1年を通して手に入る人参ですが、春人参は普通の人参よりも水分が多くみずみずしいと言われています。
水分が多めの人参ということで保存方法は変わるのでしょうか?
適切な保存方法を知って少しでも長い期間美味しい人参を食べたいですよね。
今回の記事では
・春の人参の保存方法
・春の人参の保存期間
・春の人参の保存方法で気をつけること
について紹介していきます。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
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春の人参の保存方法
春人参に限らず、暖かくなってくる季節に常温保存は推奨されていません。
冷蔵保存
袋には水滴がついていることも多いので、購入したら必ず早めに袋から出しましょう。
そして水で綺麗に洗いましょう。
洗った人参は1本ずつキッチンペーパーなどでしっかりと水気をとりましょう。
水気が残ってしまっていると傷みやすくなってしまいます。
湿気を吸収する新聞紙またはキッチンペーパーで人参を1本ずつ包むことで湿気や乾燥から人参を守ることができます。
ポイントはしっかりと空気を抜くことです。
冷蔵庫は乾燥しやすいので封をしておくことで乾燥を防げます。
床下収納がある方は床下収納で保存してもいいですし、冷蔵庫の野菜室に保存しても良いです。
土に生えている時と同じく立てて保存するのが一般的なので100均などで売られているケースなどを使用してみましょう!
冷凍保存
冷蔵保存と同じく買ってきたものは早めに洗って使用用途に合わせて切りましょう。
茹でてから冷凍する場合は固茹でにして粗熱はとってくださいね。
冷蔵保存と同じく水気は傷みの原因となるためしっかりととりましょう。
人参を多めに使う料理などはラップに包まずそのまま保存することもできるので買ってきた人参を全部冷凍する時も安心して保存できますね!
冷凍庫はいろいろなものを入れるので、場所を取らないようになるべく平らにして保存しましょう。
土に埋めて保存(3月下旬くらいまで可能)
畑や庭がない方はプランターに土を入れるのでも代用できます。
葉付きの人参の場合は葉が出るように埋めてしまって大丈夫です。
春の人参の保存期間
春人参は水分が多めですが、冷蔵庫で適切に保存すれば約2〜3週間保存することができます。
冷凍庫での保存であれば1〜2ヶ月程度はもつと言われていますが、美味しく食べられる期間ということではありません。
なるべく早めに調理するようにしてくださいね!
土に埋めて保存する場合は約2ヶ月保存することができますが、基本的には寒い冬の保存方法なので3月下旬くらいまでしか保存することができません。
春の人参の保存方法で気をつけること
乾燥と湿気に注意する
人参は春人参に限らず乾燥も湿気も苦手な野菜です。
特に使いかけの人参を保存する場合などは切った断面から劣化が進んでしまうので乾燥しないようにしっかりとラップで断面を覆いましょう。
冷凍するときは薄く切る
冷凍することで栄養素が凝縮され、さらに栄養価が高い人参を食べることができるのですが冷凍して解凍すると食感が変わってしまいます。
食感が変わることなく食べたい方の方が多いと思うので、冷凍するときのコツは薄く切ること!を覚えておいてくださいね。
おすすめは千切りやみじん切り、小さめのいちょう切りなどです。
よく人参を使う料理を考えて使いやすい切り方にしておくと料理の時間も短くなりますね!
りんごのそばで保存しない
りんごはエチレンガスを出すと言われているため、りんごの近くに人参を保存すると劣化が早くなってしまいます。
食品をりんごのそばで保存していたら苦くなってしまったという声もあるので、野菜室に限らず人参を保存する際には気をつけましょう。
まとめ
この記事では春の人参を保存する方法について紹介しました。
春は暖かくなってくるという気温的なこともありますし、特に春人参は水分を多く含むため傷みやすいということもあって冷蔵または冷凍保存をおすすめしました。
保存の際には必ずしっかりと水分をとってキッチンペーパーやラップに包んで密閉しましょう。
美味しさを保ったまま出来るだけ長く保存するためにも注意点は守ってくださいね!