が可能な大根。
日々の料理にレパートリーも増やしてくれる常備野菜だからこそ、無駄なく美味しく使い切りたいですよね。
今回ご紹介した方法以外にも様々な方法で長期保存する事も出来ますので、是非ご家庭の使用頻度や用途に合わせて最適な保存方法を行ってみてください。