冷凍保存をすることで常温や冷蔵に比べて格段と保存期間が長くなる大根。
新鮮な状態を維持したまま、長期保存ができるとあって気になっている方も多いと思います。
ですが冷凍保存を行うには、そのまま入れていいの?カットした方がいいの?と分からない事も多いですよね。
そこで今回は大根を冷凍保存する方法を徹底紹介!
保存期間から、カット別の解凍方法までこれさえ読めば大根の冷凍保存の全てがわかるようにまとめてみました。
是非最後までご覧ください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
大根の冷凍保存方法
大根を購入後、冷凍保存を行う前には下準備が必要となります。
大根の葉はそのままにしておくと、大根の栄養分や水分を葉の部分が吸収してしまいます。
そのため購入後はすぐに大根の葉を全て切り落とすようにしてください。
大根の葉を冷蔵庫で保存する場合は、キッチンペーパーでしっかりと包みそのまま冷蔵庫へ入れます。
冷凍庫で保存する場合は、塩を多めに入れたお湯で1分半程さっと茹でます。
茹ですぎると食感がなくなるので、1分半から2分程度茹でてください。
茹でた葉は流水に取りしっかり洗い流し冷まします。
冷ました葉はしっかりと水分を切ります。
水分を切り冷ました葉は3~4ミリの幅の小口切りにします。
切った後は再度キッチンペーパーなどで水気を切ります。
小口切りにし水気を切った大根の葉は、ジップロックなどの密閉できる袋に入れ袋内の空気を出来るだけ抜きそのまま冷凍庫へ入れ保存します。
大根の葉は栄養分が多く含まれているため積極的に食べきりたい部分ですよね!炒め物や煮物、お味噌汁など様々な料理に使えます。
冷凍の場合は使いやすい大きさにカット
大根を冷凍保存する場合の手順をご紹介します。
冷凍保存したい大根を解凍後に使う料理に合わせてカットします。
お味噌汁などには短冊切り、煮物やおでんなどには輪切りとその後に使用する用途に合わせて大根をカットします。
大根は冷凍をする事で繊維が壊れ、解凍後の食感が変化するため生で食べるのはおすすめ出来ません。
ですがその分味がしみ込みやすくなるといった利点もあります。
用途別にカットした大根は水気をしっかりふき取り、サイズごとにまとめておきます。
用途別にまとめた大根はそれぞれラップに包んでいきます。
輪切りなどの大きくカットしたものは一つずつラップで包み、短冊切りやいちょう切りなど細かくカットしたものは大き目のラップにまとめて包んでも大丈夫です。
ラップに包むことで空気に触れるのを防ぎ、大根の鮮度をより保つことが出来ます。
ラップで包んだ大根はそのままジップロックなどの密閉できる袋に入れ袋内の空気を出来るだけ抜いて冷凍庫へ入れます。
大根の冷凍はどれくらい持つ?
どの切り方でも、しっかり水気を切りラップで包んでから密閉できる袋に入れる事で約1か月もの間、長期保存する事が可能です。
冷凍した大根の解凍方法は?
冷凍した大根の解凍方法をカット別にご紹介していきます。
輪切り
輪切りにした大根は煮物やおでんなど味をしみ込ませる料理に使う事が多いと思いますが、その場合は凍ったまま使う事が出来ます。
一旦冷凍した事で味がしみ込みやすくなっているので生の状態で煮込むよりも時短も見込めてとってもお得!
煮込み料理に使いたい場合は是非積極的に冷凍保存を行ってみてください。
いちょう切り
炒めものなどに使う場合は、前日に冷蔵庫に移して自然解凍を行えば食感の変化はあっても、大きな味の変化を感じることなく使用する事ができます。
短冊切り
サラダなどにも使いやすい短冊切りですが、大根は解凍後食感が変化する為生で食べる事はあまりおすすめ出来ません。
お味噌汁や煮物など味をしみ込ませ煮込むような料理の場合は、凍ったまま投入する事が出来ます。
おろし
もともとすりおろしている事から食感の変化をあまり感じない大根おろし。
まさに冷凍に適していますが、そのまま自然解凍を行う事で美味しく食べる事が出来ます。
まとめ
今回は大根を冷凍保存する方法をまとめてご紹介しました。
大根を冷凍保存する際には、解凍後の用途に合わせてカットしておくとその後調理に使う際にとっても便利ですよね!
また冷凍を行う事で、調理の時短になったり長期保存が出来たりと大根の冷凍にはメリットが沢山あります。
解凍の方法もそのまま使えたり、冷蔵庫に移すだけで簡単にできるものばかりとなっていますので、是非これから大根を購入した際には冷凍保存を活用してみてくださいね。