土付き(泥付き)人参の保存方法

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道の駅や直売所などで売られていることが多い、土付きの人参ですが、普段スーパーなどであまり見かける機会がないため持ち帰ってから土を洗い流している方も多いのではないでしょうか?

実は土付き人参は、土が付いている状態で保存を行った方がより長持ち・栄養価も保つことができます。

今回はそんな土付き人参の保存方法や、保存期間、また土付き人参を保存する場合の気を付けなければいけないことなどをまとめました。

是非参考にされてみてください。

目次

人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード

人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。

ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。

土付き(泥付き)人参の保存方法

葉付き人参の画像

土付き人参は葉の部分を切り落としてから、土が付いた状態のまま土の中で保存します。

家庭菜園や畑などが自宅にある場合、土付き人参の葉を根元から切り落とし、土は洗い流さずそのまま土の中で立てて保存します。

人参は元々土の中で育つ野菜の為、収穫前と同じ条件で保存することで人参にストレスを与えることなく保存できます。

葉の部分はそのままにしておくと、人参の栄養分や内部の水分を吸収してしまうため、購入後は葉の根本から切り落とすようにしましょう。

また土付き人参を土に埋める際は、元々ついていた土もそのままで保存します。

洗い流してしまうと、人参は水分に弱い野菜の為傷みやすくなることと、土を洗い流す事で表面に傷がつき傷みやすくなります。

土はそのままで土の中に戻す事で、新鮮な状態をキープしたまま保存する事が可能となっています。

ただし土の中で保存するのは秋から冬にかけてが適しているため、それ以外の季節や自宅に畑や家庭菜園などがない場合は常温や冷蔵庫や冷凍庫で保存することもできます。

常温保存の場合は冬の寒い時期のみとなっていますが、土がついた状態のまま葉の部分を切り落とし、丸ごと一本んを新聞紙などで包んで冷暗所で立てて保存します。

冷蔵庫で保存する場合は、葉の部分は根元から切り落とし、土は水で洗い流してから水気をふき取り、キッチンペーパーなどで包み乾燥させないように保存袋などに入れ冷蔵庫で保存するといいです。

冷凍庫で保存する場合は、葉の部分を切り落とし、水洗いした後水気をしっかりふき取り、カットした状態で密閉できる袋などに入れて冷凍保存をします。

土付き(泥付き)人参の保存期間

土付き人参を土の中で保存した場合、約2カ月程度保存することができます。

ただし気温が高い時期だと、土の中で保存をしても人参が腐る可能性が高いので、土の中での保存に適した時期は秋~冬・10月頃~2月頃までとなっています。

春や夏といった気温の高い時期に土の中で保存を行うと、人参が腐りやすくなるほか、葉が成長しすぎてしまったり、人参内部の栄養が新しい葉や芽に吸収され、スが入りやすくなります。

冷蔵庫で保存した場合は、丸ごと1本の場合は3週間程度保存することができます。

冷凍保存を行う場合は、水洗いし水気をしっかりふき取ったあと、カットしてから冷凍用フリーザーバックなどに入れて密閉させてから冷凍庫に保存すると、約1か月程度保存することができます。

土付き(泥付き)人参の保存方法で気をつけること

土付きの人参を保存する際は、土の中で保存する時や常温で保存する場合は土はそのまま・冷蔵保存や冷凍保存の場合は土を洗い流すようにします。

人参は秋から冬にかけて土の中で保存することができますが、冬の寒い時期であれば常温でも土付き人参をそのまま保存することができます。

常温で保存する場合は、葉の部分を切り落としたあと新聞紙などに包んで乾燥などを防ぎ、冷暗所で立てて保存します。

冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合は、土を洗い流さないと、冷蔵庫内で土の雑菌などが繁殖してしまうため、常温保存と土の中で保存する時以外は土を洗い流すようにしましょう。

また、人参は湿気・乾燥・暑さに弱い野菜のため、土の中や常温で保存する場合は気温などに注意し、冷蔵や冷凍で保存する場合は、乾燥させないようにしっかりとキッチンペーパーや新聞紙などで包みさらに密閉できる袋などに入れて保存します。

まとめ

今回は土付き人参の保存方法についてご紹介させて頂きました。

土付き人参を最も長く保存できる方法は土が付いた状態のまま再び土の中で保存する方法となっていますが、季節などによっては室内で保存を行った方が長持ちします。

冬の季節であれば、土付きの状態のまま常温で保存できますが、それ以外の春や夏などは土をしっかり洗い流してから冷蔵または冷凍庫で保存するようにしましょう。

どの保存方法の場合も、人参の葉は切り落としたほうが人参の鮮度を保つことができます。

人参は暑さや乾燥や湿気に弱い食材ですが、保存方法自体は意外と簡単なため、ちょっとした手間をかけるだけで長く保存が効くようになります。

常温や冷蔵庫で保存する場合、人参自体から出てくる水分などで傷ませないために、必ず水分を吸収しながら乾燥対策にもなるよう、新聞紙などでしっかり包んでおくとより効果的です。

色々な料理に使える人参なので、出来るだけ長期的に新鮮な状態で保存をしたいですよね!

是非今回ご紹介した保存方法を参考にされてみてください。

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