大根のアクを抜くためや乾燥を防ぐために、調理の際に水につけている方も多いとは思いますが、水につけたまま保存すれば良いのでは?と思った事はないでしょうか?
でも実は大根を水につけたまま保存する事は絶対に避けた方が良いのです!
そこで今回は、大根を水につけて保存してはいけない理由を徹底解説。
更に、切った大根はどのようにして保存すれば良いのかその解決策もまとめてご紹介しますので是非最後までご覧ください。
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大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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切った大根を水につけて保存してはいけない理由
調理に使う際、アク抜きや食感を保つために一時的に水にさらしておくことが多い大根ですが、その場合でも5分~10分位が目安と言われています。
水は元々腐りやすく、また融解作用があるため長時間切った大根を入れていると水に大根の栄養分が溶けだしてしまいます。
またその状態で置いておくと今度は食感が変化していき、その他の保存方法と比べると腐敗が進みやすくなってしまいます。
切った大根の保存方法
それでは切った大根はどのようにして保存するのが良いのか、切り方別にまとめてご紹介していきたいと思います。
いちょう切り
いちょうぎりに切った大根もそのまま保存していては直ぐに傷んでしまうので、切った後はラップや密閉袋に入れて冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存します。
冷蔵庫で保存できる期間は約3日程度。冷凍庫では約1か月近く保存する事が可能です。
ですが長期保存できる代わりに解凍後の食感などは変化してしまいます。
いちょう切りの詳しい保存方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので併せてご覧ください。
千切り
千切りはカットした大根の中でも特に傷むスピードが早いため、冷蔵庫で保存するとしても当日から遅くても2日以内には食べきった方がいいです。
そのため大量に千切りを保存したい場合は冷蔵庫よりも冷凍庫での保存がおすすめ!
冷凍庫に保存する事によって約1か月程度保存する事が可能となっています。
詳しい保存の方法などはこちらの記事でご紹介していますので是非併せてご覧ください。
輪切り
輪切り大根を使う料理は主に鍋や煮込み料理など、味付けをして煮るものが多いので保存は冷凍庫でするのが断然おすすめです。
冷蔵庫でも新鮮さを保ちながら3日程度保存する事が出来ますが、冷凍保存をする事によって大根の繊維が壊れ、味がしみ込みやすくなります。
冷凍をする事で、解凍後食感が柔らかくなってしまうのですが、煮込みや鍋など元々柔らかくして食べる事機会が多い輪切り大根にはピッタリですよね!
輪切り大根の保存方法についての手順などは、こちらの記事で詳しくご紹介しています!
おろし
冷蔵庫で保存する場合はすりおろした大根の水気を絞ってラップに包んで2日程度保存する事が出来ますが、毎回するのが面倒・・・という方は一度に沢山大根おろしを作り、冷凍保存するととても便利です。
すりおろす事によって、解凍後の食感の変化なども感じにくいためそのまま調理しても差し支えない大根おろし。
冷凍を行う際には、水気を切り密閉出来るジップロックなどに入れ、一食分ずつ割って使えるように跡などを付けておけば、食べる際も直ぐに使用できます。
大根おろしの詳しい保存方法や手順などはこちらの記事に載っていますので是非参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は切った大根を水につけて保存してはいけない理由や、カットした大根を保存する方法についてご紹介させて頂きました。
切った大根を水につけるのは、その後すぐに調理に使う場合のみ!
それ以外に保存の目的で水につけるのは、水の特性上あまりお勧めはできません。
カットした大根を水につけてはいけない理由は以下の2点。
・水には融解作用があるため、つけすぎると大根の栄養分が水に溶けだす
・水は腐りやすいため、長時間水につける事によって大根の腐敗がすすみ食感も変化する
大根を長持ちさせるには乾燥対策が必須となりますが、だからといって水につけすぎてもよくないという事ですね。
5分~10分程度水にさらした場合はアクも抜け、またシャキシャキとした食感も維持できるので、すぐに生で食べる際にはむしろおすすめとなっています。
それ以上保存をしたい場合は、是非こちらの記事を参考にして頂き冷蔵庫での保存や冷凍庫での保存を検討してみてくださいね。