丸々一本の大根を購入した際には、常温でも様々な保存方法が存在します。
冷蔵保存や冷凍保存をしなくても、数週間から数か月程度保存する事も可能な常温での保存方法。
今回は大根を常温でも長期で保存できる方法をまとめてご紹介します！
冷蔵庫に入らないような大きな大根や、畑で採りたての新鮮な大根を美味しさを保ったまま保存する事が可能となっていますので、是非参考にしてみてください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい！以下のページにて一覧をダウンロードできます。
常温での大根保存方法
常温で丸々一本の大根を保存する際に共通する工程をご紹介します
葉付きの大根を購入した場合は、まず葉の部分を切り落とします。
葉と根の部分ギリギリで落とすのではなく、2センチほど根の部分も一緒に思い切って切り落とします。
大根の葉っぱはそのままにしておくと、大根の根の部分の水分や養分をどんどん吸収してしまい、大根がしなしなになってしまいます。
なので葉の部分と根の部分は別々に保存するようにしましょう。
切り落とした葉の部分はキッチンペーパーに包み、更にその上からラップを巻くorポリ袋に入れて冷蔵保存する事ができます。
お味噌汁や炒め物などの彩りとしても使える葉の部分。栄養分も豊富に含まれていますので是非最後まで食べきってみてくださいね。
葉を切り落とした切り口は、隙間がないようしっかりとラップで包みます。隙間が空いていると、そこから水分が蒸発していきしなしなになってしまう原因となります。
以上の3ステップが、大根を常温保存する際の共通の下準備となっています！
特に葉の処理は、その後の大根の保存状態に大きく影響を与えますので購入後は出来るだけ早めに行ってみてください。
新聞紙を使用しての保存
葉の処理を施した丸々一本の大根ですが、そのままだと中々冷蔵庫に入れるには大きいですよね。
そこで新聞紙にしっかりと包み、風通しの良い日陰（冷暗所）に大根を立てておくことで常温でも最大１か月程度保存する事が出来ます。
新聞紙に包むことで大根の乾燥を防ぎ、また収穫前の畑の状態に近づける事で常温でも冷蔵や冷凍庫に保存するのと同じくらい長期保存が可能です。
新聞紙を使用しての詳しい保存方法はこちらの記事でも紹介していますので是非併せてご覧ください。
発泡スチロールを使用しての保存
丸々一本の大根が数本あるときなどは発泡スチロールで保存する事も大変おすすめとなっています！
最後に蓋を少しずらして置くだけで湿気や乾燥対策になり、冬場の時期ではそれだけで２カ月～３か月程度保存する事ができます。
発泡スチロールのサイズを変えれば、一度に大量の大根を保存する事も可能となっており、ひと箱あって損はない品物となっています！
発泡スチロールを使った保存方法はこちらの記事でも詳しくご紹介していますので是非ご覧ください。
常温での大根保存方法はどれくらい持つ？
夏場の暑い時期などには、常温よりも冷蔵や冷凍での保存を推奨しますがそれ以外の時期、特に冬場などは常温でも十分に長期保存する事ができます。
常温で大根を長期保存するコツは乾燥対策と水分対策！
大根は乾燥に非常に弱い食品となっていますので、必ず新聞紙やキッチンペーパー、更には上の項目でもご紹介した発泡スチロールでの保存を行ってください。
常温で保存する際に気をつけること
常温でも数か月保存する事が出来る大根ですが、気温が高すぎる夏の時期などには冷暗所に置いていたとしても腐食してしまう可能性が高いです。
そのため暑い時期は冷蔵庫や冷凍庫での保存を行って頂き、それ以外の季節に常温保存を行うようにしてください。
また新聞紙などに包むことによって中の状態が確認出来ず、カビが発生してしまう可能性もあります。
大根はしっかり乾燥対策を行っていても、徐々に水分が抜けていきます。
そのため新聞紙で包んだあとも、新聞紙が濡れていたら新しいものに取り換えるなどしておかないと湿気が原因となり、大根にカビが発生する事も考えられます。
まとめ
今回は大根を常温で保存する方法をまとめてご紹介させて頂きました。
大根を常温で長期保存をするためには、新聞は必須アイテム！
新聞紙に包むことによって、大根の水分が抜けていくこと・乾燥対策を同時に行う事が出来ます。
大根が新鮮さを失っていく原因の多くは、大根から水分が抜け乾燥をしてしまうから。
新聞紙や、更に発泡スチロールに入れる事で乾燥から大根を守り、また余分な水分を蒸発させないといった事で、数週間～数か月もの間新鮮な瑞々しい状態を保ったまま大根を保存する事が出来ます。
大根を常温でも長く保存する事ができれば、レシピやアレンジメニューも豊富な大根ですのでとってもコスパがよくなりますよね！
大根を新鮮な状態で最後まで使い切れるように、是非今回ご紹介した保存方法を試してみてください。