人参は皮付きのままであれば、冬場など寒い時期は新聞紙に包んで常温などでも長く保存することのできる野菜ですが、皮をむいた場合はどうなるのか、気になる所ですよね。
元々水分や乾燥に弱い食材である人参ですが、皮をむくことで更に傷みやすくなる野菜でもあります。
本来であれば、皮をむいた状態の人参はすぐに使い切ってしまうのがベストですが、今回はそんな人参でも出来るだけ長持ちさせられる保存方法をご紹介します!
ちょっとした手間をかけるだけで、数日から1か月程度まで保存することが出来るようになりますので、是非参考にされてみてください。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
皮を剥いた人参の保存方法
皮を剥いた人参は、キッチンペーパーや新聞紙などで包み更にジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷蔵庫で保存するか、一旦茹でてから冷凍用フリーザーバックに入れて冷凍保存をすることが出来ます。
冷蔵保存
また新聞紙やキッチンペーパー以外にも、しっかりとラップで密着させて包んでも大丈夫です。
包み終えたら、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて出来る限り中の空気を抜いてから冷蔵庫で立てて保存を行います。
冷凍保存
皮を剥いた人参はそのまま保存を行うと乾燥や人参からにじみ出る水分によって傷みやすくなるため、それらを防ぐために冷凍保存を行うことで長く保存ができるようになります。
保存しやすい大きさにカットした後(大きすぎない方がいい)、粗熱をしっかりとって、水分を拭きとってから冷凍用フリーザーバックなどに入れて冷凍庫で保存します。
フリーザーバックなどに入れるときは、出来るだけ人参が重ならないように平らに入れるとより効果的に冷凍をすることが可能です。
皮を剥いた人参の保存期間
皮を剥くことによって、皮付きよりも傷みやすくなる人参ですが上記でご紹介した方法で保存することで冷蔵庫なら4日~5日程度・冷凍保存なら1か月程度保存することができます。
冷凍保存の方が長期的に保存を行えますが、使用するさいに解凍してしまうと人参がブヨブヨになったり食感の変化などを感じやすいため、凍ったまま調理に使う方がいいです。
また冷凍庫で新聞紙やキッチンペーパーで包んで保存する場合は、人参の水分によって濡れる事があると思いますのでその場合は新しい新聞紙やキッチンペーパーに変えて保存を行うようにしてください。
皮を剥いた人参の保存方法で気をつけること
人参は元々水分や乾燥に弱い食材ですが、皮を剥くことによってより一層その影響を受けやすくなります。
そのため、皮を剥いて保存を行う場合は、ラップや新聞紙やキッチンペーパーなどでしっかり包んでから更に空気や冷気に触れないようにジップロックにいれる、もしくは冷凍用フリーザーバックに入れしっかり密封してから冷凍庫にいれるようにしましょう。
冷凍保存を行う場合は、均等に冷凍処理を行うため出来る限り平らにして入れる、更に他の食材への影響をさけるためしっかりと粗熱をとって冷ました状態で冷凍庫にいれるようにするといいです。
また、人参は皮に近い部分に栄養素が詰まっているため、皮を剥いて保存をする場合は出来る限り薄めに皮を剥くと栄養価を残したまま保存することができます。
冷蔵・冷凍どちらも冷蔵庫内の冷気や空気に触れる事で人参の劣化が早まるので、しっかりと密閉し直接触れさせないようにしましょう。
まとめ
今回は皮を剥いた状態の人参の保存方法についてご紹介させて頂きました。
人参はそのまま保存すると人参からにじみ出る水分や冷蔵庫内の冷気などによってあっという間に傷んでいく食材でもあります。
冷凍保存を行うことで、皮を剥いた状態でも1か月近く保存が可能ですが、冷凍を行うと解凍した時に食感が変化するため、使う場合は凍ったまま使用するようにしてください。
冷蔵庫で保存した場合は保存期間はあまり長くはありませんが、鮮度を保った状態で使う事ができるため食感や味などそのままで使いたい場合は、冷蔵保存もおススメです。
皮を剥いた状態の人参はあまり常温保存には適していませんので、保存する場合は冷蔵か冷凍保存を行うようにしましょう。
人参は様々な料理に使うことが出来る万能野菜の一つとなっているため、是非今回ご紹介した方法で無駄なく使い切る参考にしてみてくださいね。