冷凍大根の保存期間

1本購入すれば色々な料理に使えて便利な食材でもある大根。保存方法も多岐に渡り、冷蔵でも常温でも保存する事が出来ますが、中でも冷凍保存は安定して長期保存が出来ると話題になっています。

ですが、実際長期保存といってもどれくらい保存できるの?と思いますよね。

そこで今回は実際に大根を冷凍保存した場合、どれくらいの期間保存する事が出来るのかをまとめてご紹介します!

また解凍方法についてもそれぞれ詳しくご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

目次

大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード

大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。

ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。

冷凍大根の保存期間

大根を冷凍保存した場合、どれくらいの期間保存する事が出来るのか大根の葉・カットした大根・おろし大根とそれぞれまとめてみました。

大根の葉

大根の葉をゆがいている画像

大根の葉を冷凍保存した場合は、約1か月程度保存する事が出来ます。

大根の葉は細かくカットしたあと塩ゆでをし、ザルにあげたら冷まします。

その後水気を十分にきり一回分ずつラップで包みジップロックなどの密閉袋に入れ、袋内の空気を出来る限り抜いてから冷凍保存をします。

大根の葉は、大根の栄養分を凝縮させたようなとっても栄養価の高い部分でもあり、またお味噌汁に入れたり、お米やその他の具材と一緒に炊き込みご飯としてもつかえたり、彩を加えるために煮物に使ったりと実はとても汎用性の高い部分でもあります。

冷蔵庫や常温では数日で傷んでしまう大根の葉ですが、冷凍保存する事で最後まで使い切る事も可能です。

カットした大根

ジップロックに入れた大根の画像

カットした大根も冷凍保存を行う事で、1か月程度保存する事が出来ます。

輪切りやいちょう切り、さらに千切り(細切り)など色々なカットが出来る大根。

大根は切り口が多くなればなるほど傷みやすいのですが、冷凍保存を行う事で1か月程度は新鮮な状態を保ったまま保存する事が可能です。

ただし、冷凍から解凍した後は繊維が破壊される事で食感や味が変わってしまうため冷凍保存前のように生で食べる事には向いていません。

その代わり繊維が壊れたことにより、煮込みやおでんなど味を付ける料理の際には、冷凍保存を行う前より味がしみ込みやすくなるという利点があります。

おろし大根

ジップロックに入れた大根おろしの画像

おろした大根も冷凍保存を行う事で1か月程度保存する事が出来ます。

大根おろしはもともと擦りおろした状態のため、カットした大根などと比べて解凍後に食感の変化を感じにくい事からとっても冷凍に向いています。

毎回大根を擦り下ろすのは面倒…とついつい避けて通ってしまいがちな大根おろしですが、一度に擦り下ろして残りは冷凍しておけば、使う時にさっと取り出せてとても便利ですよね!

冷凍を行う際にも、汁気を切った大根おろしをそのままジップロックに入れお箸などで軽く痕を付ければ使う時に割りやすくなります。

冷凍保存方法については以下の記事に詳しくまとめています、ぜひ参考にしてください!

大根を冷凍庫で保存する際に気をつけること

大根を冷蔵庫で保存する際には、しっかり密閉し空気に触れさせない様にする事が大事です。

大根をそのまま冷凍庫に入れたり、しっかり密閉出来ていない状態で冷凍を行ってしまうと解凍後の調理で大根がぶよぶよになってしまう事があります。

原因はしっかり密閉出来ていなかったことによる乾燥なのですが、それらを防ぐためにはジップロックなどの密閉できる袋に入れる際、一つ一つラップで包んだり、袋内の空気をしっかり抜くことがポイントとなっています。

冷凍した大根の解凍方法

冷凍保存を行い長期保存を行った大根の解凍方法をそれぞれご紹介します。

大根の葉

冷凍した大根の葉は、使用する前日に冷蔵庫へ移し自然解凍を行うか、汁物や炒め物などに使う際には解凍せずそのまま使う事もできます。

冷蔵庫へ移し自然解凍を行う事で、解凍後に葉から出てくる汁気も最小限に抑える事も出来る事から自然解凍が最もおすすめとなっていますが、煮込んだり炒めたりする場合は、そのまま投入しても問題なく食べる事が出来ます。

カットした大根

カットした大根も、前日に冷蔵庫へ移し自然解凍を行う事で調理を行う事が出来ます。

また大根の葉同様、味付けをしっかり行う煮物系や炒め物、さらに汁物などにはそのまま解凍せず使っても問題はありません。

ただし解凍せずに使用すると、水分が抜けてその他の料理の味が薄まってしまう事もあるので、カットした大根も冷蔵庫で時間をかけて解凍した方が料理全体を美味しく味わう事ができます。

おろし大根

冷凍した大根おろしは冷蔵庫での自然解凍に加え電子レンジの解凍モードでも解凍する事ができます。

大根おろしはすりおろしている事から、解凍後の食感の変化などを感じにくくなっています。

そのことから、前日に冷蔵庫へ入れて自然解凍を行っても、電子レンジで解凍モードを使い手早く解凍する事もどちらにも対応する事が出来ます。

まとめ

今回は大根の冷凍保存について、冷凍で保存できる期間や解凍法などをご紹介させて頂きました。

大根はしっかり冷凍保存を行っていれば1カ月物長期間、新鮮な状態で保存できる食材です。

ただし、空気に触れたりそのままの状態で冷凍をしてしまうと、解凍後の食感が更に変化し美味しさを失ってしまう原因ともなります。

大根を冷凍保存する際には、カットした大根も葉の部分も

しっかり水気を切る

保存袋は密閉できるもので、尚且つ袋内の空気をしっかり抜く

という事を実践してみてください。

きちんと保存を行えば、1か月後でも購入時とそう大差ない鮮度のある大根となりますので、是非今回ご紹介した記事を参考に冷凍保存を試してみてくださいね。

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