食卓に並ぶ機会も多い代表的な野菜の1つである人参ですが、使用する料理によっては時間がかかる下ごしらえが必要な場合も多いですよね。
一人分を作るにしても、家族分を作るにしても多めに作っておけば、次回また別のメニューにも使えることから下ごしらえをした人参を保存しておきたいもの。
保存が出来れば調理時間も短縮できるけど、味や食感が変わったら困る…とお悩みの方もいると思います。
そこで今回は下ごしらえをした人参の保存方法をご紹介します!
下ごしらえをした人参の最適な保存方法から保存期間、さらに保存の際の気を付けなければならない点などをご紹介しますので、是非参考にされてみてください。
人参保存方法の一覧PDFを無料ダウンロード
人参の保存方法を一覧表にまとめました。印刷してみやすいところに貼っておくと、いつでも保存方法が確認できます。
ぜひ無料でダウンロードしてみて下さい!以下のページにて一覧をダウンロードできます。
下ごしらえした人参の保存方法
冷蔵保存を行えば、下ごしらえを行った時と同様な食感で保存する事ができますし、冷凍保存ならば冷蔵よりも長期に渡って保存することができます。
冷蔵で保存する場合は、下ごしらえ後にしっかりと水分を拭きとってから密閉できる容器に移し替えて冷蔵庫で保存をします。
冷凍庫で保存する場合は、下ごしらえ後にしっかりと水分を拭きとり、冷凍用のフリーザーバックなどに重ならないように人参を入れて密閉し、冷凍保存を行います。
下ごしらえをした人参の詳しい行程や保存方法などはこちらの記事でもご紹介していますので、是非併せてご覧ください。
下ごしらえした人参の保存期間
擦り下ろすなどして下ごしらえを行った場合は、茹でた人参よりも傷みやすくなるため、冷蔵保存の場合は当日か水分をしっかりきって翌日までには使い切った方が安全です。
茹でて下ごしらえを行った人参も、すりおろすなどした人参も冷凍保存を行うことで1か月程度保存を行うことが可能です。
茹でた人参を冷凍保存する場合は、しっかりと水気を切ったあと密閉できるフリーザーバックなどに入れた後、アルミトレーなどに乗せることで急速冷凍を行う事ができます。
人参は水分に弱い食材のため、保存を行う時は出来る限り水分を拭きとったり絞る事で保存期間を延ばすことができます。
下ごしらえした人参の保存方法で気をつけること
人参は水分に弱く、また人参自体からも水分が出やすい食材です。
そのため、茹でたりすり下ろしたりといった下ごしらえを行ったあとは、しっかりと水分を拭きとり汁気を切るなどして、出来る限り水分にさらさないように保存をします。
また人参は乾燥にも弱い食材のため、冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合も空気や冷気に直接触れさせないようにすることで鮮度を守ることができます。
冷凍庫で保存をした場合、冷蔵庫で解凍を行うと水分がでて人参の食感や味などにも変化がおきるため、冷凍保存を行った場合は凍ったまま調理に利用した方が美味しく食べる事ができます。
冷凍保存を行う場合は、一食分ずつ小分けにしてからフリーザーバックなどになどに入れて保存をすると、調理に使う際にも便利ですね。
この場合もしっかり密閉して保存を行わないと、隙間から空気が入り傷みやすくなるほか冷凍焼けを起こし品質に問題が起きる場合もあります。
冷凍庫で保存する場合は、特に期間も長くなりますので、しっかりと密閉できる袋などに入れて中の空気を出来る限り抜いてから保存するようにしましょう。
まとめ
今回は下ごしらえをした人参の保存方法についてご紹介させて頂きました。
下ごしらえをした人参を保存する方法をまとめると以下のようになります。
人参はカットすればするほど傷みやすくなるスピードが速まるので、下ごしらえを行った人参の形状によっては保存期間が短くなる場合もあります。
また一度カットしたり下ごしらえをした人参は常温での保存は向いていませんので、必ず冷凍や冷蔵庫で保存をしましょう。
どの切り方、下ごしらえの仕方にも共通するのは水分をしっかりとふき取ったり切る事と、乾燥対策をしっかり行う事です。
下ごしらえを予め行っておけば、日々の調理の時短にも繋がるため、とっても便利ですよね!
茹でる以外にも、すりおろしたり細かくカットした人参でも同じように冷蔵や冷凍で保存することが出来ます。
煮物や炒め物など加熱処理をする料理の場合、冷凍保存をした後でも解凍せずそのまま使う事ができますので是非、毎日の料理が楽に出来るように今回ご紹介した保存方法や関連記事を参考にされてみてください。