サラダにお味噌汁に炒め物に煮物におでん。パッと思い浮かぶだけでもいくつもの料理に使える大根。
何にでも使える大根だからこそ、いつも冷蔵庫にある!というご家庭も多いのではないでしょうか?
そこで今回はそんな万能野菜の大根を冷蔵庫で保存する方法をご紹介します。
ただ冷蔵庫に入れるのとは違い、新鮮な状態を保てる保存方法となっていますので、これまで大根をそのまま冷蔵保存していた…という方や、いつもしなびてしまうという方は是非参考にしてみてください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
大根を冷蔵庫で保存する方法
大根を冷蔵庫で保存する際に共通する下準備の方法をご紹介します!
カットした大根・丸々一本の大根・細かくカットした大根全てに共通します。
大根の葉は購入後直ぐにすべて切り落とします。
葉の部分はそのままにしておくと大根そのものの栄養分や水分を吸収し、どんどん成長していきます。
そのため、買ったあとは直ぐに全て切り落とすようにしてください。
切り落とした大根の葉はキッチンペーパーに包み冷蔵庫で保存します。
しっかりとキッチンペーパーで包むことによって、葉の乾燥を防ぎそのまま冷蔵庫にいれるよりも長持ちさせることが出来ます。
大根の葉は、上記でもご紹介したように栄養分などを吸うため実はとっても栄養価が高い部分でもあります。
料理の彩りとしても使えますし、大根のお味噌汁に一緒に入れてもシャキシャキしてとても美味しいですよね。
葉をそのままにしている大根と、きちんと処理を行った大根では数週間後のみずみずしさが全く別物となっていますので、購入後はすぐに切り落とすようにしてくださいね。
丸々1本の場合
大根を丸々一本保存する場合には、葉の部分を切り落とした切り口をラップで包み更に大根全体をキッチンペーパーで包みます。
大根は切り口から一番乾燥が進んでいきます。
乾燥が進むことによって、大根全体の水分が抜けてしなびていく原因となるので、葉の部分を切り落とした切り口はしっかりとラップで包んでいきます。
切り口だけ覆っていても、それ以外の部分からも水分が蒸発していきます。
大根の乾燥を防ぐために、大根全体をキッチンペーパー(または新聞紙)でしっかりと包んでいきます。
キッチンペーパー(または新聞紙)でしっかり包んだ大根を更に保存袋などに入れて、出来る限り空気を抜いて冷蔵庫で保存します。
丸々一本の大根を保存する方法についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しているので是非併せてご覧ください。
3分の1にカットの場合
3分の1にカットした大根もしっかりとキッチンペーパーや新聞紙で包んで更に保存袋に入れて野菜室で立てて保存する事で長持ちさせることが出来ます。
カットした大根は、1本ずつしっかりとキッチンペーパーや新聞紙で包みます。
カットする事で切り口が増えるため、その分乾燥しやすくなる大根。
乾燥を防ぐためにもしっかりと全体を覆う様に包んでいきます。
しっかりキッチンペーパーや新聞紙で包んだ大根を更にポリ袋や保存袋などに入れます。
キッチンペーパーや新聞紙で包み、更に袋に入れた大根は、冷蔵庫内の野菜室に立てて保存する事で鮮度を長持ちさせることが出来ます。
3分の1にカットした大根の冷蔵保存のやり方についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
細かくカットの場合
細かくカットした大根はしっかり水気を切りジップロックなどの密閉袋に入れて冷蔵庫で保存します。
カットした大根は、しっかり水気を切ります。
水気を切った大根は、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて出来る限り袋内の空気を抜きます。
ジップロックなどの密閉袋に入れた大根は、野菜室ではなくより温度の低い冷蔵庫で保存します。
細かくカットした大根の冷蔵保存方法についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。野菜室ではなく冷蔵庫で保存した方が理由などもご紹介していますので是非ご覧ください。
大根を冷蔵庫で保存する場合どれくらい持つ?
大根はとても乾燥をしやすい食材で、カットすればするほど傷むスピードが速まります。
そのため丸々1本の場合であれば3週間程度保存する事が出来ますが、細かくカットし大根などは冷蔵庫でも1週間程度で使い切った方が安心に食べる事が出来ます。
大根を冷蔵庫で保存する際の注意すべきこと
また大根を乾燥から守ろうと水につけて保存する事はしないようにしてください。大根の鮮度が落ちる主な原因は大根から水分が抜けて乾燥ししなびていくためです。
それらを防ごうと水につけたりすると、水が腐り却って大根の傷むスピードが速まります。
またキッチンペーパーなどで包んだ際にも大根から出た水分でペーパーが濡れ、そのままにしておくとカビの原因ともなります。
そうなってしまうとせっかく正しい保存方法を行っていても食べられなくなってしまいますので、キッチンペーパーや新聞紙で包んだ際にも濡れたら新しいものに交換するなどするようにしてください。
大根がどんな状態になっていると食べられない?
大根からにじみ出る水分をそのままにして保存を行っていると、湿気がこもり大根に黒いカビが生える事があります。
また空気に触れたり、水に触れる事によって大根が変色してしまう場合もあります。
一部分だけカビが生えた、変色した場合はその部分を切り落として使う事も可能ですが、全体的にカビが発生している・変色している場合は衛生的な面を考えても食べないようにしてください。
まとめ
今回は冷蔵庫で大根を保存する場合の保存方法についてご紹介しました。
大根を保存する場合に大事な事をまとめると以下のようになります。
・大根の葉は購入後すぐに処理する
・保存のコツは大根を乾燥させない事
・水分を吸収したキッチンペーパーや新聞紙はこまめに取り換える
・カットすればするほど保存期間は短くなる
色々な料理に使える大根ですが1日で全部使い切る事は大きさから考えても難しい場合が多いですよね。
今回ご紹介した方法で、数週間は鮮度を保ったまま保存する事が可能となっていますので
是非新鮮な状態の大根を使って、大根料理のレパートリーを増やしてみてくださいね!