寒い時期は収穫した人参を冷蔵庫などではなく土の中に埋めて保存できることを知っていますか?
土の中に保存した方が人参の新鮮さを保ったまま保存することができますよ!
せっかくなら長期間保存したいと思っても、どのようにしたら良いか分からない方も多いと思います。
そこでこの記事では
・人参を土の中(畑)で保存する方法
・人参を土の中(畑)で保存する方法はどれくらい持つ?
・人参を土の中(畑)で保存する方法において気をつけること
について紹介していきます。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
人参を土の中(畑)で保存する方法
土の中は温度だけでなく湿度も一定なこともあり、春先までは人参を土の中に埋めて保存することができます。
畑がない方はプランターでも代用できるので試してみてくださいね!
プランターの場合は人参がしっかり埋まる程度の深さにしてください。
しっかりと人参をストレスなく並べるために底は平らにならしましょう。
葉付きのまま葉だけを外に出して埋めることもできますが、1度収穫してしまったものは葉に栄養が取られて根に栄養が回りにくくなります。
美味しいまましっかりと保存するためにも葉は落としておいたほうが良さそうですね。
ちなみに、収穫した人参は土付きのまま埋めて大丈夫ですよ!
重なってしまうと人参同士の重なりの部分から傷む原因になるので注意しましょう。
並べる時は縦や斜めに並べると良いと言われていますよ!
支柱などの目印をしないとどこに埋めたのか分からなくなってしまいます。
使いたい時にすぐに掘れるように目印を立てるのは忘れないようにしましょう。
人参が傷まないよう丁寧に土をかけていきましょう。
勢いよくかけてしまうと人参にもストレスがかかってしまいます。
土をかける時は少し小山を作っておかないと水が溜まって水はけが悪くなってしまいます。
水はけが悪いと人参が傷む原因になってしまうので注意してくださいね!
人参を土の中(畑)で保存する方法はどれくらい持つ?
12月に埋めたら2月くらいまで持つということになりますよね。
人参を土の中で保存できるのは、最高でも3月下旬までと言われているので桜が咲き始める頃には忘れずに全ての人参を土から出した方が良いです。
気候によって暖冬だったり春が来るのが早く、暖かくなりすぎてきてしまった場合は3月下旬まで待たず早めに掘り起こしてくださいね!
土に埋めても安心せず1ヶ月程度で掘り起こして調理することをおすすめします。
人参を土の中(畑)で保存する方法において気をつけること
人参を土の中で保存するにあたっていくつか注意点もあるのでチェックしておきましょう!
雪の降る地域はビニールシートなどをかける
雪の降る地域の場合は土が凍ってしまう可能性もあります。
土を守るためにもビニールシートなどで覆うと良いですね。
藁があるのであれば、藁でも可能ですよ!
土の中で保存できる季節は冬!
土の中で保存することができるのは土の温度が低い秋〜冬のみです。
3月下旬までは土の中で埋めることができるとも言われていますが、土の温度が高くなってしまうと保存はおすすめできません。
春や夏に収穫した人参を土の中に埋めることは傷みや腐る原因になるので、暖かい春夏は冷蔵庫や冷凍庫で保存するようにしてくださいね!
葉は茎の根本から落とす
ヘタの部分から落としてしまうと傷みの原因にもなってしまうので、葉を落とす時は茎の根本から落としてくださいね!
落とした葉は新鮮なものならばサラダにしても良いですし、炒めるとふりかけにもなります。
捨ててしまわず美味しくいただいてくださいね!
土は落とさない
収穫した段階で土をきれいに洗って落としてしまうと小さい傷ができてしまいます。
埋める前の段階で傷ができてしまうとそこから傷みが進んだり劣化が早くなってしまうことが多いです。
土を落とさない場合はゴシゴシ擦ったりもせず傷もできにくいので良い状態で保存することができますね。
そもそも土の中に埋めるので土を落とす必要はありませんよ!
まとめ
人参を土の中(畑)で保存する方法について紹介しましたが、最長で2ヶ月程度保存することができることが分かりましたね!
土の中での保存に向いているのは寒い季節ということなので、冬は収穫した人参を新鮮なまま土に埋めて保存しましょう。
保存するときの注意点も理解した上で、畑がある方はもちろんない方も土に埋める方法で保存してみてくださいね!