栄養価もとっても高い大根ですが、大きさ故にどうやって保存するのが一番いいのか悩んでしまいますよね。
冷蔵・冷凍・発泡スチロールなど様々な保存方法がありますが、今回ご紹介するのは新聞紙による保存方法です！
一本まるまる保存したい場合や、新鮮な状態で保存したい場合などには新聞紙が必須！
新聞紙に包んであげる事でその後の大根の状態が大きく変わります。
新聞紙に包んだ状態と、包まずに保存した場合の違いなどもあわせてご紹介させて頂きますので是非最後までご覧ください。
大根保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
大根の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい！以下のページにて一覧をダウンロードできます。
新聞紙を使った大根の保存方法
新聞紙を使った大根の保存方法を以下に詳しくご紹介していきたいと思います。
葉付きの大根を購入した場合は、まず葉の部分を切り落とします。
葉と根の部分ギリギリで落とすのではなく、2センチほど根の部分も一緒に思い切って切り落とします。
大根の葉っぱはそのままにしておくと、大根の根の部分の水分や養分をどんどん吸収してしまい、大根がしなしなになってしまいます。
ですので葉の部分と根の部分は別々に保存するようにしましょう。
葉を切り落とした切り口は、隙間がないようしっかりとラップで包みます。隙間が空いていると、そこから水分が蒸発していきしなしなになってしまう原因となります。
新聞紙は霧吹きで少し湿らせておき、一本ずつ大根を新聞紙で包んでいきます。
大根に土が付いている場合は、洗わずにそのまま土が付いている状態で新聞紙で包んだ方がより長持ちします。
新聞紙で包んだ大根はポリ袋や保存袋に入れて口をしっかり結びます。
ポリ袋や保存袋に入れた大根は、冷蔵庫の野菜室で保存します。
湿らせた新聞紙で包むことで大根の乾燥を防ぐ役割を果たしてくれているようですね。
常温で保存する際の方法
冷暗所で保存
冷暗所とは風通しの良い日の当たらない場所で概ね気温が１４度以下の場所の事を指します。
発泡スチロールで保存
発泡スチロールで保存する場合には、大根を一本丸々新聞紙で包み発砲スチロールに入れるだけ。蓋を少しずらす事で湿気によるカビの発生を防ぐことが出来ます。
発泡スチロールに入れた大根はおよそ１か月程度保存する事が可能となっており、特に寒い冬などでは２カ月～３か月程度保存する事も可能となっています。
発泡スチロールの保存方法は以下の記事に詳しくまとめてあるので、ぜひ参考にして下さい！
新聞紙を使った大根の保存方法はどれくらい持つ？
切り口をラップで多い、湿らせた新聞紙で包んで袋に入れる事で冷蔵庫でも１週間程度鮮度を保ちながら保存する事が可能となっています。
新聞紙に包むことで、ラップだけの状態やそのままの状態で保存するよりも鮮度が断然変わってきます！次の項目でその違いを写真で比較してみました。
新聞紙で包む大根とそのままの大根を冷蔵保存して比べてみた
新聞紙で包むことで鮮度が維持されると言われていますが、実際どれくらい違いがあるのか、新聞紙に包みポリ袋に入れた大根と、そのままの大根を１０日間冷蔵庫で保存して比較してみました。
こちらがなにも包まずそのまま冷蔵保存した大根の写真です。保存前と10日後の状態を比べてみました。
こちらは新聞紙で包み更にポリ袋に入れた状態の大根の写真です。保存前と10日後の状態を比べてみました。
10日後の2本の大根を並べて比べてみると、全然違いますよね。
大根は水分量が多いため、そのまま冷蔵庫に入れてしまうとどうしても乾燥し水分が抜けてしまいます。
ですが新聞紙に包む事で水分の蒸発を防ぎ、水分量が保持された事で１日目からほぼ変わらない鮮度を維持できている事が分かりやすかったですね！
まとめ
今回は新聞紙を使った大根の保存方法をご紹介させて頂きました！
大根の新鮮さを維持するコツは水分の維持！
そしてその水分を維持するために新聞紙で包んであげると、何もしないまま保存するよりも新鮮さを保ちながら保存できる事が分かりました。
冷蔵・冷凍・常温と様々な方法で長期保存が出来る大根ですが、冷蔵・常温保存の場合は新聞紙を使う事でよりおいしく保存が可能となっています。
是非これから大根を丸々保存したい！という時には一手間かけて新聞紙を使ってみてくださいね。